物語と一緒に大人になった: 小学3年生と『てぶくろをかいに』
小学校の3年生の教科書に『てぶくろをかいに』が収録されており
担任が金の星社から出ている
いもとようこさんの挿絵の 『てぶくろをかいに』の絵本を
読んで見せてくれました
「それが出会いで、作品に一目惚れしました。」
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何もかもが好きで
とても惹かれ
親に頼んで買ってもらい
家で繰り返し暗記するほど読んで
それでも飽きることは無く今に至る
捨てようと思ったこともなく本棚にあります
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ちっちゃな狐が間違っちゃったけども、無事に手袋買えるというお話は
子どもとしてはドキドキハラハラするわけですし小狐に感情移入もする
一方で手袋売ってくれる側の帽子屋の様子
母親の狐の「ほんとうに人間はいいものかしら。ほんとうに人間はいいものかしら」という問は
作品をより立体的にしてリアリティが増しています
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この作品について、いもとようこさんの差し絵の絵本で
私はイメージしているんですけれども
嫌な点が一つもないんです
それくらい自分と一体化してしまっている
小学校の3年、9歳ぐらいからずっとこの作品が共にある
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心の中の一部にこのお話が確かにあるわけです
どのように影響を受けたのかというよりは
この本と一緒に大人になったとしか言いようがない
自分の一部になっているので
当然価値観とか何を美しいと感じるかということにも影響を与えています
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