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考えすぎることについて

目次
はじめに
1.考えすぎると良くないときが
  多いのだろうか?
2.考えるなと思考をとめてみること
3.考えすぎることで頭が疲れてしまう
4.私のこのことのトラウマは?


私は考え過ぎるくらいに「考えることにこだわる」ところがあります。自分自身のことについてわからないことが多いですが、最近ではそのこと自体のこだわりをそっとしておいた方が良いように感じています。

1.考えすぎると良くないときが多いのだろうか?

「考えすぎる」という行為は、もちろん、個々の状況によると思います。一部の状況では、詳細な思考や深く考えることが有益で、より良い解決策を見つけるために必要だとも思います。一方で、考えすぎはストレス、不安、またはパライシス・バイ・アナリシス(分析による行動不能)を引き起こす可能性もあるでしょう。

例えば、選択肢を考慮する際、全ての可能性を徹底的に考えることはしばしば助けになります。しかし、一方で考えすぎると決断が難しくなる可能性もあります。これは「選択肢のパラドックス」とも呼ばれ、選択肢が増えるほど、人々は選択によりストレスを感じ、最終的には満足度が低下するという現象を指します。

さらに、過度に心配することは不安やストレスを引き起こし、精神的な健康に悪影響を及ぼすことも十分に承知しています。
 不必要なまでに、自然災害や未来を心配して、無駄に心配することは、問題解決に役立つ代わりに、自分を不安や恐怖のサイクルに引き込む可能性があります。

考えすぎることが良くないときが多いかどうかは、もちろん、具体的な状況と個々の反応によるところが大きいです。考えることは大切ですが、適度なバランスを保つことが重要だと毎日自身に言い聞かせています。


2.考えるなと思考をとめてみること

考えることを一時的に停止する、すぐに停止できないときは、私自身の自己の思考を観察することをやっています。実は、私はこの思考を止めること自体にとても抵抗があります。私の場合は、恐怖心となり合わせだからです。思考を止めることは、不安やストレスの軽減、集中力の向上、心地よいリラクゼーション状態の促進、そして全体的な精神的な健康と幸福感の向上に寄与することが示されています。自分の思考パターンを理解し、思考をコントロールする能力を向上させることにもとても関心を持っています。

これは「全く考えない」こととは異なると思います。これはむしろ、自己の思考を意識的に観察し、その影響を受けずに存在する能力を養うことを目指しています。これにより、不要なまたは有害な思考パターンから解放され、より健全で有益な思考に向かうことができると思います。私の場合は単純に頭を休めたい、脳を休ませたいだけだと感じるからだと思います。

最近の私は「考えるな」と思考を止めてみる練習をしているような感じです。やってみていると、スムーズに出来るのになってきて、頭が疲れにくくなるのを感じています。


3.考えすぎることで頭が疲れてしまい、時間を浪費して手元の仕事が進まずやる気もなくなる

私の場合には、考えすぎることで効率が悪くなり、頭が疲れてしまい、時間を浪費して手元の仕事が進まなくなることが良くあります。

調べてみると「パライシス・バイ・アナリシス」(分析による行動不能)と呼ばれる状況になります。考えすぎて、自身の実際の行動が滞ってしまうのです。この問題に対処するために、次のようなアプローチが有効であると整理したいと思います。

  1. タスクを細分化する
    タスクを小さな部分に分割すると、それぞれの部分が達成可能で手頃なものに見えます。これにより、全体としてタスクが圧倒的に見える場合の分析麻痺を緩和することができます。

  2. 決定するための時間を設定する
    ある問題について考えるための具体的な時間枠を設定します。その時間が来たら、持っている情報に基づいて最善の決定を下すか、必要なアクションを取ります。

  3. 完璧主義を手放す
    すべての事象が100%完璧になることは稀です。私の場合は会計や数値や財務の計算の仕事もやっているので、100%完璧にすることもとても大事なことになります。ただ、ここでのテーマの意味合いは、違っています。
    完璧主義はしばしば考えすぎと手間取りを引き起こします。80/20ルール(パレートの原則)はみなさん良くご存じだと思います。努力の20%が結果の80%を生むという考え方です。

  4. 自己認識をする
    「考えすぎて」いると気付いたら、一歩後退というか、すぐ今の時点で深呼吸をし、その瞬間を認識するようにします。これは、最初をとても難しく感じました。パターンを把握し、それに対処するためにどうしたら良いか道を探っているような感じです。


※目次をタイトル挙げして書きはじめましたが、長くなりそうで、次回に続きを書きたいと思います。

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