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Ep.56 【気になっていた周りの目】10割どうってことない

どうも!若手の研修兄さんこと、
海先輩です!

このマガジンでは、毎朝更新しているPodcast番組「MORE CASUAる ~スキルアップはカジュアルに~」の内容を記事として発信しています!

「勉強になった!」「もっと具体的に聴いてみたい!」「海先輩ってどんな声?」と思った方は、ぜひPodcastもチェックをお願いします!


■はじめに

僕はあんまり周りの目を気にせずにアクションを起こせるタイプなので、知らないうちに恥をかいたりすることもあっただろうと思います。が、どういうときでも気にしないかというとそうではなく、後ろめたさという意味での周りの目が気になることがあります。






それは自分のためしてくれたのに。それを裏切るような選択を取るときです。具体的には転職です。僕は今社会人4年目にして3回の転職をしているので、世間一般的にはあまり良い印象は受けません。が、問題無いよというお話をします。

■今日のお話は──「周りの目」について

おはようございます。海先輩です。
いつも読んでいただき、ありがとうございます。今日は【周りの目】についてのお話です。

これは日本的なものなのか、日本人は周りの目を気にする傾向が強いように感じます。僕はオンライン英会話で500名以上の外国人とおしゃべりをさせていただいたのですが、外国人からすると、「なんでそんなこと気にするの?」ということを、僕含め日本人は心配しているようです。

ごっちゃにならないように先に話しておくと、僕は人前に出て話したり歌ったりすることに何の恥じらいもないんですね。これはある意味周りの目を気にしていないという見方もできるかもしれせんが、これは僕の強みを活かしているのであって、今日の話とは違います。

今日話したいのは、「うしろめたさ」や「同調圧力」の観点での周りの目です。

後ろめたさは「申し訳ない」という気持ちが背景にあることが多いですが、さらに深堀すると「悪い印象を持たれるのではないか」「怒られるのではないか」「失望されるのではないか」という自分に対するネガティブ評価に怯えているのが本心だと思います。

僕は転職を3回したので、会社を辞める大変さもある程度は分かります。人によるかもしれませんが、僕はかなり後ろめたさを感じましたね。意向を伝えるのにはかなり勇気が要りました。

ただ自分の人生を決めるのは自分でしかないので、どう思われようと思うがままの道を進んできました。それで後悔したことは一度たりとも無いですね。まだまだ理想の人生にはほど遠いですが、少しずつ近づいているような気がします。

後ろめたさも、退職日まではどうしても感じていましたが、退職後は何にも気にならないですね。関係が悪くなったこともありません。

■周りの目は──10割どうってことない

周りの目。気にするときと気にならないときがあるかと思いますが、気になるときはだいたいネガティブな感情が伴っています。申し訳ないとか、怒られそうとか、嫌われそうとか。

しかし、僕が今まで感じてきた後ろめたさで、自分の人生が狂ったり、悪いことが起こったことは、1度たりともありません。みなさんもそうじゃないですかね。

後ろめたさって、結局その瞬間しか感じなくて、過ぎてしまえば心に引っかかることも全くありません。むしろ感謝の気持ちがだんだん大きくなっていきますね。

後ろめたさを感じるときに、「こんなに申し訳なく思うなら、やっぱり控えた方がいいのかな」と思う人もいるかもしれません。

逆です。何か行動を起こすときに後ろめたさを感じるのであれば、後ろめたさと上手く付き合いつつ、行動した方が幸せに近づきます。

後ろめたさは「自分勝手でごめんなさい…」という気持ちからも感じるものです。この「自分勝手」がポイントで、言い換えると「自分軸での判断」になります。

自己決定は、人の幸福度に大きく影響しているんですね。これはあらゆる研究でも証明されているので、興味があればぜひ調べてみてください。

後ろめたさを感じて誰かに気を遣いながら日々を過ごすのはもったいないです。何となく今の仕事や生き方に違和感を感じているのであれば、自分が「今」本当にやりたいことは何なのかを何日もかけて徹底的に自己分析してみると良いかもしれません。

■周りの目と言うけど──自分は誰かを「見てる」のか?

そもそもですが、「周りの目」と繰り返し言っているものの、僕の目が誰かにとっての周りの目になったことはあるのでしょうか。僕の自覚としてはNOです。これが答えかもしれませんね。

もしかすると誰かが「伊志嶺に悪く思われるんじゃないか」と僕に気を遣っていたことがあったかもしれませんが、少なくとも僕は「あいつ〜」とか思ったことはありません。なので「周りの目」はもしかすると幻想なのかも、とも思います。

みんな忙しいし、いろんな悩みを抱えているし、周りのことなんて気にしてられないんですよ。家族とか恋人くらいじゃないですかね、心から思うのは。自分が思ってる以上に周りは心配している、ということはおそらく無いでしょう。

初めて眼鏡をかけるときと一緒ですね。自分は「似合わないだろうな〜」と思いますが、周りは別に何とも思ってないっていう。

そういえば、この間前職の同僚と会ったときに、退職することを上司に伝えたと言ってたんですよ。なので「上司に言うの大変だったんじゃない?」と聞いたら、「え、なんで?何も思わないでしょw」とのこと。

「強いな〜」と思いました。本当に羨ましいですね。その元同僚の場合は、退職という状況においては後ろめたさを全く感じないんですね。後ろめたさはないけど、色んな偉い人と面談しないと行けないのがめんどくさいと言っていました。

ここ最近はコミュニケーションとか、人間関係、人生に関するテーマで話していますが、今まで自分はコミュニケーション能力があると思っていたものは、実はまだまだ甘かったかもしれないですね。人前で話せたり、初対面の人と仲良くできるのは自分のスペックでしかなく、これだけではコミュニケーション能力が高いとは言い切れないんですよね。

周りから明るいとか、元気とか、コミュ力お化けと言われ続けてきた人ほど感覚が麻痺して、気分が乗らないときに無理しがちです。気張らずに。

■おわりに

こういう話って難しいのが、繊細な部分がコンプレックスに感じると言いつつも、そういう自分も悪くないとも同時に思うんですよね。なのでコンプレックスを治そうというよりは、自分に合った環境を探し続けているイメージです。






自分の弱みや短所は、特定の環境ではネガティブなものなだけであって、環境が変わればものすごく強みにもなるんです。「自分ダメだな〜」と思ったときは、「今の環境では発揮できないだけ」そう思いましょう。


■海先輩のおすすめ本コーナー

今日も記事を読んでいただきありがとうございます。ここからはおまけ。

このコーナーでは、年間200冊以上の本を読む僕が、最近読んだ本の中から「おもしろかった!」「ためになった!」という本を紹介していきます。

今回ご紹介するのは…

チャールズ・コン/ロバート・マクリーン(著)
『完全無欠の問題解決 不確実性を乗り越える7ステップアプローチ』

▼おすすめの理由は?

「仕事=誰かの問題解決」ですが、本書にはあらゆるパターンの問題解決のヒントが書かれています。問題解決のステップや、問題のカテゴライズなど、解決までの道筋が具体的に書かれているので、全てのビジネスパーソンに読んでいただきたい1冊ですね。

▼どんな人が書いた本?

チャールズ・コン
ハーバード大学、ボストン大学卒業、およびローズ奨学生としてオックスフォード大学大学院修了。ボストン コンサルティング グループでキャリアを開始した後、マッキンゼー・アンド・カンパニーのパートナー、ティケットマスター・シティーサーチ社の創設代表取締役、オックスフォード大学ローズ奨学金財団CEOを歴任。100年を超える歴史を持つ財団組織において、学者のための問題解決トレーニング・プログラムの開発を含む戦略と運営を刷新するための改革を成功させる。ほかにもパタゴニア、南アフリカのマンデラ・ローズ財団、アルカディア財団など、数多くの企業や財団の理事会、役員会に参加。ゴードン&ベティ・ムーア財団の上級顧問を務める。野生のサーモンの生態系イニシアティブとパルミラ環礁研究ステーションを含む環境保護プロジェクトに参加。

ロバート・マクリーン
マッキンゼー・アンド・カンパニー 名誉ディレクター オーストラリアとニュージーランド共同事務所の総責任者として8年間、マッキンゼー・アンド・カンパニー を主導し、グローバル・ディレクター委員会委員を務める。 オーストラリア経営大学院学部長、オーストラリア最大の慈善財団であるポール・ラムジー財団理事を歴任。 オーストラリアとアジア地域の自然保護区の管財人として、湿地での水質保全、貝類の種の回復、都市の緑地からもたらされる人間の健康の改善に取り組んでいる。 ビジネス、社会福祉、環境への貢献により、2010年オーストラリア勲章を受章。

▼何が学べる?

日常の問題(次に引っ越す街はどこにする?)から、社会問題(世界的な肥満流行の解決)まで、あらゆるシチュエーションの問題解決方法が考え方から、問題の分類、使う手法含め具体的に学べます。

▼読む前と後でどんな変化があった?

仕事で問題に直面した時にひるまなくなりましたね。本書では問題の不確実性を5つのレベルで表しているのですが、「今自分が向き合っているのは、レベルで言うとこれくらいかな?」とその大きさを測れるようになりました。何かを解く時に、その難易度を把握することは大事です。この感覚が身についたことは大きいですね。

僕が思考や習慣を変え、自分の好きなことができるようになったのも間違いなく読書習慣のおかげです。ジャンル問わずいろんな本を読んで、ともに人生に彩りを添えていきませんか?ご興味ある方は、↑のリンクからぜひ!


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