Ep.34 【仕事ができる人】全員MY電卓を持ち歩いている
どうも!若手の研修兄さんこと、
海先輩です!
このマガジンでは、毎朝更新しているPodcast番組「MORE CASUAる ~スキルアップはカジュアルに~」の内容を記事として発信しています!
「勉強になった!」「もっと具体的に聴いてみたい!」「海先輩ってどんな声?」と思った方は、ぜひPodcastもチェックをお願いします!
■はじめに
仕事でもプライベートでも、「形から入る」って案外大事だと思っていて。学生時代に新しいノートやペンを買ったとき勉強のやる気が出た経験がある人って多いと思うんですよ。
あとは新しいランニングシューズを買って運動したくなったり、新しいエプロンを買って自炊する気になったり。「形だけかよ」という人もいるかもしれませんが、僕は割と形から入ることに賛成派ですね。
■今日のお話は──「仕事ができる人の特徴」について
おはようございます。海先輩です。
いつも読んでいただき、ありがとうございます。今日は【仕事ができる人の特徴】についてのお話です。
もちろん色々な要素はありますが、今日は持ち物にフォーカスしたいと思います。僕は今まで4社経験してきたのですが、「この人ほんと仕事できるな〜」という人を何人も見てきました。
僕も仕事は頑張りたい派なので、いわゆるシゴデキな人たちを観察してきたのですが、僕気づいちゃったんですね。彼女ら彼らは、ほぼ全員共通してあるものを持っていました。
それが「電卓」です。スマホの電卓じゃ無いですよ。五、六千円はしそうないい感じの電卓をみなさん持ち歩いていたんです。
確かに、仕事のミーティングとかで電卓が手元にある人って、なんとなく「この人できそうやな」って感じしますよね。本当にデキるかは置いておいて、イメージ戦略としてはまず有効だと思います。
あとちょっと電卓からは脱線するんですが、仕事ができる人は「ペン」にもこだわりがある人が多いです。スーツの胸ポケットから見えているペンが明らかに「いいやつ」なんですよ。オーラがもう違くて。
あとたまにペンをお借りしたとき、やや重量感のあるものを使っていることがわかりました。理屈は分からないのですが、確かにペンを借りて重みを感じると、その人の厚みというか懐が深い印象というか、言葉にできないシゴデキ感が伝わるんですよね。
イメージ云々言ってないで、結果出せやと言われればそうなんですが、イメージや形から整えることはモチベーションやコミュニケーションにおいても大事だと思うので、バカにできないと思いました。
■ビジネスパーソンは──数字から逃げられない
「仕事ができる人は電卓を持っている理論」についてネットで調べてみたところ、ドンピシャの記事を見つけました。
ビジネス数学教育家の「深沢真太郎さん」という方がいらっしゃるのですが、数学を用い論理的思考力をビジネスに活かしていくための研修を様々な企業で行なっております。
書籍も多数出版されており、個人的に面白かったのは【説明がうまい人はやっている「数学的」話し方トレーニング】という本です。
要点を簡単にお話しすると、説明が上手な人は【導入→主張→解説→結論】という型を使って説明をしており、これはまさに数学の証明問題を解くときと同じロジックであるというものでした。
昨日の記事でビジネスパーソンは論理的思考が大事だとお話ししましたが、まさに数学は論理的思考を養う学問であり、学生時代の蛍雪の光が今活きているということですね。
また、今回の電卓の話にもつながるのですが、やはり社会人としてビジネスの世界に関わる以上、「数字」とは常に向き合っていかなければなりません。
資本主義の上に誕生した「株式会社」なるもの、利益をステークホルダーに還元することが1つ重要なミッションになります。
そして「利益=数字」なわけで、数字に弱いというのはビジネスパーソンにとって大きなマイナスになってしまうわけですね。耳の痛い話ですが、間違いないと思います。
■スマホの電卓ではなく──電卓であるべき理由
「そんなこと言われても、やっぱり数字って難しいしなんかややこしくて面倒くさいし…」という方、僕も全くそうだったんですが、先の記事を読んでから頑張って数字に向き合おうと思いました。
深沢さんは研修の前に参加者の机の上に電卓が出ているかチェックするそうです。ビジネスで数学的思考を活かすための研修なので、研修中にたくさん数字が出てくることは想像がつくはずです。
にも関わらず電卓を用意していない人がほとんどなんだとか。電卓を用意していない人はこの2パターンに分けられるといいます。「①暗算が死ぬほど得意」「②日頃から数字への意識が低い」
ちょっとドキッとしますよね。「数字に強くなりたいと言っている。でも暗算は苦手、しかし電卓は持っていません」これって矛盾してますよね、という話です。
「ちょ、海先輩。スマホで計算できるじゃないすか〜」と思った君。まあ聞きなさい。
あなたが人生のパートナー、そして愛する我が子と夢のマイホームを契約しに不動産で行ったとします。ローンを組むのでどういうプランにするか担当の方と綿密に打ち合わせをするわけですが、その担当者が逐一スマホで計算をしていたらどう思うでしょうか。
どこか品位に欠けるし、人生において大事な局面にも関わらず、お客様への敬意が感じられないですよね。ここで良さげな電卓を出して「このようなプランになります」と数字を提示されると、信頼がおけますよね。
MY電卓を持ち歩くということは「日頃から揺るがない数字というデータに向き合う」ということと「ビジネスパーソンとしての品位」という側面において非常に重要なポイントになるわけです。
■おわりに
僕もこの記事を見た後、早速MY電卓を購入しました。MY電卓を持ってから、使いたい気持ちがどんどん出てくることもあり、数字が現れる度に電卓を鳴らすようになったんです。
すると、そのままでは見えない事実が浮き彫りになることもあり、よりよい判断に活かせるようになったんですね。「数字に強くなりたい」とか「仕事ができるようになりたい!」と思っている方は、ぜひ自分好みのMY電卓を探してみてください!
■海先輩のおすすめ本コーナー
今日も記事を読んでいただきありがとうございます。ここからはおまけ。
このコーナーでは、年間200冊以上の本を読む僕が、最近読んだ本の中から「おもしろかった!」「ためになった!」という本を紹介していきます。
今回ご紹介するのは…
株式会社アンド(著)
『思考法図鑑: ひらめきを生む問題解決・アイデア発想のアプローチ60』
▼おすすめの理由は?
シンプルに頭が良くなるからです。頭が良くなるというのは、悩みや課題に直面したときに、その解決策がサクッと見つけられるようになるということです。問題解決能力が高い人は、生まれ持った頭の良さがある人だけでなく、思考のフレームワークに当てはめて考えることで難しい問題を解決している人も多いんですね。本書に載っているフレームワークを1つ自分のものにするだけでも、かなり頭が良くなるので非常におすすめですね。
▼どんな人が書いた本?
小野 義直
大学卒業後、6年間勤めた広告代理店の倒産を機に独立。仮説検証と実践サイクルをスピーディーに回し、段階的に完成度を高めていくことを強みとする。これまで小売・サービス業を中心として構造設計からコミュニケーション戦略構築まで1,000社以上を支援。幾多のプロジェクトを支援する中でプロジェクトリーダー養成と組織開発の重要性を感じ、現在は個人と組織の変容支援にも従事している。
宮田 匠
コンテンツマーケティング領域を中心に、クライアント企業の企業立案・運営を支援している。課題整理・アイデア発想の思考促進を得意とし、企業向け研修の設計業務も行う。
▼何が学べる?
論理的思考や問題解決、アイデアを生み出すための思考フレームワークが60個も学べます。論理的に構築したいときはコレ、突飛な発想をしたいときはコレ、分析をしたいときはコレなど、全ての「考える」場面において本書に必ずヒントが載っている本になります。
▼読む前と後でどんな変化があった?
普段仕事をする中で、明らかに思考力が向上したと実感しました。企画を出すような会議でもポンポンアイデアが出たり、すらすら話を進められるようになり「う〜ん」と頭を悩ませる時間が減りましたね。働く全ての人に読んでほしい一冊です。
僕が思考や習慣を変え、自分の好きなことができるようになったのも間違いなく読書習慣のおかげです。ジャンル問わずいろんな本を読んで、ともに人生に彩りを添えていきませんか?ご興味ある方は、↑のリンクからぜひ!
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