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心の不調があるときに読むnote

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こんなはずじゃなかったって思ったとき

こんなはずじゃなかったって思ったとき

誰もが一度はあるはずだ。
「こんなはずじゃなかった」

「良い会社に入ったのに、こんなはずじゃなかった」
「理想の人と結婚したのに、こんなはずじゃなかった」
「めちゃくちゃ頑張って仕事したのに、こんなはずじゃなかった」

人生の中には、幾通りの「こんなはずじゃなかった」が存在していると思う。

当の私もその一人かもしれない。ただ、40歳くらいまではそんなこと思ったこともない気がする。年齢を経るごと

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40代は耐え忍ぶとき

40代は耐え忍ぶとき

最近購入した本の中に、「両立思考」という本がある。

二者択一の思考、つまり0か100かではなく、その課題を分解してどちらも解決に持って行こうという思考をどう持つかという内容が書かれている本。

私はまさに今、パラドキシカルの渦中にいる。それを何とか両立思考で解決しようと考えて行動しているのだけど、なかなかうまくはいかない。

最近、悩み考え、行動する中で、不思議と自分の思い描く働き方のヒントが寄

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親は選べないのに

親は選べないのに

齢40代にはなるけど、親や家族とはいまだにうまく行っていない。機能不全家族というやつだということを、高校生の頃に知った。

その頃は、自分がなぜこんなに苦しいのか、心理学や哲学書を読みまくった。自分と同じ境遇の人がとても多いことを知った。

苦しみを知ってからは、そういう人たちを少しでも救いたいと臨床心理士を目指したこともあった。大学へ行く、唯一の理由は、親から離れて自分を救うため。

自分を理解

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私だけではない

私だけではない

私は氷河期世代後期に大学を卒業した人間だ。氷河期世代は一般的には1971年から1980年生まれの人をいう。卒業間際は本当に何にも考えていなかったが、周りは派遣社員を選択する人がちらほらいた。女性で正社員として就職する人は、半分くらいだったのではないかと思う。

卒業後、派遣社員となった私は、大手新聞社で働いていた。その中で仲がいい友人がたくさんできたのだけど、その中で一人輝いている子がいた。かなり

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生きずらさを抱えたまま生きてきた

生きずらさを抱えたまま生きてきた

親子関係の修復を試みたが、相手が「毒親」であることを再認識した。絶望と共に一人で生きていく決意をしなければならない。

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