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もっとも美しいこころに涙する ~映画「ジョジョ・ラビット」を観て、、、

若干のネタバレあります。


映画「ジョジョ・ラビット」

この映画を観たのは、2回目です。

前回は、公開当時、映画館で鑑賞しました。

そのときは、

いい映画だなぁ

と思った程度でした。


そして、今回、ディズニープラスで、2回目の鑑賞。


泣きました。

心の底から泣きました。


多くのことを考えさせられる映画ですが、

今回、僕自身に響いたのは、ただ1点のみです。

「信じるこころ」
「ただ、信じる」


映画に映し出された

「信じる」

その「信じる」を鏡とし、“僕のこころ”が映し出されます。

そこに映し出された“自分のこころ”

「打算的なこころ」

あまりにも美しい「信じるこころ」
そこに映し出されるのは
とても醜い「打算的なこころ」


あまりの美しさが、とても響き、
“自分のこころ”の醜さに涙、、、

久々に、こころの底から涙しました。


そんな涙姿を見て、
人はこう言うかもしれません。

「人間なんてそんなもの」
「偽善ぶって気持ち悪い」
「出来もしないのにバカみたい」

また、ある人は言ってくれるでしょう。

「自分を責めなくてもいいよ」
「そのままで十分だよ」
「自分に優しくしてあげて」


でも、いいんです。
僕は、泣きたいんです。
泣きたいから泣くのです。

打算的で醜いこころに絶望して、、、


「信じる」
「ただ、信じる」


これほど、美しいものはないと思います。
決して手に入れることはできません。
分かっています。


けれど、
けれど、

打算的なこころに絶望し、
涙しながら、

明日も生きていきたいと思うのです。


Let everything happen to you
Beauty and terror
Just keep going
No feeling is final.

すべてを経験せよ
美も恐怖も
生き続けよ
絶望が最後ではない


 Rainer Maria Rilke
 ライナー・マリア・リルケ

映画「ジョジョ・ラビット」(字幕)より

相当な意訳だと思われますが、心に響きます。



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