ChatGPTは仕事の敵?堀江貴文の本で感じたAI時代の未来予測:『ChatGPT vs. 未来のない仕事をする人たち』を読んで
最近ChatGPTといった生成AIについて興味があるので、堀江貴文さんの書かれたChatGPTの本について読んでみました。
堀江さんは結構、極論に振るというか、かなり極端なイメージがありましたが、ChatGPTについては、かなり現実的な内容ではないかという印象です。
ChatGPTをはじめとする生成AIは仕事を奪う人間の敵のように思われるかもですが、私は逆によりクリエティブな仕事ができる優秀な秘書のようなツールではないかと考えます。
上記は先日書いた別のAIに関する記事なのですが、第4次産業革命がすでに始まっていて、いうなれば今は結果系のことをしっかりまとめくれたり、人がまとめると時間のかかることをAIが代わりにやってくたりしてくれるので、その後で次の一手を決めることに人間の能力が使われる時代になるのかなと思いました。
そこにもジョブシフトが行われているのではないかと考えます。
かつての産業革命のときのジョブシフトでは職が失われ失業したけど、別の仕事に変わったりしました。
例えば、馬車が台頭していたときは、馬車の運転手だったのが、自動車の運転手に変わったように、AIを伴う第4次産業革命では、資料をまとめたり、実績をまとめたりする業務から解放され、それはAIなどのロボットが担ってくれて、その結果を使って次の一歩を考えるような世の中になる気がします。
そのあと1歩先は、いままで人手不足でできなかったエリアであり、そこをできるようになってくると、世の中はもっと便利になっていくような気がするのです。
本書は、ほぼほぼChatGPTで書かれてしまった本らしい
ChatGPTの浸透について、他のSNS等でよく比較されます。ChatGPTは非常に速いのだ。以下は、ユーザー数が100万人を超えるまでの期間を表したものです。
Instagram: 2.5年
Twitter: 2年
Facebook: 10ヶ月
ChatGPT: 5日間
こう見るとChatGPTの浸透がものすごく速いのがわかると思います。
そんなChatGPTはどんどん進化を続けていて、本も1冊が書けるほどに進化しています。プロンプトを適切に投入すれば本1冊の生成は無理だとしても各章くらいなら生成することができます。
著書はChatGPTを用いて書かれているようですが、特に違和感がなくて読みやすかったです。ただ、手直しが必要なのは仕方がないみたいですね。
この記事では、どのようなことが書かれていたか要約したいと思います。する。ちなみに見出しにまとめているのは、アマゾンの著書紹介ページにしっかりと書かれているのでネタバレにはならないと考えてます。
結局、ChatGPTで仕事はどう変わるのか(クリエイター×エンジニア深津貴之さんの対話)
この章ではChatGPTではどんなふうに仕事が変わるかの議論となっていました。お二人(堀江さん、深津さん)の意見としては、ChatGPTは人間と変わらないくらいの知能レベルまで仕事ができるようです。
とはいえ、決めることは人間になるようで、人間のためにあるAIなのでそこは譲ることはできないようです。当たり障りのない仕事はAIにさせて、大事な意思決定のところは人間が行う未来になるようです。
ChatGPT後の社会と、生き方について教えてください(Voicy 緒方憲太郎さんとの対話)
ChatGPT後の社会とは、身も蓋もない世界のようです。AIが生むものは大衆のもので、人間の生むものが贅沢なものとなっていくのかもしれないとのこと。
これらを堀江さんは身も蓋もない社会と表していました。例えばカニカマと本物のカニを比べると、カニカマの方がうまいケースもあったりします。カニカマは、それほどに再現度が高いのに安くて美味しいのです。食べ物により、より貧富の差がひろがりそうな気配です。
AIは膨大な記憶量とマシンスペックがあります。いつまでも人間の方が優れていると思ってはいけないようです。今のコンピュータは人間の思考を凌駕する速度で計算ができてしまいます。人は思う考えるが得意だけど、もはやAIの方が正確で早く答えを見つけられるというのです。
そんなAIに人は挑んではいけないようです。
仕事を効率化するようにうまく使い、ぼくたちは人間界一を目指せばよいのです。囲碁など、2016年にアルファゴーに勝てずに人類最強は機械に渡してしまいました。これは囲碁ではシンギュラリティです。でも、人間界で腕を競うのは今ではそのまま通じるのです。
そのほか気になったこと
本書で気になったことを少し出していこうと思う。
今後はプロンプトエンジニアに人気が集まるがそれ長く続くかは不透明
本書では、AIは翻訳機ではないと明言しています。翻訳機でなくて仕様を提示することで、代わりに仕事をしてくれるマシンなのです。
命令は、今までのようにかっちりしたものでなくて大丈夫です。
多少間違ってもいいから、自然言語で何となく伝わる文章ならある程度明確な答えをだしてくれるのです。
今後はAI彼女ができるかもしれない
AI彼女の片鱗は今もありますよね。
外の世界が住みにくいなら、中の世界(バーチャル空間)も生きる場所の一つになるかもしれません。
バーチャルの中では、自分はイケメンになって、バーチャル上の彼女と暮らすという日がやってくるかもしれないのです。
メタバースは不調に終わったけど、それに代替されているのがフォートナイトのゲーム空間
2021年の頃、Facebookは、今後は仮想現実であるメタバースが隆盛を極めると考え、社名をメタにしました。しかし、現状はどうだろうか。メタのメタバースはほぼ活動をしなくなってしまいました。では、無くなってしまったのかと言うとそうではないようです。
すでに代替の世界が存在していたようです。それがフォートナイトの空間のようなのです。フォートナイトの空間には、仮想現実の世界があります。今では、そこで独自のゲーム等が開発できてしまうようなのです。その開発に必要な部品はフォートナイトの仮想空間にしっかりあり、その仮想現実で動くものができるようなのです。
フォートナイトはアクションゲームの一つで子供の遊び場と思われていたものも今後の社会活動には重要なものになっていく可能性もあるかもです。
#3行日記 :今までの考え方とは違う世界がやってきそうだ
今までの考え方とは違った考えとは、「それはちょっとどうかな?」という考え方です。たとえば、論理的思考で物事を考えるべきところ、最近は、直観的にやった方が早くてうまく行ったりします。
ChatGPTは、平気でウソをつくとか、間違ったことをあたかも真実のように言うから信用ならないというが、生身の人だって失敗を隠そうとするし、決裁を通すためには、多少ウソが含まれていても80%本当なら良いとか、今は間違っていても、その時までに本当になるように取り廻せればそれでよしとか意見があったりします。
結局、もっと寛容になり、使えるものは受け入れて使っていける人がこれからの世の中を有意義に生きていけるのかもと思いました。
#1年前 :LOVE理論という本を読んでいたようです
1年前はLOVE理論という本の感想を書いていたようです。この本の内容は、女性が読んだら怒られるかもしれません。しかし、意外と真実はそんなものかなと思いました。なんでも初めてみることで、気軽なノリもいつしか本気になるのかなと思いました。
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