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杖なしで歩くこと

最近始めたこと。

表題の通り、杖を使わないで生活する。
外にでるということですね。

地面に咲くタンポポ

あぁ、春だなぁと。

思えば私が健康を意識するように
なったのは10月にライブハウスで
動けなくなったというのがあります。

当時、体重はおそらく今よりお米2袋プラス。

最後の年末の車椅子姿の記録

この頃はもう米1袋分は落としています。
激しい運動をしていた頃ですね。

始めたのはだいたい11月くらいのこと。

食事の節制と毎日欠かさず
特茶を飲む生活。

緑茶やジャスミンがお気に入り
歩き始めたのはこの頃です

ただ、秋から冬にかけて体に負担が
かかったこともあり、足が痛くなり
年末巨大な体で毎日6キロ
歩いていたのもあり、断念しました。

そりゃきっと今までの体重なら大丈夫
だったのかもしれません。

ただ、今は単なるメタボなので
とにかく体重を落とすことを優先に
しました。

年始1月頃
最後に歩いた頃

そこからピタッとやめました。
とにかく優先は体重を少しでも軽くする。

無理な運動は、かえって逆効果になると
思ったのです。

逆に考えるようになったのは日常生活で
普通に出歩くようにすること。

買い物もそうですが、
行動する範囲を徐々に
増やしていくことでした。

あえて予定を増やすことが大切だと
思ったのです。

年末から年始にかけての
大きなライブイベントをアンパンマン
とともにやり過ごすわけです。

年始の一番重要なイベントはこちらでした。

ビリー・ジョエル

東京ドームなわけです。
疾患上、人混み恐怖症な私には
ハードルがかなり高い。

しかも車椅子にしようかどうしようか
悩んで、自席でみたコンサートでした。

ただ、ビリー・ジョエルは
もう日本にこないだろうなという
予想があって
体を押してでも行きたかったのです。

この時に
ジェイムス・テイラーのチケットも
売ってて購入しようかなとも思ったのですが
春からの予定を鑑みて我慢。

ドラムも私が好きなミュージシャンなので
悩んだのです。次回来日があればと
思いました。
何となく直感的にありそうな気がしたので
やめたのもあります。

ビリー・ジョエルのチケットは
秋にはとってありました。

以前の2006年公演に私は行ったことが
あります。

映画の舞台挨拶

急遽決まった舞台挨拶のチケットも
リセールで粘ってとりました。
映画で人に挟まれることに
なれるためでした。

この時に3年ぶりに普通電車に
電車に乗れました。

初詣

初詣もかなりの難敵です。
大勢の人に揉まれることが苦手なもので。
人になれるということもまた大切でした。

このように成功体験を積み上げていきます

そして、好きなことをできるようにしました。

車椅子生活になってから諦めていた
趣味の時間です。

この、数年はジェットコースターのような
数年でしたので、楽器をどうこうしたい
などの余裕はありませんでした。

なので、本来やりたかったことへ
着手をしようと思い始めたのです。

作業のPCの導入
趣味の充実させる
そして趣味を実用化させる
やれることをひとつずつ重ねる

音楽やエンターテイメントは私の人生には
少し身近にありました。


ただ、疾患上疲れやすくはあるので
まだまだ手探りではありますが
ゆっくり、ゆっくりと、
できそうかを確かめました。

ギターを習い始めたことも大きいです。
もちろん無理はしない範囲で。

この楽器との出会いが私をさらに
活動的にしてくれました。

楽器をやるには体幹やリズム感
私がもっとも苦手とする過敏の問題
などクリアすることが山ほどありました。

特にギターに関しては耳を鍛えられ、
ドラムに関しては体幹を鍛えられて
います。

声の発信や文字の発信は
自分を鼓舞するものとして
使用しています。

時に辛いとき、テンションが上がらない
そのような日もあるのは重々承知して
こちらも無理ない範囲で行っています。

この頃、ひとつの大きな目標が
達成できました。
祖母のホームへの対面での面会です。

そのときに食べたからあげ定食

それは本当に片道2時間半の普通電車に
揺られていくもので私のなかでは
相当ハードでした。

ただ、春には祖母に会いに行くと
秋ごろには決めていたので
間違いなく達成できた目標です。

そして、4年ぶりの病院への電車通院に
成功しました。

病院の植木

この頃には車椅子という言葉は
頭のなかからは消えてなくなりました。

もう乗りたくはないと思うように
なれたのです。

そして映画を観に新宿へ

活動的になってきました。

そして、自分から桜を見に行きたいと
進言して出掛けることにしました。

次の目標として決めていたのは
杖を持たないで歩ける体幹を
力をつけること。

満開の桜

杖をつかないでこの数日はでています。
これもまたひとつの目標です。

この目標は春からのライブツアーに
車椅子席ではない席でまた観たいという
思いからきています。

杖も補助程度で何とか乗り越えたい
その一心で秋から今日まできています。

わたしの人生にもそろそろ
「厳しい冬」ではなく
「明るい春」がやってくるように
そう願ってやみません。

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