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電車は待ったらやってこない
日曜日はちょっと少しだけ遠出をして行って参ったは「海芝浦駅」。この駅はJR鶴見線という神奈川にあるローカル線の終点なのですが、実にすばらしい場所であって、なにが素晴らしいって電車を降りると目の前は海!
「目の前は海!」と言いつつ遠くの方に海がちらりと見える温泉なんてものはたくさんありますが、この距離をご覧下さい。文字通り目の前に広がるは海意外のなにものでもない海。波がホームに打ちつけておるの
心が叫びたがってるんだ。バカヤローッて
『あの花の名前を僕達はまだ知らない。』、通称『あの花』はわりに好きなアニメだった。
引きこもりの男の子(高校生)・じんたんが主人公で、ぐうたらな生活を送る彼のもとにある日、幼なじみで既に死んでしまった女の子・めんまが現れる。彼女の姿を見られるのは、じんたんだけ。めんまは、かつて「超平和バスターズ」と名付けた幼なじみメンバーの集合を望み、じんたんはめんまの夢を叶えるために家を出て仲間集めを始め
硝子屋さんがなくなったから
わたしは昔、カナダのトロントに住んでいたことがあった。全てが祝祭のような短い夏が終わり、秋の紅葉も早々に冬の予感がじりじりと歩み寄ってくる、それはちょうど今くらいの時期だったか、わたしは夢を見た。
わたしは夜のトロントの街をストリートカーに乗って走っていた。わたしが住んでいたダウンタウンのクイーンストリート・ウェストからチャイナタウンを北上し、ヤングストリートりへ。ヤングストリートからドミニ
脈略もなく突然襲われた感じ
わたしはある種のジャーナリズムの世界に少しだけ身を置いていて、それは情報を見つけてきてまとめて発信するという点で見る人にとってはジャーナリズムなのだけれど、大上段からジャーナリズムを構えている人に対しては頭が上がらず、だからこそある種なわけなのだけれど、それでも考えるわけです。情報が飛び出していってその後、わたしはその情報の受け止め方をコントロールできないということを。そして、コントロールできない
もっとみる一つの時代が終わったみたいなそんな感じ
ちょっと気が動転してしまって、コンビニでハイボールを買ってしまったよ。ハイボールは冷たくて、今日もまた夜はやっぱり寒いのであって、だから身体はツーンと冷えていくのだけど、しかし、ちょうど歩道橋を渡っている頃になって温かいものが身体の中を巡っていくのを感じ、それはつまり酔いが回ってきたことを示すのだけれど、すこしふらっとしながらこんなことを思いました。一つの時代が終わったみたいだ、と。
わたし
Adieu au Langage
自然とことば。
映されるものと映るもの。
自己と他者。
形と奇形。
不可視と可視。
感じられぬものと感じられるもの。
表象不可能性と表象可能性。
といった対立構造が乱暴に並べられた形で展開していく映画「さらば、愛の言葉よ」を観てきました。
物語として、この映画は果たして成立しているのかどうかわかりません。
というか、何がなんだかわからない。笑
ゴダールの映画を久しぶりに観て、頭
ボストン美術館 ミレー展
列に並んで何分たったのだろうか、エントランスにさしかかった頃には、すでに日が傾き始めていました。
先日、ボストン美術館ミレー展に行って参りました。「種をまく人」のやつです。
19世紀半ばのフランス・パリは政治的に混乱し、さらにコレラが流行し始めるときでもありましたから、けっこう大変だったんだろうと思います。そんな時に、ミレーは、パリ近郊のバルビゾンというところに家族で疎開します。森はどこまでも