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Ep.31 【習慣】「〇〇の習慣」が大事なのではなく、習慣化すること自体が大事

どうも!若手の研修兄さんこと、
海先輩です!

このマガジンでは、毎朝更新しているPodcast番組「MORE CASUAる ~スキルアップはカジュアルに~」の内容を記事として発信しています!

「勉強になった!」「もっと具体的に聴いてみたい!」「海先輩ってどんな声?」と思った方は、ぜひPodcastもチェックをお願いします!



■はじめに

「ゴールデンウィークで美味しいものを食べられたのはいいけど、その反動が体に出てきてて…」という方、多いのではないでしょうか。そこで「ダイエットするぞ!」とジョギングやジム通いを始めるも、なかなか続かないのが現状。






でも継続できないのは、その人がだらしないからではありません。人は全員何かを継続するような「努力」はしたくない生き物なんですよ。これは、身に危険が訪れたときのために体力を残そうとする本能から来ています。

■今日のお話は──「習慣」について

おはようございます。海先輩です。
いつも読んでいただき、ありがとうございます。今日は【習慣】についてのお話です。

ダイエットを目的とした運動習慣が分かりやすいかと思いますが、普段はしていない新しい習慣を始めるのは、ほとんどの人が苦痛なんですよ。

これは僕もそうで、今でこそブログやPodcastは定着していますが、新しいことを始めるときは、やっぱりサボりたくなったりします。

しかしなかなか継続できないからと言って「あ〜自分は弱いな…」と落ち込む必要はありません。人はそもそも継続とか努力が大嫌いなんです。

人の脳は「新しい行動」がめちゃめちゃ嫌いなんですね。なぜかというと、人間の脳は「行動の変化=身の危険」とプログラムされているからです。

脳は生き残るために普段はしない行動を取るんだと無意識的に考えるので、何も危険がないときは新しい行動はせずに体力を温存しておきたいんです。締め切りギリギリになると慌てて作業に取り掛かるのも、この本能に近いですね。

つまり意識的なアプローチでは、絶対に習慣化や継続することは不可能なんです。モチベーションだけで何ヶ月、何年も何かを続けている人はいません。

習慣化において大事なのは「環境」です。逆にいうと、モチベーション度外視で行動できる環境を構築さえすれば、誰でも良い習慣を作ることは可能です。

■運動・読書・瞑想──何をするかは関係ない

ダイエットのため、健康のため、美容のために新しい習慣を始めたいします。「ウォーキングよりジョギングが良いか」「筋トレが良いか」「瞑想も良いらしい」などと、何を習慣にすると良いのか考えることに時間をかけている人が多いです。

結論、「どれでも良いからやろう!」って話です。きっとどれをやっても良い結果は出ます。そして、どれをやろうとしても、だいたい3日目〜1週間あたりでしんどくなってサボり癖が出てくるんです。

大事なのは何をやるかよりも「どうやり続けるか」を考えることです。まずは「習慣化」そのものに慣れていくことが重要なんですね。

とりあえず何かを始めて「習慣ってこんな感じで作っていくんだな」と分かってきたら、「じゃあ何をやると1番良いか研究しよう」としていけばいいんです。

習慣化そのものに慣れるにはどうすれば良いか。それはスケジュール管理です。習慣という概念において1番重要な要素は「時間」です。とにかく最初は時間管理を徹底してみてください。

例えばジョギングを習慣にしたいとします。多くの人が「ウェアとかシューズどうしよ」「どこ走ろ」と考え始めますが、真っ先に考えるべきなのは、「いつ走ろ」です。

毎日なのか月水金なのか、週末なのか。日が決まったら、次は朝なのか昼なのか夕方以降なのか、それは何時から何時までなのか。まずは時間から超具体的に決めてください。そして普段使っているカレンダーにぶちこんでください。

これを決めてから、「じゃあコースはどうしようか」「ウェアはあるんだっけ?」という話にうつっていきます。習慣はほとんど時間の概念なので、まずは時間から確定させるのが鉄則です。

■本当に習慣化されたものは──人にいちいち言わない

よくジムの写真とか、ジョギングの写真とか、読書中の写真をSNSにあげる人がいます。僕もたまに載せるときがありますが、おそらくこの手の投稿をする人は次の2パターンです。

それが「①最近始めた習慣 or 今日限りのやつ」「②直近で良いことがあった or 楽しみが近い」の2パターンです。

まず①についてですが、僕もよくやります。新しいことを始めたときは人に宣言することで継続しやすくなるんですよね。途中でやめてダサいと思われるのが嫌なので、それが原動力となり続けられるんです。

もしくは単に承認欲求を満たしたいというのもあります。ジョギングしてて偉いでしょー!のアピールです。僕も承認されたいときは、SNSに載せています。

そして②についてですが、気分が良いときはSNSに何か載せたくなるものです。楽しみがある日は、ポジティブな内容の投稿をしたくなりますね。

これらは完全に僕の考えですが、割と合っている自信はあります。そしてもう1つ思うのが、本当に習慣化されたものは、いちいち人に言わないということです。

僕はほぼ365日ジョギングをし、毎週4〜5冊、月間20冊ほど読書をしていますが、当たり前すぎていちいちSNSに載せたり、人に言ったりしません。

毎月美容院で髪を切っている人で、カットするたびにSNSに載せるということはないでしょう。染めたり、大きく髪型を変えたときくらいですよね。それと同じです。このレベルになってこそ、本当の習慣だと思います。

■おわりに

僕が良かったなと思うのが、ジョギングを習慣にしたことや、読書を習慣にしたこと以上に、習慣化のコツを掴んだことです。このおかげで新しいことを始めるときに難なく継続できるようになりました。






もちろん途中でやめることもありますよ。でもそれはだるいからではなく、優先順位が変わったり、計画を見直すことで不要だと感じたときです。また必要になればいつでも始められます。習慣が唯一才能を超えられると思うので、ぜひ参考にしてもらえたら嬉しいです。


■海先輩のおすすめ本コーナー

今日も記事を読んでいただきありがとうございます。ここからはおまけ。

このコーナーでは、年間200冊以上の本を読む僕が、最近読んだ本の中から「おもしろかった!」「ためになった!」という本を紹介していきます。

今回ご紹介するのは…

株式会社アンド(著)
『思考法図鑑: ひらめきを生む問題解決・アイデア発想のアプローチ60』

▼おすすめの理由は?

シンプルに頭が良くなるからです。頭が良くなるというのは、悩みや課題に直面したときに、その解決策がサクッと見つけられるようになるということです。問題解決能力が高い人は、生まれ持った頭の良さがある人だけでなく、思考のフレームワークに当てはめて考えることで難しい問題を解決している人も多いんですね。本書に載っているフレームワークを1つ自分のものにするだけでも、かなり頭が良くなるので非常におすすめですね。

▼どんな人が書いた本?

小野 義直
大学卒業後、6年間勤めた広告代理店の倒産を機に独立。仮説検証と実践サイクルをスピーディーに回し、段階的に完成度を高めていくことを強みとする。これまで小売・サービス業を中心として構造設計からコミュニケーション戦略構築まで1,000社以上を支援。幾多のプロジェクトを支援する中でプロジェクトリーダー養成と組織開発の重要性を感じ、現在は個人と組織の変容支援にも従事している。

宮田 匠
コンテンツマーケティング領域を中心に、クライアント企業の企業立案・運営を支援している。課題整理・アイデア発想の思考促進を得意とし、企業向け研修の設計業務も行う。

▼何が学べる?

論理的思考や問題解決、アイデアを生み出すための思考フレームワークが60個も学べます。論理的に構築したいときはコレ、突飛な発想をしたいときはコレ、分析をしたいときはコレなど、全ての「考える」場面において本書に必ずヒントが載っている本になります。

▼読む前と後でどんな変化があった?

普段仕事をする中で、明らかに思考力が向上したと実感しました。企画を出すような会議でもポンポンアイデアが出たり、すらすら話を進められるようになり「う〜ん」と頭を悩ませる時間が減りましたね。働く全ての人に読んでほしい一冊です。

僕が思考や習慣を変え、自分の好きなことができるようになったのも間違いなく読書習慣のおかげです。ジャンル問わずいろんな本を読んで、ともに人生に彩りを添えていきませんか?ご興味ある方は、↑のリンクからぜひ!


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