スクリーンショット_2019-02-25_1

ルフィ名言Vol.56「わりぃ おれ死んだ」「なははは やっぱ生きてた もうけっ」

記念すべきVol.56(ゴム)の回に、ルフィの名言をお届けすることができました(笑)記念に二つの名言をセットでお送りします!

それでは張り切っていきましょー!

物語と名言

海賊王”ゴールド・ロジャー”が処刑された処刑台を見つめるルフィ。その死に際に発せられた

「俺の財宝か?欲しけりゃくれてやる・・・探してみろ。この世の全てをそこに置いてきた。」

という言葉を残し、大海賊時代が始まった。ルフィもそのうねりに乗った一人である。
ルフィは、処刑台に登り、海賊王が最期に見た景色を見ていた。当然海軍からは「降りなさーい!」と忠告されているが、ルフィはつゆ知らず。そこに、別人のような容姿になったアルビダが現れ、「あんたはアタシのものになるのよ、ルフィ♡」というが、「うるせェ いやだ お前誰だ」と冷たく言い放つ。
そこに胴体を見つけ復活したバギーがやってくる。特に驚く様子は見せず、「なんだ、バギーか・・・」とつぶやくが、そんなルフィをカバジが不意をついて木の型に捕らえてしまう。ちょうど、ルフィ以外の一味が揃い、騒動の正体がルフィだと知ると、ナミとウソップは船に戻り、ゾロとサンジは急いで救出に向かう。

天候が荒れてくる中、ルフィを捕らえたバギーが「ハデ死刑」を行う。海軍大佐のスモーカーはその様子を見守っていた。ルフィはやる気なく「ごめんなさい。助けてください。」と言うが、バギーが聞くわけがない。
「最期に一言何か言っとくか?」と聞かれると、

「おれは!!!!海賊王になる男だ!!!!」

と叫び、ゾロとサンジが「あの死刑台さえ切り倒せば!!」「あの死刑台さえ蹴り倒せば!!」と、取り巻くバギー一味と海軍を相手にするが、バギーは刀を振り上げる。そして、今回のルフィの名セリフ。

「ゾロ!!サンジ!!ウソップ!!ナミ!!」
「わりい おれ死んだ」
                  出典 ONE PIECE/尾田栄一郎 集英社

と笑顔で言うと、振り下ろされた刀がルフィの首を落とす瞬間、落雷によって処刑台は燃え崩れ、無事だったルフィの名セリフその②。

「なははは やっぱ生きてた。もうけっ」                  出典 ONE PIECE/尾田栄一郎 集英社

「おい、お前神を信じるか?」と、サンジがついゾロに聞いてしまうほど驚く自体が起き、ルフィは助かった。
それを見ていたスモーカー大佐は、

「なぜ笑った・・・助かることを知ってたのか!!?違う!!!あいつはあの瞬間本気で自分の人生がここまでだと悟った。”死”を受け入れ・・・覚悟して・・・笑ったんだ!!」

と驚愕する。22年前に処刑された海賊王と同じように、死を前にして笑った。何としても捕まえようと、麦わらの一味を追うのだった。

名言の意味

スモーカー大佐が感じていた通り、ルフィは海賊王になるのが夢な訳ですが、その途中で終わってしまうにしても、常に自分が納得する生き方をしていたのでしょう。一人一人の名前を呼び、最期の言葉は、「おれは!!!!海賊王になる男だ!!!!」でした。それは決して強がりではなく、ルフィの本心だったのでしょう。坂本龍馬の言葉で、「男なら死ぬときは前のめりに死ね」と言っていましたが、ルフィはまさにそのように生きていたのです。死がいつ訪れるかはわかりませんが、その時が来ても、笑って死ねるような、納得して満足して死にたいものです。

もう一つの名言は、その直後、生き残った後の名セリフですが、「生きている」ということに「もうけっ」と言いました。

「生きているだけで丸儲け」by明石家さんま

ではないですが(笑)、そもそも、生きていることは儲けものなのかもしれません。『ONE PIECE』において、海賊は信念の象徴であり、死を受け入れて生きる存在です。誰かの為に死ぬのではなく、自分自身が納得して死ぬのであれば、それを受け入れるという生き方をしています。いつ死ぬかわからない世界だからこそ、生きているだけで儲けものだと思えるのかもしれませんが、それは私たちにも言えることです。今こうして生きていることを当たり前に思うのではなく、生は与えられたものであり、生きているのも儲けものだと思えれば、肩の力も抜けるのかもしれませんね。


ー追記

この度、「道楽舎」を設立いたしました!

ルフィのように自由に生き、道中の至る所で、感動を発見して、面白い人生にしていきたいと思います!

興味がある方はぜひのぞいてみてくださいね!


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?