見出し画像

家と貯金と愛と家族

誰かさんA「お金があるとして・・・」

誰かさんB「じゃぁ、愛はないってこと?」

誰かさんA「まってまって、そうじゃなくて、お金があるとして、そしたら愛があって、貯金もあって、家族ができて、家が建つと思わない?」
     


誰かさんB「そうかしら?きっと順番的には、愛があって、家族ができて、お金があるとしたら貯金があって家が建つと思うんだけど?」


誰かさんC「いやいや、よく考えてみてよ。家族があるからこそ愛になって、貯金があって初めて、お金を感じるんじゃないの?それで家でも建てようかって感じじゃない?そうでしょ?えっちがうの?」


誰かさんD「みんな何いっちゃってんのさ。お金がなくとも家を建てれば、愛も家族もついてくるってもんなの。そう決まってるの。」


誰かさんD「お金と同じくらい、家も重たいよね。」

誰かさんA「はーい?」

誰かさんD「だから、家は資産なんだから重たいじゃん。いろいろと。感情的にも。」


誰かさんC「そうそう。貯めればいいってもんじゃないのよ。どうせ死ぬ時は、何も持っていけないし、お金なんて、あってもなくても、心がすっからかんなんだから。どこかの観光地で撮り溜めた写真だって同じよ。」



誰かさんB「そうならないために、蓋のような愛があるんじゃない。馬鹿ね。」 

  
   
     

     




ランドリー・・・

どこか懐かしさを感じる、帰る場所としての「 写真 」「 道具たち 」を扱っております。


 [ ものがたり ] 盆暮れ正月となれば、何かをするためというわけでもなく、とりあえず帰ろうとする。でも「 帰ってきた 」と、心から深くそう感じられる場所へ、ふと帰りたいと思って振り返った時には、いつの間にか、もうその場所はどこにも無いと気づくこともある。そんな時に、何気なく撮っていた一枚の写真がその役割を果たす時があるように、家のどこかでなにか見覚えのあるような道具たちも、心の帰れる場所があるのでは?と思ったのでした。みなさんにとっての「ただいま」を、感じてもらえる体験となれたらと思います。


https://dagarossi.base.shop/






この記事が参加している募集

#これからの家族のかたち

11,413件

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?