「モンスターペアレント、モンスターペイショント」

　これは、日本にだけ生息している生き物だと思う。
　俗にいう、切れやすい人たちである。
　学校で切れる、病院で切れる。
　何でこんなにも切れやすい人が多くなったのだろうか？
　相手の立場を考えず、自分だけのエゴをいうからである。ここには会話や話し合いは成立しない。
　モンスター達は、自分たちの考えが一番正しいと思っている。
　周囲は迷惑である。
　元々、日本人は融和的な人間関係を築く。
　それが崩壊したのだ。
　彼らは、融和的と言うより闘い、争いを好む。自分が絶対に正しいというおかしな信念を持っているからである。
　この世は、円を書くようにまるく物事を収めて行かないと、人間関係は破壊され、構築はできない。
　彼らの小児生である。
　相手の立場を考えず、自分の権利だけを主張していると思っている。
　しかし、「そんな権利」があるのか？と言えば、ないのである。
　すべて、小児が大人になりエゴを通そうとしているだけだ。
　最近言われている、「カスハラ」もそうであろう。
　生きにくい時代になった。