あなたが人から嫌われる理由、嫌う理由

もし

今
あなたが
誰か気に入らない人がいたり

逆に
人から嫌われてしまったり
しているのなら

その原因は
幼少期に受けた心の傷
を何とかするために
対処した思い込みが原因かもしれません。

この幼少期に受けた心の傷を何とかしようとして思い込んだ事が
あなたが
人を嫌ったり
もしくは
人から嫌われる事に繋がっているのです。

それは、どういうことなのか？
そのカラクリを、テープ式心理学の考えを元に、これから書いていきます。

産まれたばかりは、みんな誰しも
繊細なガラスのハートを持った赤ちゃん

当たり前ですが
赤ちゃんと、最初に対面するのが、母親です。

次に、父親、兄弟、祖父祖母など家族
もしくは里親などの養育者の人達です。

赤ちゃんは一人では生きていけません。
必ず誰かの
特に母親の助けが無ければ生きていけません。

必然的に
す
その一番身近な母親、父親、兄弟などの家族の影響を受けながら育って行く事になります。

そして
産まれたばかりは
誰しも
純真無垢な
繊細なガラスのハートを持った赤ちゃんです。

乾いたスポンジのように色んな経験を通じ学んで成長していきます。

ポジティブな事もネガティブな事も吸収して行きます。

産まれて初めての経験は
ほんの些細な事でも
繊細なガラスのハートを持った赤ちゃんにとってはとても印象的だったり重大な事件だったりします。

三つ子の魂100までと言われるように
赤ちゃんから幼少期にかけての経験がその後の人生を左右する事になります。

特に、ネガティブな内容は、心に大きな傷として残ってしまう事があります。
これが、幼少期に受けた心の傷トラウマです。

親がそのつもりでなくても
赤ちゃんにとっては
トラウマレベルの出来事は沢山あると考えられます。

そして、幼いあなたは心のバランスを守るために
こういう時は、こうしなければならないと学習して行きます。

これをテープ式心理学では、
「ガムテープを貼る」と言います。

例えば、
何かネガティブな出来事が起こり
心が傷付き
心のバランスが倒れてしまうのを防ぐために
心を支える為の
つっかえ棒のようなものです。

幼少期は
このつっかえ棒を
ネガティブ共に様々な経験をし、
身近な養育者（親や兄弟など）の言動、立ち振る舞いなどから学び
心のバランスを保つため
沢山くっつけていきます。

これは
〇〇したときはこうすべき！

といった思い込みであり
やがて、その思い込み通りにならない場合、自分が悪いと自己否定に走ったり、その事が出来ていない人に対して、怒りや疑問を覚えるようになります。

つまり、
〇〇出来ない私は駄目な人間だ
〇〇出来ない人は悪い人だといったように、さらなる思い込みをしていくようになります。

心に
「〇〇出来ない私は駄目な人間だ」と
言う意味付けをして
ガムテープに書いてベタっと貼って自問自答して生きている状態です。

この思い込み、意味付けのガムテープは、人により生きてきた環境により様々です。

必然的に、同じ物事に対して人それぞれの見識が変わってきます。

この意見の相違が
ときに、他人との摩擦に発展したりします。

例えば、
あなたが
待ち合わせの時間は正確に守るものだ
という思い込み、考えを持っていたとします。

平気で待ち合わせに遅れてくる人に対して、
「なんで、平気で遅れて来るのか！？」
「待ち合わせに遅れるなんて信じられない！」
と、その相手に対して、疑問や怒りを覚えたりすると思います。

そして、
その人の事に嫌悪感を覚え、
嫌な人と認識してしまうかもしれません。

逆に、相手からしてみたら
少し遅れただけなのに
酷く怒られたり、嫌な顔をされたりしたら、不快感を覚え、あなたの事を嫌いになってしまうかも知れません。

また、あなたが自分の持ち物の
バックやカバンなど
特に気にせず乱雑に扱っていたとします。

バックやカバンをとても大切に扱うものだという思い込みのガムテープを貼ってる人からすれば、
「とても信じられない」
「何を考えているんだ！」
と、場合によってはあなたを叱咤してくる人もいるでしょう。

因みに、私の妻はバックをとても物を大切に扱うので、バックやカバンを雑多に扱っている私は、良く怒られています。

このように
人は生まれてから
経験する様々な事から
こういう時は〇〇すべきといった思い込みにより
起こる物事に対して判断していき
そして、それは人それぞれ生きてきた境遇に違う為、
人の認識のズレが生じ、時には争い、摩擦を生む事になるのです。

もし、あなたが何故か人から嫌われている
もしくは、気に入らない人が多いと感じているのなら
この思い込みのガムテープのことを思い出してみて下さい。

テープ式心理カウンセラーは、この思い込みのガムテープを剥がすお手伝いをしています。

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