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新国立劇場バレエ団「ジゼル」、からの「バレエのダメ男たち」とは?
11月12日午後18時、ついに始動した発表会の振り写し2回目の直後に私はこれをしたためている。
自らの動画を見て、肉体的にも踊り的にもスーパーモデルと肉まん、天使と土俵入り程の余りの違いに嫌気がさしながらも、素晴らしかった新国立劇場バレエ団「ジゼル」(10/22 マチネ)の記憶が薄れないうちに書き留めようと思う。
あらかじめ断っておくが、私はTwitterのバレエクラスタ出自としての根岸祐衣のフ
初めての「ロースラー」、殺し屋ワイン。
先日の「奥州平泉 義経旅」で中尊寺のふもとで見出したるは、岩手のベテランワイナリー、エーデルワインのフラッグシップ店。
レンタカーを運転するのでテイスティングはできないながらも、ここでしか会えない貴重なワインを選りすぐって根城に手配したる中から、本日はこちらをチョイス。
「シルバー ロースラー2018」。
ロースラーとは聞いたことのない品種だったゆえ、日本で開発されたものかと思いきや、オーストリ
餡子とワインの…マリアージュですと?!
甘いスイーツと甘くないワインのマリアージュは絶対禁忌。スイーツと合わせる場合はそれを超える甘さのワインーーー貴腐ワインとか、レイトハーベストとか、クリオ・エクストラクションとかーーー以外は不可。
これ、ワインのマリアージュにおける通説かつ常識です。なぜなら甘いスイーツはワインの渋味や苦味や酸味やザラザラ感を強調してしまうから。
ワインが美味しいと感じなくなる改悪。
それを覆したのが、掟破りの例
「煎り酒」ペアリング
本日は、兄貴分から熱烈推薦された調味料、成城石井の「煎り酒」に合わせて考えたペアリング。
そもそもこの「煎り酒」という調味料、私は存じ上げておりませんでした。室町時代の末期、醤油が一般的になる前に使われていた調味料で、日本酒に梅干しと鰹節を入れ、じっくり煮詰めたものだそうです。
梅干し…と聞いて酸味がそれほど得意ではない私、さぞや酸っぱいのではと身構えてしまったのですが、兄貴分のあまりの推奨具
平家の落人がやってきた 〈後篇〉
8/24
この日はパラリンピックの開会式。
テレビに映る聖火台をキャットタワーの上からひたすらじっと見つめる愛猫に呼応するかのように、ベランダでは、もう体調5cmぐらいになるだろうか、だいぶ成長された大きなお方がレモンの葉の陰でじっとしておられる。
私が見に行く時たまたまなのだろうか?
前日まで旺盛な食欲を見せていたものが、まるで座禅を組む修行僧のように、いつでも静かに佇んでいる。
この頃に
平家の落人がやってきた〈中篇〉
8/21
夜が明けた。
目覚めるとすぐ、もったいなくもお預かり申し上げた落人ブラザーズの様子が気になり、真っ先にベランダへのガラス戸を開ける。
様子を伺うと、朝の清々しい空気の中、レモンの木のグリーンの上で兄弟共に元気に葉を食べている姿が目に入った。
昨日拾い上げた際には小さいお方は動く素振りがなかったため心配だったが、杞憂であったらしい。小さな体で一心不乱に葉を食んでいる。
大きいお方は言
平家の落人がやってきた〈前篇〉
ある日、私はメロスの如く激怒した。
ベランダの植物に水を遣ろうとしたところ、GWにお迎えしたレモンの若葉が漫画のようにめちゃめちゃに食い荒らされていたのである。黄緑色の瑞々しい葉っぱが枝の先にたくさん増えて行くのに日々生命力を感じていたのに。
葉の上には昨日までいなかった黒とグレーのげじげじした小さな虫が4匹も突然登場しており、その容貌から全身が総毛だった。
全く想定だにせぬことだったから、その
コンビニワインペアリング② ピノ・ノワールとカレー…?
少し前だが、コンビニワインペアリング実験2回目に興じてみた。
こちらの、セブンイレブンの「カッシェロ・デル・ディアブロ ピノ・ノワール」と「金のカレー」のペアリング。
…ピノ・ノワールとカレー?!と、ピノをご存知の方なら思うのではないだろうか。
第一に言わずもがな、カレーというのはスパイスが命なのであるから、ピノ・ノワールはスパイシーさとあまり合うとは言い難いのでは、ということが一点。
もし
リースリング 収穫体験(神戸ワイナリー)
ワクチン2回目の副反応がひどすぎて、回復に相当時間がかかっていた久しぶりのnote、昨日初体験してきた神戸ワイナリーでのリースリング収穫体験をお伝えいたします。
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事前の天気予報を覆し、数日ぶりに雨、降り止む。さすが我、晴れ女。西神中央の駅に降り立つと、農作業にはちょうど良い曇りの天候に迎えられたのだった。
最寄駅から約10分、大人の乗
忙しい広告代理店営業が突然、源氏と平家にハマった理由②
恋愛シミュレーションゲーム「トキメキ幻想 恋する源平」の最初の設定は現代、主人公は京都で歴史を学ぶ大学生である。と、ひょんなはずみで何故か源平時代にタイムスリップしてしまうところからこの壮大な物語は始まる。
時は源平末期、平清盛亡き後、平家に翳りが見え始め、源平の争いが激しくなってきた頃が舞台である。主人公は歴史を学んでいたので時局がどうなるかも分かっており、かつ見たこともない未来の知識や技術も
忙しい広告代理店営業が突然、源氏と平家にハマった理由①
そもそもの話、私は歴史という教科が苦手である。
世界史はかろうじて受験でも通ってきた道ではあるが、暗記手法は得意な反面、歴史の推移を動的に捉えるのが甚だ苦手である。
世界史の小論文が苦手の最たる例だ。あまりに苦手だったゆえ、あらゆる年号を全て語呂合わせで覚えまくり、小論文で出題される「◯世紀××国の対外政策について述べよ」等の問題に関しては、当該の世紀の年号を覚えている限りひたすら書き出し、試験
始めよ。コンビニワインペアリング!
そもそもこのnoteを始めるべし、と思ったきっかけが、会社の3日間缶詰研修(オンラインで)だった。見知らぬ互いの生い立ちからシェアするという濃密なセッションを3日間繰り返したことでグループに曰く言い難い絆が芽生え、後日打ち上げをしよう!(オンラインで)、ということに相なったのだった。
生い立ちも話すわけなので、ワインエキスパート取得のエピソードも話題に上っている。(オンラインで。しつこい。)そこ