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「0円で生きる」からの思考1

2021/6/20

社会迎合

資本主義に賛同する思想ばかりではなく、反資本主義の思想に触れることで、資本主義を客観的にみることができる。

反資本主義を叫んでいても、結局、この世界は、資本主義なのだから、著者も資本主義の住人である。

同じだな。

湯浅も、社会に、自分のおもいを叫んでいても、結局は、その社会の住人で、その社会の中でしか生きられない。

その社会を迎合していくしかない。

シェアと互酬

現代は、シェアハウス・カーシェア・クラウドファンディング・シェアスキルなどのシェアリングエコノミー( 共有型経済 )が広がっている。

これは、" シェア = 共有 " という概念であるから、一見すると、互酬と捉えるかもしれない。しかし、ここには、資本経済が根付いている。無料ではないのだから、そこには、経済的合理性が働いている。自分が使ってない空間・モノ・お金・時間の無駄を失くし、いかに、有効活用していくかである。

シェアという言葉が付いていても、互酬の概念は存在しない。すべては、資本主義のシステムに組み込まれてしまう。

互酬は、どこに存在しているのか?

田舎である。田舎では、地域のコミュニティーが強い。村八分という言葉も存在する。そして、そこには当然のように、人間関係の煩わしさも内包されている。

結局は、「お金でドライに解決するか?」「面倒な人間関係を保つか?」いづれかの選択しか、我々には用意されていないのが、現代社会だ。


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