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フィンランドのお菓子

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コルバプースティ。ムンッキ。ラスキアイスプッラ。ルーネベリタルト。オメナピーラッカ。美味しいフィンランドのお菓子の世界をご案内します。
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2021年1月の記事一覧

Events|食で旅するフィンランド 〈季節のお菓子、ルーネベリタルト〉

Events|食で旅するフィンランド 〈季節のお菓子、ルーネベリタルト〉

1月の間、LAPUAN KANKURIT 表参道では、フィンランドカフェ・istut(イストゥット)さんにご協力頂き、フィンランドで親しまれているパンやスイーツを週替わりで販売しています。

最終週の第4弾 1月30日(土)・1月31日(日)は、今の時期にもっともフィンランドで食されているスイーツ、「Runebergintorttu(ルーネベリタルト)」です。

アーモンドやカルダモンが入った円柱

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Events|食で旅するフィンランド 〈リンゴがたっぷり、オメナピーラッカ〉

Events|食で旅するフィンランド 〈リンゴがたっぷり、オメナピーラッカ〉

1月の間、LAPUAN KANKURIT 表参道では、フィンランドカフェ・istut(イストゥット)さんにご協力頂き、フィンランドで親しまれているパンやスイーツを週替わりで販売しています。

第3弾の1月23日(土)・24日(日)は「Omenapiirakka(オメナピーラッカ)」。今が旬のりんごを使ったケーキがやってきます。

りんごは日本人にとって、とても身近で親しみのあるフルーツですが、フィ

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Events|食で旅するフィンランド 〈カルダモンの良い香り、ムンッキ〉

Events|食で旅するフィンランド 〈カルダモンの良い香り、ムンッキ〉

1月の間、LAPUAN KANKURIT 表参道では、フィンランドカフェ・istut(イストゥット)さんにご協力頂き、フィンランドで親しまれているパンやスイーツを週替わりで販売しています。

第2弾の1月16日(土)・17日(日)は、「munkki(ムンッキ)」が登場。

ムンッキは、カルダモンがたっぷり入ったパン生地をボール型やドーナツ型にして揚げた素朴なお菓子。フィンランドでは、5月1日のメー

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Events|1月の週末は、「食で旅するフィンランド」

Events|1月の週末は、「食で旅するフィンランド」

新年明けましておめでとうございます。
昨年は多くのみなさまにご来店いただきまして、本当にありがとうございました。2021年も引き続き、よろしくお願い申し上げます。

年末年始、みなさまはどのように過ごされましたか?旅行に行きたかったけれど今年は自宅でゆっくり、という方が多いことでしょう。そんな今年の冬、LAPUAN KANKURIT 表参道では「食」で旅するフィンランドをご提案。istut(イスト

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レッドルバーブに恋をして

レッドルバーブに恋をして

真っ赤なルバーブ。緑のルバーブよりも栽培が難しく、標高1000m~1500mの寒冷地が適地とされるため、日本の主な生産地は長野県と北海道。私たちの出身地である長野の食材を、カフェで使いたいという想いから出会ったのが、八ケ岳麓の富士見町で真っ赤なルバーブを生産されている「かぼちゃん農園」さんです。自ら畑を訪ね、その畑やルバーブの素晴らしさに一瞬で恋に落ちてしまい、istutでは毎年、無農薬栽培の真っ

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信州リンゴとフィンランド

信州リンゴとフィンランド

私たち夫婦は、長野市で生まれ育ちました。
私たちがフィンランドという国を、ごく自然に身近な土地として感じる理由に、故郷である長野市とフィンランドの風土や文化の共通点が多すぎることがあると思うんです。

まず、長野の県木は「白樺」です。県鳥は「雷鳥」です。名産品は「リンゴ」です。庭にはブルーベリーが普通に実を付けます。秋にはキノコ狩りで山に入ります。サウナのような湯治文化は古来から身近だし、工芸や民

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ピューニッキの丘とカルダモンドーナツ

ピューニッキの丘とカルダモンドーナツ

以前、コラムを連載するお仕事を頂いていた時、フィンランドのタンペレについてお話を綴ったことがありました。

このお話に出てくる通り、長い長いピューニッキの丘をゆっくりと上って、最後に辿り着くのは、小さなピューニッキ展望台と小さなカフェ「ピューニキン・ナルトルニン・カハヴィラ」です。

この小さなカフェで作られている「ムンッキ」は、フィンランドで一番美味しいと言われていて、遠方からも買いに来るフィン

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