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ユーロコーチとの日々

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ヨーロッパ出身のコーチとの仕事の中での発見や学びをまとめています。 心がけているのは違いを受け入れること。
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ユーロコーチとの日々「日本人はなぜ嘘をつくのか?」

ユーロコーチとの日々「日本人はなぜ嘘をつくのか?」

ヨーロッパ出身のコーチと仕事をしていると、新しい気づき・発見がたくさんあります。
毎日のようにWhy? Why? Why?と、なぜなぜ攻撃にあいます。

2018-2019シーズンに、ともに戦ったセルビア人コーチ「ミオドラグ・ライコビッチ」
セルビア共和国は人口900万人という国ながら、旧ユーゴ時代からバスケ界では強豪と呼ばれる国です。

僕よりも導火線が短い時限爆弾のようなヘッドコーチでした。

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ユーロコーチとの日々2「本音と建て前」

ユーロコーチとの日々2「本音と建て前」

ヨーロッパ出身のコーチと仕事をしていると、新しい気づき・発見がたくさんあります。
毎日のようにWhy? Why? Why?と、なぜなぜ攻撃にあいます。

19-20シーズンよりストークスの指揮をしている「マティアス・フィッシャー」ヘッドコーチ。

彼にこう聞かれたことがあります。

嫌なことには嫌というし、

嫌いな奴に好かれようとは思わない。

相手に同じように思われてもかまわない。

いかにも

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「They」ではなく「We」

「They」ではなく「We」

毎日、難しい状況が続いています。

いつも通りにできない方、いつも通りにしなきゃいけない方、いろんな立場があるでしょう。

どんな組織においても、どんなシーズンでも、全員がひとつになり、同じゴールに向かっていくことの難しさを感じることがあります。

チームにおいても、試合に勝つという共通目的があったとしても、強烈な個性を持った選手たちを、同じ方向に導くことは簡単ではありません。

それに加え、組織

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