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生き方を考える

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喜びを感じつつ、日々の生活を維持し、発展させていくための方法について研究している内容をご紹介
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記事一覧

リソースを管理する1:時間管理

リソースを管理する1:時間管理

時間管理としてやるべきことを端的に言うと、「ハピネスサイクルへふり分ける時間を最大化する」ということです。幸福を実感する瞬間をなるべく長くする、ということと同義です。

そのための打ち手は以下の3つです。

1.できるだけ多くの活動をハピネスサイクルに含める

2.メンテナンスサイクルの活動はなるべく時間短縮する(効率化する)

3.ストックサイクルの活動はなるべく時間短縮する(効率化する)

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人生を体系的に捉え、再設計できるか

人生を体系的に捉え、再設計できるか

最近の問題意識は、人生を再設計したいということです。

人生の重要な要素の関連性を明らかにしつつ、ゴールを見据えた打ち手を意識的に選択していくことで、全体として捉えた満足感を高めていきたいと考えています。

活動の分類と各活動のアウトプットの関連性を整理したのものが以下の図です。3つのサイクルの説明については、過去のノートに記載しています。

人生で最も貴重なリソースとは圧倒的に一番大切なリソース

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自分を責めない、やり方を変える

仕事をしていると、営業成績などプレッシャーがあり、受注/失注といったフィードバックから逃れることはできません。また、年次に応じた役割が求められ、目の前の仕事にだけフォーカスするのではなく、中長期的な展望に関する説明も求められます。

こうした中で、「うまくいった!」ということもあれば、「もう少しなんとかできた」ということもあります。

20代ころ、後者のようなケースではとても落ち込みました。自責/

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「苦しい」は必要か

「艱難汝を玉にす」、「苦労は買ってでもしろ」、「仕事は雑事ではなく、人格形成の手段だ」と言った考え方は、いまでも私を形づくる大切な一部です。

実際、20代は苦しくないと怠けているような気がして、不安になりました。働き方も今から考えれば、恐ろしいのですが、終電まであとどれくらい時間があるか気にしながら仕事をしていました。

土日もどちらかは必ず仕事をしていました。こうした働いている時間の長さは自分

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大人になってから学ぶ

大人になってから学ぶ

以下の写真をご覧いただけますでしょうか。

私のここ半年くらいの体重の変化です。

10kg程度減らすことができました。何度か停滞期はありましたが、苦しいと感じる時はありませんでした。今は、理想的な体重を維持しています。

ダイエットをはじめたきっかけですが、お腹の周りのお肉を見るたびに、自分のことがコントールできないダメな人間だと暗に感じていると気づいたからです。

自分の自分に対する評価が低く

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【3つのサイクル】どう活用するか

【3つのサイクル】どう活用するか

人生というテーマは大きすぎて、どこから何を考えればよいのか、一見わかりません。しかし、仕事や家庭、趣味、お金といった個別の要素ごとに考えていたのでは、部分最適になってしまい、統合的な人生の質を低下させてしまう可能性もあります(仕事に集中しすぎて、人間関係を毀損するなど)。

そこで、人生を統合的にとらえるためのフレームワークを考えることにしました。まず、私自身の人生の関心事を洗い出しました。それら

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【料理】3つのサイクルの観点で料理を考える

【料理】3つのサイクルの観点で料理を考える

おいしいものが好きな人は多いと思います。きっと、あたなも美味しいものを食べているときは幸せではないでしょうか。

料理は、おいしさのみならず、栄養、食費、懇親などいろいろな切り口で捉えることが可能です。そこで、3つのサイクルから料理というものを考えてみたいと思います。

1.メンテナンスサイクル

栄養:エネルギーの獲得、免疫力の維持発展、体重のコントロールなどの観点から料理を評価することができま

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【夜の習慣】3つのサイクルの観点から夜の習慣を考える

【夜の習慣】3つのサイクルの観点から夜の習慣を考える

前回は、朝の習慣を取り上げたので、次は、夜の習慣について書きます。。

1. メンテナンスサイクル(環境や自分を整える)

部屋を片付ける:部屋をシンプルに保ちます

洗濯する:乾燥までやってしまいます。

お風呂に入る:体を清潔に保ちます。

炊飯器の予約をセット:6:00に炊けます。

真向法体操:以下を参考にしています。

電子機器を充電:iphone、ノイズキャンセリングイヤホン、電動自転

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【朝の習慣】3つのサイクルの観点から朝の習慣を考える

【朝の習慣】3つのサイクルの観点から朝の習慣を考える

「繰り返し行われることが我々の本質である。さすれば卓越するということは行動ではなく、習慣に現れるものである」(アリストテレス)

朝起きてからやるべきことを習慣にしておくことで、何をしようか考えたり、何かをし忘れて後悔することが少なくなります。

3つのサイクルごとに私の朝の習慣を分類してみたいと思います。

1. メンテナンスサイクル(自分自身や環境を整える)

うがいをして、歯を磨く:起きてす

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”世の中のお金持ちの方法論”と”3つのサイクルの考え方”を対比する その3

”世の中のお金持ちの方法論”と”3つのサイクルの考え方”を対比する その3

3つのサイクルの考え方を通し、お金持ちに関する書籍の内容を理解してみたいと思います。

■読んだ本

金持ち父さんの若くして豊かに引退する方法, ロバート・キヨサキ, 2015

非常に考えさせられる本です。

変化せずにいるのは簡単だ。たいていの人は一生同じままでいることを選ぶ。自信の不足と怠け心に挑戦すれば、自由へ続く扉を見つけることができる(26ぺージ)

若くして引退できるほど裕福になる道

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”世の中のお金持ちの方法論”と”3つのサイクルの考え方”を対比する その2

”世の中のお金持ちの方法論”と”3つのサイクルの考え方”を対比する その2

3つのサイクルの考え方を通し、お金持ちに関する書籍の内容を理解してみたいと思います。

■読んだ本

将来、お金に困らないためにしておきたい17のこと, 2014, 本田健

お金との付き合い方には、次の3つがあります。①お金の主人になる、②お金の奴隷になる、③お金と友達になる。(中略)お金と上手に付き合うためには、③の「お金と友達」にならなければなりません。(32ページ)

気持ちの持ち方に関す

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”世の中のお金持ちの方法論”と”3つのサイクルの考え方”を対比する その1

以下の本でかかれている内容を3つのサイクルの考え方と対比させながら、参考になった点をご紹介します。なお、著者の体験に基づく貴重な気づきが惜しみなく共有されており、非常に良い本なので、興味のある方はご一読をお勧めします。

■読んだ本

『稼ぐ力』を養うお金の教え60 (資産10億円プチ富豪のマネーリテラシー), 2013, Mayuhime

みんなと同じように寝ていたら、みんなと同じようにしか

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4.1. なぜお金がたまらないか?(前編)

ここからは、これまで自分自身が悩んできたことを3つのサイクルを通してどのように整理しているかについて、お伝えしていきたいと思います。

まずは「なぜお金がたまらないか」について

シンプルに考えれば、以下の式が成り立つと思います。

入ってくるお金 − 出て行くお金 = 貯まったお金

このため、貯まったお金が少ないということは、入ってくるお金が少ないか、出て行くお金が多いということかと思います。

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3.2. ハピネスサイクルの回し方

以下の本を参考にしています。

ハーバードの人生を変える授業, タル・ベン・シャハー (著), 成瀬まゆみ (翻訳)

本当に人生を変えてくれた本なので、お勧めです。どこかで聞いたような内容も多く、また、今現在でぴんときていない章もあるのですが、それでもなお、読み、実践する価値は多いにあると思います。

各章のアクション項目もとても参考になるのですが、それと同じくらいタル・ベン・シャハーさんのポジ

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