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「必殺技」のその先へ〜新著発刊&先行販売のお知らせ〜


11月1日(水)に
新著「ひと言でまとめる技術 言語化力・伝達力・要約力がぜんぶ身につく31のコツ」
https://amzn.asia/d/g0dMOqO
がアスコムから発売となります。既にAmazonの予約サイトも公開されました。もちろん全国の書店さんで予約も可能です。
この本をひと言でまとめると、
「言いたいことを、ひと言でまとめるための本」です。

前著「つながるための言葉」は、「言葉の心構え」に主眼があったのに対し、今回はとにかく「言葉を短くひと言でまとめる」という現代ビジネスパーソンにとって必須のスキルに焦点を当てました。
コピーライターの思考法、方法論を一般化してお伝えできるのではないかと考えています。

なぜ、こういった本を書くことになったのか?

前著を出してから全国の書店さん152店舗を、自作のPOPを持って自分の足でまわりました。
さらに「トークLIVEツアー」と題して全国12ヶ所(東京、大阪、京都、湘南、福岡、兵庫、熊本、宮崎、鹿児島、群馬)
でイベントをやらせていただきました。
それはとにかく「自分の本がどう売られているのか見てみたい」「読み手の気持ちを直に感じたい」
という思いからでした。

おかげさまで多くの読者さんから直接、良い言葉をいただきました。
同時に、各地域の読者さんに少なからず言われた言葉があります。

「必殺技はないんですか?」
「必殺技を探しているのですが…」

必殺技…?
どうやらそれは、即効性があって、すぐに目の前の仕事やコミュケーションを解決できる何か、という意味でした。

本を書く前も、書いてからも、巷の書店の棚を埋め尽くした
「バカでもやれる」
「猿でもできる」
「頭をつかわずに誰でもできる」
といった類の、読者との信頼関係が破綻したタイトル群にうんざりしていました。

「いや…そんな浅薄なものは僕は書けませんよ」
と、心の中で何度呟いたことか。

そんな中、アスコムの編集者柿内さんと大住さんとの出会いがありました。
僕が抱えていたモヤモヤを素直に話すと、

「世の中の人は、きっと他人が思う以上に言葉や人間関係に悩みを抱えているんです。それは、これまでも、これからも、もしかしたら永遠に解決しないかもしれません。でも、勝浦さんの本を読んで確信しました。勝浦さんなら、そんな今を生きる人々の気持ちに寄り添った役に立つ本を書くことができます。いっしょにやりましょう」

それから、大住さんと二人三脚で納得いくまで構想に時間をかけ、
一般化できる技術や思考法を突き詰めていったものが本書になります。

ウルトラマンや、仮面ライダーや、ドラゴンボールの孫悟空でもアベンジャーズの一員でもない私が、紆余曲折が続くコピーライター人生のなかで編み出し、命綱にしてきた「必殺技(のようなもの)」が、少しでもお役に立てれば幸いです。

そして「必殺技」を手に入れて、仮に目の前の「何か」を倒したとしても
その先がだいじなのだと思います。
戦うべき相手がいなくなったらヒーローはヒーローでなくただの一般人になります。
「白鯨」のイシュメルは、モビー・ディックがいなくなったあと、急速に老いていきます。

でも、実際は現代を生きる我々にそんなことはなく、無限に敵は生まれます。
自分の心が産むのです。
必殺技の、その先へ行きましょう。

最後にひと言。

ぜひ、読んでくださいね!

勝浦

P.S.
今回はめったにない試みですが10月21日(土)から下記全国8書店さまで先行販売を行う予定です。
お近くの方は、昔のジャンプみたいに普通よりちょっと早く読んでみてくださいねー!
紀伊國屋書店大阪京橋店/カルコス穂積岐阜/紀伊国屋書店セブンパークアリオ柏店/ジュンク堂柏モディ店/未来屋書店アシーネ金沢八景店/丸善多摩センター店/ジュンク堂なんば店/紀伊國屋書店梅田店


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