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ベトナム伝統料理Chả cá Lã Vọngチャーカーラボン


はじめに


今日は、ベトナムの伝統料理「Chả cá Lã Vọng」チャーカーラボンについて、お話ししたいと思います。味付けした魚を炭火焼した後、油で揚げたハノイの名物料理の一つです。香ばしい香りとスパイシーな風味が絶妙の伝統料理です。

チャーカーラボンは、ハノイの旧市街のチャーカー通り(以前のハンソン通り)14番にあるドアン家の秘伝として守られてきた料理で、現在の通りの名前は、この料理から付けられているそうです。

これも、付けダレのベトナム人のおすすめに、私の苦手な、あるひとつがあり、10年経っても、なかなか、好きになれない、もの、書きづらい一部があります。「Mắm tôm」マムトム。。。これは、ベトナム人の女性は、特に、大好きだと聴いています。これも、書いていきます。

1. Chả cá Lã Vọngチャーカーラボンの特徴


Chả cá Lã Vọngチャーカーラボンは、魚のフィレを主食材としたベトナムの伝統的な料理です。この料理の最大の特徴は、ターメリックで、黄色く染められた、魚のフィレと、ディルや春のタマネギなどのハーブとともに焼かれることです。

香ばしい香りとスパイシーな風味が絶妙に組み合わさり、多くの人々を魅了しています。

2. 地域性と歴史性


この料理、チャーカーラボンは、ベトナムの首都ハノイを代表する料理として知られています。特にハノイの古い地区にある「Lã Vọng」の家での提供が有名で、多くの観光客がこの家を訪れています。そのため、料理の名前にも、この家の名前が、冠されています。

このお家では、数世代にわたってこの料理の調理法が受け継がれてきました。伝説によれば、この家の先祖はある日、夢の中で、神から、この料理の調理法を教えられたと言われています。

3. チャーカーラボンの作り方

魚のフィレはまず、ターメリックや他のスパイスで数時間マリネされます。その後、熱したパンで両面を焼きます。焼き上がった魚は、ディルや春のタマネギとともにさらに焼かれ、香ばしい香りを放ちます。

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①魚の選び方

使用する魚は新鮮なものを選びます。特に、肉質がしっかりとしていて、臭みが少ない白身魚がおすすめです。ベトナムでは、スネークヘッドフィッシュやキャットフィッシュがよく使用されますが、日本では鯛や鰆などの白身魚が適していると思います。

②下ごしらえ

魚は骨を取り除き、3cm幅のフィレに切ります。
フィレになった魚は、水でよく洗い、キッチンペーパーで水分を取り除きます。

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➂マリネの下準備

ターメリック、にんにく、生姜、魚醤、砂糖、唐辛子をフードプロセッサーでよく混ぜ合わせます。

④魚のマリネ

切った魚をボウルに入れ、先ほどのマリネ液をよく混ぜながら加えます。
マリネ液が魚によく染み込むよう、冷蔵庫で数時間、または一晩漬け込みます。

⑤調理

フライパンや鉄板を中火で熱し、少量の油をひきます。
マリネした魚を入れ、両面を焼きます。
魚が焼けたら、細切りのディルや春のタマネギを加え、さらに焼きます。この時、魚と野菜がよく混ざり合うように、軽く混ぜながら焼きます。

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⑥盛り付け

焼き上がった魚と野菜を熱々の状態で皿に盛り、好みでレモン汁や唐辛子、ヌクマム(魚醤)をかけて食べます。

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このように、Chả cá Lã Vọngチャーカーラボンは、伝統的なベトナムの料理であり、その調理方法や食材の選び方にも独特の特徴があります。新鮮な魚と香り高いスパイス、ハーブを使用することで、独特の風味と食感を楽しむことができます。

4. 食べ方

Chả cá Lã Vọngチャーカーラボンは、通常、米麺(ブン)、ピーナッツ、マムトムMắm tôm(エビソース)、ヌクマム(魚醤)とともに供されます。

魚を米麺、ブンの上にのせ、ヌクマムや他の調味料をかけて食べます。また、生のハーブ、レタスなど、を添えて、さっぱりとした味わいを楽しむこともできます。 初めて食べた時、「Chả cá Lã Vọng」チャーカーラボンって、ホントに美味しいって、ヌクマム(魚醤)につけて、食べるのが、私は、大好きです。


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ところが、「Mắm tôm」マムトムを付けダレで食べないと美味しくない、どうして?と必ず、聞かれるの苦痛です。。。

とにかく、「Mắm tôm」マムトムにつける「Chả cá Lã Vọng」チャーカーラボンが、最高に美味しいそうです!

5.付けダレの「Mắm tôm」マムトムについて


Mắm tôm マムトム
は、ベトナムの伝統的な「moi」モイという小さなエビ発酵食品で、特にベトナム北部で人気があります。
Mắm tôm マムトムの特徴、歴史、そして作り方について、書いていきます。

①特徴

使用
Mắm tôm マムトム
は、「moi」モイという小さなエビが使用されベトナムの伝統的な料理、特に「bún đậu mắm tôm」「chả cá Lã Vọng」などの料理に使用されます。
風味
Mắm tôm マムトムは独特の強い香りがあり、柑橘類の果汁や白ワインと混ぜて使用されることが多いです。
信仰
ベトナムの信仰によれば、Mắm tôm マムトムは、悪霊を追い払う効果があるとされています。そのため、家に、Mắm tôm マムトムを置いておくと、悪霊が近づかないと信じられています。

②歴史

起源
Mắm tôm マムトムは、ベトナムの伝統的な食文化の一部として長い間存在しています。特に北部地域での人気が高いです。
分布
Mắm tôm マムトムは、ベトナムの海岸沿いの村々で、家族経営の小規模な生産者によって、作られています。
それぞれの地域には独自の製造技術と品質があります。

➂作り方

材料
主に「moi」という小さなエビが使用されますが、他の種類のエビも使用されることがあります。
製法
生のエビを細かく砕いたり、すりつぶしたりして、塩を加えて発酵させます。その後、日光にさらして水分を飛ばし、6ヶ月から1年間熟成させます。
保存
Mắm tôm マムトムは、適切に保存されないと容易に腐敗する可能性があります。そのため、使用する前に必ず品質を確認することが重要です。

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Mắm tôm マムトムは、ベトナムの文化と深く結びついており、その独特の風味と香りは多くのベトナム人に愛されています。

5. チャーカーラボンの人気度


ベトナム国内はもちろん、海外でも非常に人気のある料理です。特にハノイを訪れる観光客の間で、この料理を試すことは「ハノイ観光のマストアイテム」とも言えるほどです。

その独特の風味と香りは、一度、食べたら忘れられない美味しさとして多くの人々に、愛されています。

以上が、Chả cá Lã Vọngチャーカーラボンのお話しでした。この料理はベトナムの伝統と文化を感じることができる一品であり、ベトナムを訪れた際には、ぜひとも、味わってみて頂けると幸いです。そして、「Chả cá Lã Vọng」チャーカーラボンと「Mắm tôm」マムトムも、セットで、お試しいただけると、嬉しいです。

お読みいただいて、本当にありがとうございます。


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