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Ep.37 【海先輩と考える】なぜ好きな人の好きなものを好きになるのか
どうも!若手の研修兄さんこと、
海先輩です!
このマガジンでは、毎朝更新しているPodcast番組「MORE CASUAる ~スキルアップはカジュアルに~」の内容を記事として発信しています!
「勉強になった!」「もっと具体的に聴いてみたい!」「海先輩ってどんな声?」と思った方は、ぜひPodcastもチェックをお願いします!
■はじめに
「待ち合わせのとき、毎回必ず笑顔で手を振ってくれるとこが好きなんだよね〜」友達が酔った勢いで彼女の好きなとこを僕に熱弁してくれました。1人の人を全力で好きになるって、めちゃくちゃ尊いことだなって思います。その瞬間はこの上なく幸せで、それ以上でも以下でもありません。
その友達は長く片思いをしていて、何度か告白して振られてを繰り返して、ようやく付き合えた彼女なので、ものすごく大切にしているのがひしひしと伝わります。その友達を見ていると「俺ってこいつみたいにモーレツに人を好きになったことあったかな?」と考えることが増えて。普通にありました。
■今日のお話は──「人を好きになること」について
おはようございます。海先輩です。
いつも読んでいただき、ありがとうございます。今日は【人を好きになること】についてのお話です。
今日から「新シリーズ」とまでは言わないですが、不定期で「海先輩と考える」という企画を始めたいと思います。海先輩が疑問に思っていることや不思議に感じていることをみなさんに問いかけ、みなさんの意見を学ばせていただくという企画です。
noteやポッドキャストのコメントでみなさんの意見を頂戴することも増えてきて、僕自身ものすごく勉強になっているんですね。なのでそのまま企画にしてみようじゃないかと。
なのでこのシリーズではとくに僕からの提案やアドバイスはなく、「僕はこう思うけど、みんなはどう?」というスタンスで進めていきます。
ということで「海先輩と考える」の1発目は「恋愛」に関するテーマで、「なぜ人は好きな人の好きなものを好きになるのか」について考えてみます。みんな大好き恋バナです。
冒頭僕の友達が惚気ているお話をしましたが、彼を見ていると人を好きになるって素晴らしいことだとつくづく思うんですね。
「なんでそんな好きになれるの?」と彼に聞くと、「えー好きなもんは好きやねんなー」と言います。まあ確かにそんなもんだよなと思いました。彼女の好きな部分を理論的に言語化している方が違和感を感じますもんね。
ただ1つ思ったことが、なぜその人を好きになったのかは分からないけど、本当に好きかどうかを確かめる指標はある気がして、僕の場合は音楽でした。
■過去に付き合った人を──本当に好きだったかどうか
そんなこと考えてどうすんねんと思われるかもしれませんが、「海先輩と考える」では、そんな考えても意味がなさそうな話題を話すのが醍醐味です。
ものすごく彼女を溺愛している友達を見てて、「こんなに愛してもらって彼女さんは幸せ者だな〜」と思うのと同時に、「自分は今まで付き合った人を本当に好きだったのか?」という疑問が湧いてきました。
多分この疑問が浮かんできた時点で、答えは「NO」なんだと思います。幼稚で最低なことをしたなとお詫びの気持ちがある、いや、「お詫び」と言うこと自体が烏滸がましいのでは?とも感じます。
あと中高生〜社会人は約10年の時が流れるわけで、恋愛の価値観もそのとき求めるものも180度変わったりするんですよね。一概に言えないのは分かりきったことです。
という前提のもとでお話すると、僕の場合は「その人が好きなものを好きになったか?」がその人を好きだったのかを考えるときに大きな割合を占めていると分かりました。
そして特に音楽に関してその傾向が強く出るんですよね。僕は恋愛とか関係なく人が好きなアーティストや音楽が気になるタイプで、初対面ではだいたい好きな音楽を尋ねています。
過去にお付き合いした人や好きになった人とも、必ず初対面があったわけで、そのときに必ず音楽の趣味を聞いています。もちろん「このジャンル俺も好きだな」とか「このジャンルはあまり聴かないな」と思うわけです。
しかし本当に好きだったなと思える人の好きな音楽は、最初興味が無かったとしても継続して聴こうとするし、だんだん詳しくなって、終いには1人でライブに行くくらいになりました。
■好きか分からないけど──付き合っているケースもある
実際「この人のこと好きじゃなかったら絶対このアーティストは聴いてなかっただろうな」と思うことはあります。大学時代にそのようなことがあったのですが、今はそのアーティストを積極的に聴こうという気持ちは無いです。
つまり完全に恋をしていたからこその行動だったわけですね。今そのアーティストの曲を聴いてみると「恋してたな〜」とは思いますが、恋のドキドキ感は1mmも思い出せませんでした。
話変わりまして、最近前職の先輩方と食事に行ったんですが、僕があまり持ち合わせていないリアルな恋愛の現状を聞くことができたんですね。
3人女性がいて、みなさん現在お付き合いしている人がいるとのことでした。しかし「んーなんか彼を好きかと聞かれると分からないんだよね〜」と言っていました。
先輩方はご年齢が27〜29歳だったのですが、年齢的に結婚も視野に入ってくるからその辺りも考えると「好き」って気持ちだけで恋愛をすることはなくなった、とのことです。
「いや恋愛ムズー!」と思いました。僕はめっちゃ好きだった子に告白して振られたことがあるのに、好きじゃないけど付き合っている人もいるのかと思うと、世の中不公平だな、と、少し思います。
好きかどうかと付き合うかどうかを別と考えることは悪いとは思わないですが、夢中で恋をしているときは辛いこともあるけど、やっぱり幸せだと思いますね。
僕はその気持ちを確かめる要素が音楽なのですが、みなさんは何かありますでしょうか。好きな人の好きなものを好きになる、恋愛の醍醐味ですね。
■おわりに
恋愛はまさに方程式も答えもないものの究極系だと思います。YouTubeでも書籍でも恋愛術を語ったものがありますが、絶対うまくいくってことはないわけで。でも答えがないからこそ考えるのが面白くもあります。
ですが、マナーやルックスに関わる部分に関しては参考にした方がいいかなと思います。結局これは恋愛うんぬんの前に「人として」の話になるわけで、本質はそこかなと思いました。小手先のテクニックでうまくいった人を見たこともないですしね。
■海先輩のおすすめ本コーナー
今日も記事を読んでいただきありがとうございます。ここからはおまけ。
このコーナーでは、年間200冊以上の本を読む僕が、最近読んだ本の中から「おもしろかった!」「ためになった!」という本を紹介していきます。
今回ご紹介するのは…
坂口 恭平(著)
『継続するコツ』
▼おすすめの理由は?
「継続=辛いもの」のイメージが払拭されます。「目標のために継続しているけど、なかなか結果が出ない」と悩んでいる人には特におすすめです。これを読むことで結果が出ないことへの焦りが無くなります。これでいいんだ!と前向きな気持ちにもなります。
▼どんな人が書いた本?
坂口 恭平
1978(昭和53)年熊本県生れ。2001(平成13)年早稲田大学理工学部建築学科卒業。2004年に日本の路上生活者の住居を収めた写真集『0円ハウス』を刊行。その後、『TOKYO 0円ハウス 0円生活』『ゼロから始める都市型狩猟採集生活』を発表し、「都市の幸」をもとに金を使わず生きる術を示す。東日本大震災後の2011年5月、故郷熊本で独立国家の樹立を宣言し、新政府総理大臣に就任。その経緯と思想を綴った『独立国家のつくりかた』が話題となった。文筆のほか、音楽、イラストレーションの分野でも多彩な活動を行う。2013年に『幻年時代』で熊日出版文化賞を受賞。他の作品に『徘徊タクシー』『躁鬱大学』など多数。
▼何が学べる?
本当の幸福が学べます。変化が激しい時代で努力して周りに差をつけなきゃ!と焦る気持ちがありますが、そんなものは必要ないと。自分は今ここに居て今を生きている。今やりたいことをただただやること、やれることが幸せなんだと気付かされる1冊です。
▼読む前と後でどんな変化があった?
目標に向かって継続することに焦りを感じなくなり、素直に楽しめるようになりました。僕は書くこと、話すこと、学ぶことが好きで、それを仕事にしているわけですが、とはいえ「しんどい」とか「めんどい」とか思うことがあるですね。でも本書を読んで、継続しなきゃ!というよりは今日も楽しいからやってるんだと思えるようになりました。
僕が思考や習慣を変え、自分の好きなことができるようになったのも間違いなく読書習慣のおかげです。ジャンル問わずいろんな本を読んで、ともに人生に彩りを添えていきませんか?ご興味ある方は、↑のリンクからぜひ!
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