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Ep.32 【なぜ読書が大事か】教養がないと下ネタをユーモアと勘違いしてしまう

どうも!若手の研修兄さんこと、
海先輩です!

このマガジンでは、毎朝更新しているPodcast番組「MORE CASUAる ~スキルアップはカジュアルに~」の内容を記事として発信しています!

「勉強になった!」「もっと具体的に聴いてみたい!」「海先輩ってどんな声?」と思った方は、ぜひPodcastもチェックをお願いします!



■はじめに

この間合コンに行ったんですよ。同じく関東にいる年上の先輩(30代前半)に誘われて、特に出会いを求めているわけでは無いんですが、とはいえ少しの期待を胸に足を運んでみることにしました。






行ってびっくり。ほとんどが30歳〜40歳手前の男女でした。そう、完全に人数合わせです。僕は今年26歳です。いや確かに年上の女性が嫌いなことはないですが、少し場違いでしたね。

■今日のお話は──「ユーモア」について

おはようございます。海先輩です。
いつも読んでいただき、ありがとうございます。今日は【ユーモア】についてのお話です。

その合コンでいろんな男性・女性と会話をしたわけですが、久しぶりに初対面ばかりの飲み会に参加してみて、明らかにコミュニケーション能力が高い人と低い人の差を感じました。

一応合コンなので、みんなモテに来るわけですよ。つまり自分をよく見せたいという気持ちでいるんです。にもかかわらず、「この人やっちゃってんな〜」って人がまあ多かったです。

やっぱりモテている男性は女性の好きな話題に合わせて、テンポよく話を運んでいました。「〇〇ちゃんはどう思うの?」と意見を求める話し方が多かった印象です。

そしてモテている女性は、まずお顔が綺麗でした。黙ってても男性の方から寄ってたかるんですね。すごく分かりやすい絵だなと感じました。

僕も割と張り切って行ったものの、年齢層が僕の守備範囲外だったので、「可愛い年下の坊やキャラ」で乗り切ることにしました。でも30代で合コンに来るくらいなので、みなさん将来を考えてるんですよね。年下は賑やかし扱いでしたw

こんな機会もなかなか無いと思い、話が面白い人と面白く無い人の人間観察をしてみることにしたんですが、とあることに気がついたんです。

「この人すべってるな〜」と言う人は、だいたい話題が下ネタでしたね。

■教養がないと──下ネタをユーモアだと勘違いする

その光景を見たとき、昔Twitterで目にしたこの言葉を思い出しました。

「教養がなぜ大事かというと教養のない人は下ネタやいじりネタをユーモアだと勘違いしちゃうんです」

これについて僕の見解は、「概ね賛成」です。教養がないと「下ネタ(いじりネタ)=ユーモア」と思い込んでしまうが、それは違う。逆に、教養がある人は「下ネタ(いじりネタ)をユーモアに変えることができる」という感じですね。

下ネタを言ったからといって「教養がない人」となるわけではないということです。教養とは、幅広い知識や洗練された感性を身につけることです。様々な分野に触れ、深く理解することで、物事を多角的に捉える力が養われます。

合コンで思ったのは、教養がある人は、下ネタのような安直な笑いよりも、ウィットに富んだ言葉遊びや、人間性への洞察に基づくユーモアを好むんですね。教養によって鍛えられた感性で品のある冗談を理解し、それを楽しんでいる様子でした。

ただし一方で、教養を身につけることの重要性は認めつつも、時と場合によっては下ネタも含めて多様なユーモアを柔軟に楽しめる心の広さも大切だと思います。物事をバランス良く捉える視点も忘れてはいけませんね。

教養のある人は、Interestingを楽しんでいるようにも見えました。自分の知らない分野や趣味の話をされても、素直に教えてもらう姿勢で相手の話を聞き、相手に気持ちよく話をさせた上で「勉強になった!」とお礼まで伝える。

「上品やな〜」と思いました。

■頭のいい人は──知識じゃなくて解釈で返す

また、会話を盛り上げる人や頭のいい人は、自分の知識で返すのではなく、相手の話を聞いての解釈を返している印象でした。

例えば女性が「最近、ヨガにハマっているんです」と話したとき、知識で返す男性は「ヨガはインドで生まれた修行法なんだよね。今では世界中で愛好者が増えてるらしいよ」と、ヨガの歴史や現状について長々と説明したがります。

一方、解釈で返す男性は、「ヨガで心身ともにリフレッシュしてるんですね。ストレス発散にもなるし、柔軟性も上がりそう。僕も興味があるんですけど、初心者はどんなポーズから始めれば良いですか?」と、女性の興味や経験に共感し、話を広げる質問を投げかけていました。

知識を言えば言うほど必死な感じがして、知的な印象は受けなかったですね。

知識で返してしまうと「へぇ〜」で会話が終わってしまうのと、単純に「マウント取ってきた!」と思われてしまうので良いことがありません。

これは僕も反省ですね。つい自分が知っている分野であれば知識をひけらかしたくなるので、気をつけようと思います。

そういえば上手な知識の出し方をしている人がいましたね。その人は「なんか“〇〇”?って聞いたことがあるんですけど、合ってましたっけ?」みたいな確認するように話していました。

人の印象ってちょっとした言い回しや所作ですぐ伝わっちゃいますからね。意識せねばと思います。

■おわりに

30代の男性の中に混ざらせてもらって感じたのは、コミュ力と見た目にだいぶ差が出ていると言うことです。知的だなと思える人は話すたびに賢いことを言うというよりは、時々気の利いた一言を言えたり、話の節々に垣間見えるという感じでしたね。






あと見た目は本当に差が出てました。同じ32歳でも、ある男性は25歳くらいに見えたり、他の男性は40歳くらいに見えたり。こればかりは今のうちから絶対気をつけようと心に決めました。


■海先輩のおすすめ本コーナー

今日も記事を読んでいただきありがとうございます。ここからはおまけ。

このコーナーでは、年間200冊以上の本を読む僕が、最近読んだ本の中から「おもしろかった!」「ためになった!」という本を紹介していきます。

今回ご紹介するのは…

株式会社アンド(著)
『思考法図鑑: ひらめきを生む問題解決・アイデア発想のアプローチ60』

▼おすすめの理由は?

シンプルに頭が良くなるからです。頭が良くなるというのは、悩みや課題に直面したときに、その解決策がサクッと見つけられるようになるということです。問題解決能力が高い人は、生まれ持った頭の良さがある人だけでなく、思考のフレームワークに当てはめて考えることで難しい問題を解決している人も多いんですね。本書に載っているフレームワークを1つ自分のものにするだけでも、かなり頭が良くなるので非常におすすめですね。

▼どんな人が書いた本?

小野 義直
大学卒業後、6年間勤めた広告代理店の倒産を機に独立。仮説検証と実践サイクルをスピーディーに回し、段階的に完成度を高めていくことを強みとする。これまで小売・サービス業を中心として構造設計からコミュニケーション戦略構築まで1,000社以上を支援。幾多のプロジェクトを支援する中でプロジェクトリーダー養成と組織開発の重要性を感じ、現在は個人と組織の変容支援にも従事している。

宮田 匠
コンテンツマーケティング領域を中心に、クライアント企業の企業立案・運営を支援している。課題整理・アイデア発想の思考促進を得意とし、企業向け研修の設計業務も行う。

▼何が学べる?

論理的思考や問題解決、アイデアを生み出すための思考フレームワークが60個も学べます。論理的に構築したいときはコレ、突飛な発想をしたいときはコレ、分析をしたいときはコレなど、全ての「考える」場面において本書に必ずヒントが載っている本になります。

▼読む前と後でどんな変化があった?

普段仕事をする中で、明らかに思考力が向上したと実感しました。企画を出すような会議でもポンポンアイデアが出たり、すらすら話を進められるようになり「う〜ん」と頭を悩ませる時間が減りましたね。働く全ての人に読んでほしい一冊です。

僕が思考や習慣を変え、自分の好きなことができるようになったのも間違いなく読書習慣のおかげです。ジャンル問わずいろんな本を読んで、ともに人生に彩りを添えていきませんか?ご興味ある方は、↑のリンクからぜひ!


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