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Ep.50 【コミュニケーション】相手の「所属」を褒めたら、だいたい喜ばれる

どうも!若手の研修兄さんこと、
海先輩です!

このマガジンでは、毎朝更新しているPodcast番組「MORE CASUAる ~スキルアップはカジュアルに~」の内容を記事として発信しています!

「勉強になった!」「もっと具体的に聴いてみたい!」「海先輩ってどんな声?」と思った方は、ぜひPodcastもチェックをお願いします!



■はじめに

人を褒めるのは得意ですか?僕は大の苦手です。相手の良いところは声に出して伝えたい、という気持ちはあるものの、おべっかを言ってるように思われちゃうんですよね。まだまだコミュニケーション能力を鍛えないといけないなとつくづく実感します。






プライベートのコミュニケーションと、ビジネスシーンのコミュニケーションは別だと言われますが、両方に共通して言えるのは「相手を気持ちよくできるか」だと思います。これを意識していれば、大外れすることはほぼ無いですね。

■今日のお話は──「コミュニケーション」について

おはようございます。海先輩です。
いつも読んでいただき、ありがとうございます。今日は【コミュニケーション】についてのお話です。

どちらかというとビジネスシーンというよりは、プライベートや恋愛シーンでのコミュニケーションについてですね。ポイントは冒頭でも話した「相手を気持ちよくできるか」です。

「気持ちよく」が抽象的ですね。具体的に言うと、「自己肯定感を高めてくれるし、この人ともっといたい」と思わせる、になります。その手段として「褒め」が有効なんですね。

ただ相手を褒めようと思うと、「髪型良いね~」とか「声好き~」とか、相手自身の何かしらの特徴を褒めようとしがちです。なぜかというと、目に見えて分かりやすいから。

しかし、相手の特徴をピンポイントで褒めたときに、必ずしも相手が喜ぶとは限りません。褒める部分が具体的になればなるほど、相手に刺さる部分を見極めないといけないんです。

しかも、目に見えて分かる部分―髪、肌、ルックス―は、誰でもキャッチアップしやすい特徴であるからこそ、そこまで刺さらなかったりします。言われ慣れているでしょうしね。

そこで1つ階層を上げて、相手の「所属」に注目してみましょう。相手の所属を褒めることで、「分かってくれてる感」がめちゃくちゃ出るんです。テクニック的な話ですが、たまには良いでしょう。

よく「具体的に言うと相手に伝わる」と言いますが、現場のコミュニケーションは複雑で、必ずしも具体的に言えば良いというわけではありません。「抽象的に言う」もなかなか効果的なんです。

■相手の「所属」を褒めると──だいたい喜んでくれる

「相手の所属を褒める」ちょっとイメージが持ちづらいと思うので、さっそく具体例から見ていきましょう。と言っても超簡単です。

「所属」というと何か部活や会社といった団体を思い浮かべるかもしれませんが、つまり何かのグルーピングで褒めるということです。

例えば相手が学生時代にサッカー部だったとします。そのときに「へーサッカーやってたんだ!サッカーできる人ってかっこいいよね~」と、こんな感じです。

「サッカーをやっていた“あなた”」というよりも、「サッカーをやっていた“人”」と、少し抽象度をあげるんです。

抽象度を上げて褒めるとどんな効果があるかというと、「それって、俺に、、言ってる、、?」と相手に想像させることができるんですね。

どんなことにも使えますよ。ピアノが弾けるというのであれば、「ピアノが弾ける人って魅力的だよね!」と言うんです。実は「ピアノ弾けるの!かっこいいね!」というよりも相手に刺さりやすかったりします。

相手に余白を与えて想像させるのは、案外大事なことです。長所を褒めるときも、具体的に言うよりは抽象的に大きく褒める方が、相手はやる気を出しやすいです。

例えば「センスいいよね!」「天才!」「経営者とか向いてそう!」「絶対成功するよ!」「どこ行ってもやっていけるよ!」とかですね。

■所属をディスると──傷つけてしまうことも

これは逆も然りです。所属を褒めると喜ばれますが、ディスろうもんなら相手を傷つけてしまうこともあります。ここが難しいところで。

先ほどの相手の所属を褒めることは、相手のこと直接言っていないにも関わらず、褒められているようで嬉しく思うと言うものでした。

所属をディスるのも、相手のことを言っているわけではないので傷つけたようには感じないかもしれませんが、褒められるときと同じように」「私のことディスってる?」って思われてしまいます。

1番分かりやすいのが血液型です。僕はB型なのですが、「B型」ってだけでときどきディスられるんですよね。僕のことを直接言われているわけではないのですが、B型という所属をディスられると、僕自身も良い気持ちはしません。

所属に対して言うのは、相手に直接言うわけではないので、やや言いやすくなるのかもしれませんね。それで思いがけず傷つけてしまっていると。

コミュニケーションって本当に難しいですよね。何となく具体的に言う方が良いと思いがちですが、必ずしもそうではないということです。相手に考える余白を与えさせることで、良い気分にも悪い気分にもさせられるわけで。

モテる男性・女性みたいな話のときに、「ミステリアスな一面がある人はモテる」と聞いたことがあります。私生活が読めなかったり、何を考えているか分からないような人は、相手に想像させるので、意識させるのかもしれません。

コミュニケーション能力が高い人というのは、この具体と抽象の使い分けが上手なのかもしれませんね。相手がどう思うか、その先まで想像して発言ができる人になりたいなと思います。

■おわりに

自分の印象って本当に一瞬で見抜かれるんですね。びっくりしました。最近元同僚と飲みに行ったときに、その元同僚の友達を紹介してもらって。出会って15分くらいで「海くんは〜〜で、〜〜で…」と僕の趣味嗜好や性格を見事に見抜かれたんですよ。






相手のことを知るのに時間は関係ないんだなと思いました。久しぶりに「初対面」という状況になったのですが、最初の印象って大事ですね。すぐに伝わるし、それによって今後の関係にも影響するかもしれないですし。いやーコミュニケーションって奥が深い…


■海先輩のおすすめ本コーナー

今日も記事を読んでいただきありがとうございます。ここからはおまけ。

このコーナーでは、年間200冊以上の本を読む僕が、最近読んだ本の中から「おもしろかった!」「ためになった!」という本を紹介していきます。

今回ご紹介するのは…

野村 裕之(著)
『頭のいい人だけが解ける 論理的思考問題』

▼おすすめの理由は?

論理的思考はビジネスパーソン必須のスキルですが、どう鍛えていけば良いのかいまいち分からないものです。本書はクイズで論理的思考を鍛えられ、謎解き感覚で楽しく取り組めるのでおすすめです。

▼どんな人が書いた本?

野村 裕之
都内上場企業のWebマーケター。論理的思考問題を紹介する国内有数のブログ「明日は未来だ!」運営者。ブログの最高月間PVは70万超。解説のわかりやすさに定評があり、多くの企業、教育機関、テレビ局などから「ブログの内容を使わせてほしい」と連絡を受ける。29歳までフリーター生活をしていたが、同ブログがきっかけとなり広告代理店に入社。論理的思考問題で培った思考力を駆使してWebマーケティングを展開し、1日のWeb広告収入として当時は前例のなかった粗利1500万円を達成するなど活躍。3年間で個人利益1億円を上げた後、フリーランスとなり、企業のデジタル集客、市場分析、ターゲット設定、広告の制作や運用、セミナー主催など、マーケティング全般を支援する。2023年に現在の会社に入社。Webマーケティングに加えて新規事業開発にも携わりながら、成果を出している。本書が初の著書となる。

▼何が学べる?

論理的思考とひとくちに言っても「矛盾を探す」や「最大と最小を求める」など、様々なアプローチがあります。各問題ごとに思考プロセスを解説してくれていて、体系的に論理的思考が学べます。

▼読む前と後でどんな変化があった?

思考の引き出しが増えるので、普段の仕事がスムーズに進むようになりました。「こういう視点はどうだろう?」という引き出しが多ければ多いほど、解決のヒントが見つけやすくなります。

僕が思考や習慣を変え、自分の好きなことができるようになったのも間違いなく読書習慣のおかげです。ジャンル問わずいろんな本を読んで、ともに人生に彩りを添えていきませんか?ご興味ある方は、↑のリンクからぜひ!


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