「読売新聞の支配」と日航機事故
茂木誠氏と、山口敬之氏が、YouTubeで読売新聞の悪口をいっぱい言っていて、楽しい。
あの新聞の正体/山口敬之さんに聞く03(もぎせかチャンネル 2024/6/12)
先月、茂木氏の新刊が、読売新聞から広告拒否された(わたしもそのことをnoteで記事にした)。それに対する茂木氏の仕返しだろう。
きのうアップされて、すでに5万回視聴を超える人気だ。
読売を大きくした正力松太郎はCIAのスパイ(コードネーム「ポダム」)だったこと、その正力の後継者が渡辺恒雄・現主筆であること、岸田首相は渡辺の後ろ盾で延命していること。
まあ、ここらは、日本人の常識(あるいは常識とすべきこと)と言っていいだろう。
わたしが知らなかったのは、渡辺恒雄氏の盟友といわれた中曽根康弘に関する話。
中曽根が首相だった1985年、プラザ合意(9月22日)で円の切り上げを呑まされたことと、その1カ月前の日航機墜落事故(8月12日)に、関連があるのではないか、と。
アメリカからの独立を求め、「自主憲法」を強く主張していた右翼の中曽根が、なぜプラザ合意のような売国的なことをしたのか、と茂木氏が疑問を呈する。(プラザ合意は、日本の長期不況の起点という説がある)
それに対して、山口氏はこう話す。
日航機事故は整備ミスが原因とされるが、TBSで事故を取材した山口氏は、
「空対空ないし地対空ミサイルで撃たれたとするとあり得るよね。整備ミスってのはもう絶対ない、という証言を、ぼくはたくさん得ている」
ーーと(動画16:08あたり)。
米軍が、中曽根への脅しのために、民間機を落とした?
あるいは、米軍か自衛隊が起こした事故を隠蔽するために、アメリカに協力せざるを得なかった?
そういうことを想像させる言い方だ。
典型的な「陰謀論」だが、面白い。
このシリーズ、まだ続くようだが、わたしとしては、山口氏がいたTBSふくめ、朝日・毎日等も結局は「読売体制」を補強している、その日本のマスコミ全体の仕組みと、それを成り立たせている「陰謀」を知りたい。
まあ、動画のなかで、山口氏が冗談めかして言っているように、このあたりを突いていると、いずれみんな「殺される」ことになりかねないが。
<追記6月14日>動画は非公開に
14日14時過ぎ、茂木氏は新しい動画を投稿し、「山口さんとの動画は非公開にした」と知らせた。BANされたのではなく、「中の人」から「これは危ない」と忠告されて、自主的に公開をやめたという。
山口さん動画非公開の件(もぎせかチャンネル 2024/6/14)
下の別の動画では、「相手が本気で怒っているという話が来ている。山口さんにも迷惑が及ぶので」非公開にした、と発言している(動画4:30あたり)。
もぎせかチャンネル がライブ配信中!(もぎせかチャンネル 2024/6/14)
<追記6月16日>
日本テレビ、取締役会に全く出席せず反対票も多い渡辺恒雄さん(96)の取締役再任を平然と提案
<参考>