加藤到@【Method-Labo】で検索

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◆サッカーの指導方法・哲学・考え方をSNSを通じて発信→SNS総フォロワー20,000人超え■ホームページ作りました→https://methodlabo.com/

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固定された記事

メンバーシップに新規加入しないでください

お知らせメンバーシップは現在「公開・募集中」となっておりますが、新規加入者は受け付けておりません。ご了承ください。 メンバーシップ制度に関しては、今後は【Method…

「Off the Ball」の時に意識したい5つのこと

Off the Ballを改善することで、その後のOn the Ball 時の大幅な改善に繋がります。 そこで、まずは簡単で誰でもできるOff the Ballでの動き・意識したい事を7つ紹介させ…

【「ライン間」とは何か?】言葉の定義と突破のメリット

どの記事においても「ライン間」「サイド間」という言葉を頻繁に使用しています。 私自身、この言葉を選手たちには「共通言語」として伝えているのですが、フォロワー・読…

ロングボールを多用してくるチームに対して、どのように戦うか・守るか

「ロングボールを多用する戦術」はトーナメント方式の一発勝負では選択しがちな方法だと思います。 なぜなら手っ取り早く相手陣内にボールを入れて、自陣のゴールからボー…

【サッカー指導案】:テーマ「前線の崩し」

はじめに:崩しに関して 今回は指導案のご紹介をいたします。テーマは「前線の崩し」になります。なかなか得点チャンスを作り出すことができないとお悩みの方はぜひご覧に…

新たな戦術「偽ボランチ」

最近は偽サイドバック、偽9番といった「偽」を使った戦術が色々なところで広がりを見せています。(一番最後に関連リンクを載せておきますので、是非ご覧ください。) そ…

サッカー選手に求められる「速さとは?」:フィジカルは必要条件ではないが十分条件という話

*必要条件と十分条件について 必要条件とは、目的を達成するために欠かせない条件のことを指します。 一方、十分条件とは、その条件が満たされれば目的を達成できるとい…

【対戦相手が格上】敵チームのポゼッション率が圧倒的に高い状況下での戦術と心得

前回のワールドカップを思い出してください。 世間的にも日本が勝つことは不可能とされた対戦相手、スペイン・ドイツ。 今でも目の前にその歓喜の瞬間が映し出されます。…

高い位置からの守備に対する攻撃:前線からのハイプレスにどのように対応するか

今回は高い位置からの守備(前線からの守備)に対する攻撃をテーマにしていきたいと思います。 近年「ゲーゲンプレス」をはじめとして高い位置からの守備を行ってくるチー…

3バックのメリット・デメリット:3バックで連携をとるためのトレーニングも紹介

今回は「3バック」をテーマに書き進めたいと思います。 まずは3バックの主な特徴とメリット・デメリットを紹介させてください。 3バックのメリット ・D Fを1人削ること…

【見事な逆転勝利】マリノス戦後の町田・黒田監督から学ぶこと「頑張っているのはピッチに立っている選手たち」

以下2024年J1第18節後の黒田監督のインタビューです。 町田ゼルビアの快進撃が止まりませんね。天皇杯ではジャイアントキリングに遭いましたが、その次のマリノス戦では…

【好調福島ユナイテッド撃破】:カマタマーレ讃岐「上がった守備の強度」

先日J3リーグ第15節福島ユナイテッドvsカマタマーレ讃岐のゲームをT V観戦しました。当時連勝中と好調の福島ユナイテッドの攻撃陣を降格圏が迫っているカマタマーレ讃岐が…

【Method-Labトレーニング集】勝敗を分ける局面「ゴール前の攻防」:4vs4+2GK

今回は私が週の半ばに必ず行うトレーニング「4vs4+2GK」を紹介したいと思います。 私はビルドアップやポゼッション、守備で言えば中盤の守備や、前線からの守備といったど…

【コース・角度・タイミング】サッカーにおけるランニングの重要性:単純に「足が速い」は限界がくる

みなさんはサッカーで「ランニング」という言葉を聞いてどのようなことを思い浮かべますか? 現在テクノロジーが進化して、走行距離やスプリント回数、どのようなコースで…

【誰も批判されるべきではない】町田ゼルビアVS筑波大学:ジャイアントキリング後に思うこと

Xや各SNSメディアでの取り上げが非常に多いので今回敢えて記事にしました。個人的な見解ですのでご了承ください。 先日行われた天皇杯でジャイアントキリングが起こりまし…

【システム分析:「4-3-3」】バルサロナが一時代を築いた時の超攻撃型フォーメーションを分析

今回は4-3-3です。 このシステムを聞いて最初に思い出す監督と言えば、名将「ペップ・グアルディオラ」とその黄金時代を気づいたバルセロナでしょう。 グアルディオラはこ…

メンバーシップに新規加入しないでください

メンバーシップに新規加入しないでください

お知らせメンバーシップは現在「公開・募集中」となっておりますが、新規加入者は受け付けておりません。ご了承ください。

メンバーシップ制度に関しては、今後は【Method-Labo】(https://methodlabo.com)で公開していく予定です。

現在のメンバーシップは2024/05/31をもって削除します。

今すぐに削除してしまうと、既存のメンバーの方が「有料記事」を読めなくなってしま

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「Off the Ball」の時に意識したい5つのこと

「Off the Ball」の時に意識したい5つのこと

Off the Ballを改善することで、その後のOn the Ball 時の大幅な改善に繋がります。

そこで、まずは簡単で誰でもできるOff the Ballでの動き・意識したい事を7つ紹介させてください。今回は特に攻撃時・オフェンス側についてです。

サッカーの試合は90分間ですが、平均して選手がボールを保持する時間は1分未満に過ぎません。そのため、Off the Ballで勝負が決まってい

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【「ライン間」とは何か?】言葉の定義と突破のメリット

【「ライン間」とは何か?】言葉の定義と突破のメリット

どの記事においても「ライン間」「サイド間」という言葉を頻繁に使用しています。

私自身、この言葉を選手たちには「共通言語」として伝えているのですが、フォロワー・読者の皆様に対して、ここの説明が足りなかったなと思い、再度まとめようと思い記事にしました。

そしてこの【ライン間】【サイド間】の意味を理解できるとMethod Laboで学びたいと思うはずです。

今回は特に、私がビルドアップの目的の一つ

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ロングボールを多用してくるチームに対して、どのように戦うか・守るか

ロングボールを多用してくるチームに対して、どのように戦うか・守るか

「ロングボールを多用する戦術」はトーナメント方式の一発勝負では選択しがちな方法だと思います。
なぜなら手っ取り早く相手陣内にボールを入れて、自陣のゴールからボールを遠ざけることができれば失点のリスクが減らすことができるからです。

また高い位置でボールを奪うことができれば得点の機会が増える。そして前線にスピードのある選手や、身体能力で相手を上回りボールを納めることのできる選手がいれば、なおゴールに

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【サッカー指導案】:テーマ「前線の崩し」

【サッカー指導案】:テーマ「前線の崩し」

はじめに:崩しに関して

今回は指導案のご紹介をいたします。テーマは「前線の崩し」になります。なかなか得点チャンスを作り出すことができないとお悩みの方はぜひご覧になってみてください。

「崩し」と聞いて皆さんはどのようなことを考え、どのようなイメージを抱きますか?そして、それをどのように選手に落とし込んでいきますか?私が一つ意識していることは「誰を崩すか?」ということです。

相手の守備組織を崩す

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新たな戦術「偽ボランチ」

新たな戦術「偽ボランチ」

最近は偽サイドバック、偽9番といった「偽」を使った戦術が色々なところで広がりを見せています。(一番最後に関連リンクを載せておきますので、是非ご覧ください。)

そこで今回は新たな「偽」戦術である「偽ボランチ」について書いていきたいと思います。

ひょっとしたら「新しい」というのは「聞きなれない言葉」というだけで、実際には以前からも行われていたかもしれませんのでそこは、「そんなの知ってる!!」と言わ

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サッカー選手に求められる「速さとは?」:フィジカルは必要条件ではないが十分条件という話

サッカー選手に求められる「速さとは?」:フィジカルは必要条件ではないが十分条件という話

*必要条件と十分条件について

必要条件とは、目的を達成するために欠かせない条件のことを指します。 一方、十分条件とは、その条件が満たされれば目的を達成できるという条件のこと。

はじめにフィジカルが全てではない。しかし要素として重要という話をします。

技術的なアプローチはもちろん大事ではありますが、結局プロになるにはある一定以上のフィジカルの強さ、フィジカルトレーニングを実施することは避けられ

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【対戦相手が格上】敵チームのポゼッション率が圧倒的に高い状況下での戦術と心得

【対戦相手が格上】敵チームのポゼッション率が圧倒的に高い状況下での戦術と心得

前回のワールドカップを思い出してください。

世間的にも日本が勝つことは不可能とされた対戦相手、スペイン・ドイツ。

今でも目の前にその歓喜の瞬間が映し出されます。

圧倒的にボールをキープされた状況、つまり相手のポゼッション率がかなり高い中でも日本は勝ち切ることができました。

相手が格上

圧倒的にボールを支配される

自チームのポゼッション率が極めて低い

といった状況はどの指導者も経験があ

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高い位置からの守備に対する攻撃:前線からのハイプレスにどのように対応するか

高い位置からの守備に対する攻撃:前線からのハイプレスにどのように対応するか

今回は高い位置からの守備(前線からの守備)に対する攻撃をテーマにしていきたいと思います。

近年「ゲーゲンプレス」をはじめとして高い位置からの守備を行ってくるチームが多くなりました。もちろん日本でもその傾向は変わりません。

特に高校サッカーでも近年、「高い位置からの守備」の戦術をとるチームも増えてきたように感じます。

特に、トーナメントのような一発勝負の戦いでは以下のような戦術をとるチームも多

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3バックのメリット・デメリット:3バックで連携をとるためのトレーニングも紹介

3バックのメリット・デメリット:3バックで連携をとるためのトレーニングも紹介

今回は「3バック」をテーマに書き進めたいと思います。
まずは3バックの主な特徴とメリット・デメリットを紹介させてください。

3バックのメリット

・D Fを1人削ることで前や攻撃に人数をかけることができる
・D Fの役割がはっきりする(マンツーマン気味)
・相手が2トップなら+1で守備をすることができる
・相手が2トップならビルドアップで2トップを越えていきやすい

3バックのデメリット

・6

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【見事な逆転勝利】マリノス戦後の町田・黒田監督から学ぶこと「頑張っているのはピッチに立っている選手たち」

【見事な逆転勝利】マリノス戦後の町田・黒田監督から学ぶこと「頑張っているのはピッチに立っている選手たち」

以下2024年J1第18節後の黒田監督のインタビューです。

町田ゼルビアの快進撃が止まりませんね。天皇杯ではジャイアントキリングに遭いましたが、その次のマリノス戦では見事な勝利を納めました。

黒田監督のインタビューで頻繁に
「ピッチ上の選手たちが頑張ってくれた」
というような言葉をよく耳にします。

もしかしたら他の監督も言っている言葉かもしれませんが、ピッチの選手を中心に考えられるのはとても

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【好調福島ユナイテッド撃破】:カマタマーレ讃岐「上がった守備の強度」

【好調福島ユナイテッド撃破】:カマタマーレ讃岐「上がった守備の強度」

先日J3リーグ第15節福島ユナイテッドvsカマタマーレ讃岐のゲームをT V観戦しました。当時連勝中と好調の福島ユナイテッドの攻撃陣を降格圏が迫っているカマタマーレ讃岐がどのように抑えるかが一つの注目ポイントとしてみていました。

まずは試合前の予想フォーメーションは福島ユナイテッドが4−3−3、カマタマーレ讃岐は4−4−2のシステム。このシステムの噛み合わせであれば福島のアンカーを讃岐はどのように

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【Method-Labトレーニング集】勝敗を分ける局面「ゴール前の攻防」:4vs4+2GK

【Method-Labトレーニング集】勝敗を分ける局面「ゴール前の攻防」:4vs4+2GK

今回は私が週の半ばに必ず行うトレーニング「4vs4+2GK」を紹介したいと思います。

私はビルドアップやポゼッション、守備で言えば中盤の守備や、前線からの守備といったどちらかというと戦術や仕組みを落とし込むためのトレーニングを行うことや紹介が多いと思います。

しかし、サッカーは得点を奪い、ゴールを守るという本質的な部分があります。いくら綺麗にボールを動かして前進しても得点が奪えなければ勝利する

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【コース・角度・タイミング】サッカーにおけるランニングの重要性:単純に「足が速い」は限界がくる

【コース・角度・タイミング】サッカーにおけるランニングの重要性:単純に「足が速い」は限界がくる

みなさんはサッカーで「ランニング」という言葉を聞いてどのようなことを思い浮かべますか?

現在テクノロジーが進化して、走行距離やスプリント回数、どのようなコースでのランニングが多いか、さらには位置情報によってどのエリアでのランニングが多いかといったデータが即時にわかるような仕組みが出来上がってきています。

もちろんそのようなデータを駆使して選手にフィードバックをしていくことも一つの手法だと思って

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【誰も批判されるべきではない】町田ゼルビアVS筑波大学:ジャイアントキリング後に思うこと

【誰も批判されるべきではない】町田ゼルビアVS筑波大学:ジャイアントキリング後に思うこと

Xや各SNSメディアでの取り上げが非常に多いので今回敢えて記事にしました。個人的な見解ですのでご了承ください。

先日行われた天皇杯でジャイアントキリングが起こりました。サッカーのカップ戦の醍醐味だと思っています。私も率いているチームが格上(シンプルにリーグのカテゴリーが上のチーム)との試合はなんとかして食ってやろうという気持ちで試合に臨みます。

今回は筑波大学という学生チームがJ1で首位を走る

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【システム分析:「4-3-3」】バルサロナが一時代を築いた時の超攻撃型フォーメーションを分析

【システム分析:「4-3-3」】バルサロナが一時代を築いた時の超攻撃型フォーメーションを分析

今回は4-3-3です。
このシステムを聞いて最初に思い出す監督と言えば、名将「ペップ・グアルディオラ」とその黄金時代を気づいたバルセロナでしょう。

グアルディオラはこの超攻撃的でポゼッションサッカーが可能な「4-3-3」を使用してきました。

バルセロナでは、リオネル・メッシという最高のアタッカーを中心に中盤のシャビとイニエスタがボールを支配し試合を優位に運んでいました。

どのポジションにも世

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