勝浦雅彦

コピーライター&CMプランナー。著書「つながるための言葉」発売中→http://tsu…

勝浦雅彦

コピーライター&CMプランナー。著書「つながるための言葉」発売中→http://tsunagarutamenokotoba.com ぜに屋、香取慎吾GM、森永ぺこぱABCZ、羽生結弦PG、櫻井翔ゼリー三井制作。 宣伝会議講師&審査員/久留米法政非常勤講師/つくる人の会主宰

最近の記事

ものづくりの瞬間

おかげさまで、誕生日を迎えることができました。 恒例の誕生日前の健康診断では、特に数値に異常はなかったんですが、 視力が右が1.2、左が0.5といういわゆる不同視になっていました。 どうりで、なんか夜になると疲れるわけだ…。 こういう二つの視点がズレたまま進んでいくしかない状況は、 いま、僕らが直面している複雑化していく仕事の事情にも似ている気がします。最終的には「えいや」で強引に合わせていく、と。 誕生日の前日は、某テレビ局でドラマ絡みの撮影をしていました。 ふだんTV

    • 「心の内に」

      本年もどうぞよろしくお願いします。 昨日までしっかり運動をしていたので、今年の元旦は休養日としてゆっくりTVでも見ようかと思ったら、能登半島の地震…。どうぞ被災地のみなさま、ご無事でありますように。 さて、昨年はひとつのクライアントの7つのサービスラインの企画を全て1人で担当し、また新しい種類の仕事を始め、新著も発刊し、と濃い一年でした。が、「新しい仕事」の部分がまだまだ足りていないので、今年はそこを重点的にやっていこうと考えております。あと「1人で担当」ってのも手放しで

      • 新著書がくる!最終回〜バナナストローの12月〜私の医療事故 後日談②〜

        こんにちは!勝浦です。 本日11月1日(水)に発刊する新著「ひと言でまとめる技術」 その完成までの軌跡をコラムで連載しています。 amzn.asia/d/g0dMOqO 最後のコラム内容をひと言でまとめると、 「何事も学びに変えていこう」です。 (前回からのつづき) 目の前に現れたのは、医療ミスを犯した女性看護師でした。 ぼんやりとした記憶の中で手術の直前にカテーテルを誤って挿入したその顔が、ハッキリとした輪郭を伴って浮かんできました。 「この度は…私のミスでこのよう

        • 新著書がくる!12〜バナナストローの12月〜私の医療事故 後日談①〜

          こんにちは!勝浦です。 来る11月1日(水)に発刊する新著「ひと言でまとめる技術」 その完成までの軌跡をコラムで連載しています。 amzn.asia/d/g0dMOqO 今日のコラム内容をひと言でまとめると、 「何事も学びに変えていこう」です。 前著の出版直前に、僕は医療事故に遭いました。 ここ一年で読者になった方は知らないと思いますが、 「バナナストローの12月」とは、その医療事故の際に書いたコラムのタイトルです。なんでこのタイトルかは読み進めていけばわかります。 安

        ものづくりの瞬間

          新著書がくる!11〜ツアーはアツーい〜

          こんにちは!勝浦です。 来る11月1日(水)に発刊する新著「ひと言でまとめる技術」 その完成までの軌跡をコラムで連載しています。 amzn.asia/d/g0dMOqO 今日のコラム内容をひと言でまとめると、 「ツアーはアツーいよ!」です。 前著を出したときに、トークLIVEツアーと題して、 全国をまわりました。 あらためて、その会場を列挙させていただきます。 「つながるための言葉」2022トークLIVEツアー 全国13ヶ所 青山ブックセンター 下北沢B&B 宮崎市

          新著書がくる!11〜ツアーはアツーい〜

          新著書がくる!⑩〜執筆は答え合わせじゃないよ絶対〜

          こんにちは!勝浦です。 来る11月1日(水)に発刊する新著「ひと言でまとめる技術」 その完成までの軌跡をコラムで連載しています。 amzn.asia/d/g0dMOqO 今日のコラム内容をひと言でまとめると、 「執筆は答え合わせじゃない」です。 あなたが一冊本を書いたとします。 そして、二冊目を書くとします。 その二冊目を書きながら何度かこう思うかもしれません。 「あれ?前の本でもこの話をしてたっけ?」 「あれ?前の本とこの内容、矛盾してないか?」 「このくだり、前

          新著書がくる!⑩〜執筆は答え合わせじゃないよ絶対〜

          新著書がくる!⑨〜資料ははらわた〜

          こんにちは!勝浦です。 来る11月1日(水)に発刊する新著「ひと言でまとめる技術」 その完成までの軌跡をコラムで連載しています。 amzn.asia/d/g0dMOqO 今日のコラム内容をひと言でまとめると、 「資料はだいじだよ」です。 ビジネス関係の書籍を執筆する上で、 資料をまったく読まない人はいないでしょう。 文芸なら自分の想像の世界で、 完結できるかもしれませんがビジネス書は先行文献や最新データが「説得力」として必要になります。 今の時代、ネット検索でだいたい

          新著書がくる!⑨〜資料ははらわた〜

          新著書がくる!⑧〜職業としての執筆〜

          こんにちは!勝浦です。 来る11月1日(水)に発刊する新著「ひと言でまとめる技術」 その完成までの軌跡をコラムで連載しています。 amzn.asia/d/g0dMOqO 今日のコラム内容をひと言でまとめると、 「職業として書く」です。 本を書くと、よく質問されるのが、 「どれくらい時間をかけて書いたんですか?」 というもの。 これまでお伝えしてきたとおり、 本を書くという行為には、企画から執筆までいくつかの段階があります。 多くの方が「具体的に書く」執筆に時間をかけてい

          新著書がくる!⑧〜職業としての執筆〜

          新著書がくる!⑦〜放置プレイと削り芸〜

          こんにちは!勝浦です。 来る11月1日(水)に発刊する新著「ひと言でまとめる技術」 その完成までの軌跡をコラムで連載しています。 amzn.asia/d/g0dMOqO 今日のコラム内容をひと言でまとめると、 「編集者の芸風は千差万別」です。 これまでのコラムで、 「前著の担当編集者さんは、基本放置だった」 ということを書いてきました。 もちろん、これは悪い意味ではなく、 「納得のいくものが書けるまで待ちますよ、 できたら送ってください。楽しみにお待ちしております」 と

          新著書がくる!⑦〜放置プレイと削り芸〜

          新著書がくる! ⑥〜書くという競技〜

          こんにちは!勝浦です。 来る11月1日(水)に発刊する新著「ひと言でまとめる技術」 その完成までの軌跡をコラムで連載しています。 amzn.asia/d/g0dMOqO 今日のコラム内容をひと言でまとめると、 「書くことは競技である」です。 コピーライターが本を書くと、 「ああ、ふだんから文章を書いているから、本を書くのも得意なんだね」 といった反応を受けます。 でも、これは少し短絡的。 コピーライターは、基本的にキャッチコピーと、せいぜい400字くらいのボディコピー、

          新著書がくる! ⑥〜書くという競技〜

          新著書がくる! ⑤〜反省は最高の教師〜

          こんにちは!勝浦です。 来る11月1日(水)に発刊する新著「ひと言でまとめる技術」。 その完成までの軌跡をコラムで連載しています。 amzn.asia/d/g0dMOqO 今日のコラム内容をひと言でまとめると、 「反省は最高の教師」です。 今回本を書くにあたって、前回の反省を徹底的にしました。 そして、その反省を箇条書きにしてまとめて机の前に貼っておきました。 ①企画の骨子は動かさないが、書き方や順番は柔軟に変える →前回は、「編集会議で決めた内容をとにかくぶらさずに

          新著書がくる! ⑤〜反省は最高の教師〜

          新著書がくる!④〜一度でもやり抜けば〜

          こんにちは!勝浦です。 来る11月1日(水)に発刊する新著「ひと言でまとめる技術」。 その完成までの軌跡をコラムで連載しています。 今日のコラム内容をひと言でまとめると、 「一度でもやり抜いた人は信頼される」です。 新しい本を書くことになりましたが、 初めて本を書いた前回と決定的に違う点がありました。 それは「一度、本を完成させた」という事実です。 これ、実はとても重要なのです。 なぜなら、本を書くというのはけっこう時間も手間もかかるプロジェクトなので、少なからず「

          新著書がくる!④〜一度でもやり抜けば〜

          新著書がくる!③〜のせられてしまった〜

          こんにちは!勝浦です。 来る11月1日(水)に発刊する新著「ひと言でまとめる技術」 その完成までの軌跡をコラムで連載しています。 今日のコラム内容をひと言でまとめると、 「のせられてしまった」です。 さて、編集者との出会いを経て、新しい本を書くことが決まりました。 本を書くときにいちばん大事なのは、 「企画を決めること」です。 企画とは、 ①テーマはなにか ②カテゴリーはなにか ③誰に向けて書くのか ④今回達成したいことはなにか ⑤一番残したいものはなにか …を決

          新著書がくる!③〜のせられてしまった〜

          新著書がくる!②〜必殺技はないですか?〜

          こんにちは!勝浦です。 来る11月1日(水)に発刊する新著「ひと言でまとめる技術」。 その完成までの軌跡をコラムで連載しています。 今日のコラム内容をひと言でまとめると、 「必殺技」についてです。 前著「つながるための言葉」を出版してから、 トークLIVEツアーと称して、東京を皮切りに全国12カ所でトークイベントを行ったわけですが、その際に、少なからぬ人々に言われた言葉。 それが「必殺技はないですか?」でした。実は一般の読者さんだけでなく、下記の下北沢B&Bでのイベントで

          新著書がくる!②〜必殺技はないですか?〜

          新著書がくる!①〜書くきっかけ〜

          こんにちは!勝浦です。 11月1日(水)に、新著「ひと言でまとめる技術」が全国の書店、 アマゾンで発売することになりました。既に予約できます。 そこで発売日まで、新しい本を書くことになった経緯や、 書く上で考えたことなどを、つらつらと連載していこうと思います。 今日のコラム内容をひと言でまとめると、 「書くきっかけ」です。 書店に並んでいる本はひとりで勝手に出版できません(自主出版は除く)。必ず「いっしょに本をつくりましょう」と言ってくれる誰かがいないと出すことはでき

          新著書がくる!①〜書くきっかけ〜

          「必殺技」のその先へ〜新著発刊&先行販売のお知らせ〜

          11月1日(水)に 新著「ひと言でまとめる技術 言語化力・伝達力・要約力がぜんぶ身につく31のコツ」 https://amzn.asia/d/g0dMOqO がアスコムから発売となります。既にAmazonの予約サイトも公開されました。もちろん全国の書店さんで予約も可能です。 この本をひと言でまとめると、 「言いたいことを、ひと言でまとめるための本」です。 前著「つながるための言葉」は、「言葉の心構え」に主眼があったのに対し、今回はとにかく「言葉を短くひと言でまとめる」という

          「必殺技」のその先へ〜新著発刊&先行販売のお知らせ〜