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面白いけど使える?水野敬也の『LOVE理論』実践的な内容を紹介|寄り添いが大事なんだね

今日も1冊の本をご紹介します。本の名前は「LOVE理論」。水野敬也さんの著作です。実は1年半前に書評という形で書きました。当時、なぜか記事に全く持ってスキが付かなかったので、公開後すぐに下書きに戻しました。

今回は、リライトとう形で当時ひっこめた記事を書き直してみました。

本書はとてもおもしろいという評判を元に読んでみました。前半は女性が読んだらめちゃくちゃ怒られそうなくらいぶっ飛んだ論理展開です。

とはいえ、理にかなっている部分もあり、著者水野氏の恋愛論理がおもしろかったです。

中でも「恋愛5大陸理論」「お持ち帰り3大理論」が特に面白かったのでここに書いていきたいと思います。ネタバレ含みますのでご容赦を。


恋愛5大理論について

水野氏における、恋愛理論を世界地図に例えると次のようになるようです。以下では内容を要約してみました。

1.執着の分散理論

初めて女性を口説くとき、どうしても方の力が入り緊張してしまいます。「失敗したらどうしよう」という思いから腰が引けてしまうようです。

本書では、同時に何人もの女性を口説くことを推奨していました。何人も口説くことで好きな女性の前でも緊張せずに口説きを進めることができるようですね。

最初は質より量。量をこなすと質に還元されるということですね。量と質どちらが重要かについて語られてますね。


2.上っつらKindness理論

読んで字のごとく「うわべの優しさ」が大事なようです。

女性の考える優しさと、男性が考える優しさは異なります。口説くときには、女性が優しいと思う優しさを前面に出す必要があります。

女性の考える優しさとは自分をお姫様にしてもらえる優しさである。これはクルマに乗る時はドアを開けてくれるとか、食事を奢ってあげるとか、とにかくやってもらうと気持ち的に最高にお姫様な気分にさせることです。

もてなす男性からすると、本心、演技であり、上っつらの優しさを出すのです。このお姫様にする優しさが女性を口説き落とすときには必要なのです。

言い方は上っつらの優しさと辛らつですが、女性の考え方に寄り添って、何をすると心地良い気分になるか考えることは物事を円滑に進めるうえでは大切な考え方ではないでしょうか。


3.BTO理論(本書の中で一番過激と思った)

非モテの男性は女性を神格化して幻想をいだいてしまいがちです。そんな思いが何も行動を起こさせず、現実の女性から目を背ける流れになるのだとか。

何も行動を起こさないのではなく、どんな女性でもよいからとにかくセックスしようというのがBTO理論です。それが女性と交友することに慣れ、結果、恋愛力が上がるという理論です。

BTOの由来ですが、著書ではオノさんという女性が水野さんの初体験のお相手だそうです。オノさんは水野さん的にはあまりタイプが良くなかったようです。直接的に言うと器量がよくなかったようです。

そこで命名されたのがBTO。

B=ブサイク
T=ティーチャー
O=オノ

GTOとかけられている言葉で、なかなか辛辣な言いようですね。

これもまずは、数をこなすから来ているようですね。そんなに探せるものなのでしょうか。


4.自虐ギレ理論

コンプレックに触れられたとき、誰しも落ち込むものです。しかし、落ち込んでばかりいる男性はモテません。

そんなときこそ、自虐とキレ口調で積極的に笑い飛ばして、ポジティブに変えることで女性の心をつかむとのことです。

暗い雰囲気より、明るい雰囲気の人の方がモテますよね。


5.「大変じゃない?」同情理論

本書によると、女性は酔っぱらったときにセックスをしたくなるのだそうです。しかし、想像できると思いますが、面識があまりない人とお酒を飲んでたくさん飲んで酔っ払ってもらうというのは、正直ハードルが高いと思います。

初対面ならなおさらで、心のバリアを最大級に張っていることでしょう。そんなとき、神の言葉があるようです。それが「大変じゃない?」という寄り添う言葉である。効果は絶大のようです。

大したことなくても「それも意外と大変じゃない?」と言って寄り添うと女性は愚痴をもらしながら、お酒もすすむようです。そして、最後は「がんばってね」をつけると話を結ぶことができのだとか。

「大変じゃない」「がんばってね」を会話中は繰り返すとうまくいきやすいとのことです。

エッセンスとしては、寄り添う心をもって接することが大切なのかなと思います。「大変じゃない」「がんばってね」も相手が何を考えているかまずは受け止める。そんな傾聴の姿勢が大事なのだろうなと思います。

お持ち帰り3大理論について

前述は恋愛を成功させるための大きな考え方でした。ここでは、お持ち帰りの成功率を大幅アップさせる理論のようです。かなり強引な方法ですが、とてもおもしろおかしく語られていました。

1.ラブ&セックス理論

初対面から「きれい」、「かわいい」といった言葉を連発することでお落ち帰りの可能性が上がるといいます。

これは上っ面Kindness理論に通じるものがありますね。


2.「わかるよ」理論

恋愛5大理論の同情理論の応用編でもあります。「わかるよ」を効果的に使う理論のようです。

女性を家に誘って断られた時に使う方法のようで、断られても、「分かるよ。いきなりだと困っちゃうよね。ところで・・・」と相手の気持ちを理解した上で説得を続けるテクニックのようです。


3.タクシー理論

家に来ることをためらう女性の最後のひと押しとして、その場でタクシーを止めてしまう方法である。これをするとタクシーの運転手が見方になってくれるみたいです。

タクシーを待たせると、タクシーの運転手はイライラするものです。「どうするの。乗るの?乗らないの?」という言葉は、女性といっしょにタクシーに乗ることができる可能性が高くしてくれるのだとか。

おまけ:コロンボ理論&バタンキュー理論

さて、恋愛5大理論とお持ち帰り3大理論を駆使して、とうとう家の前まで来たときでも、やっぱり帰るとなってしまうことも多々あるようです。そこでのひと押しがコロンボ理論です。

コロンボとは映画やドラマでご存知の刑事コロンボ。彼はいつも言うセリフがあります。「立ち話もなんですから・・・」これで家の中に入る口実ができるとのこと。

そして、次に家の中に入ったあと、どこで唇を奪うかについても書かれていました。玄関に入り、扉を閉めてスグ四方が壁に囲まれて逃げ場がないのが玄関で、そこで唇を高確率で奪えるんだとか・・・。

家に上がり込んでいっしょにテレビを見ながらなんて考えていると、キスなどできずに終わってしまうんだとか。それよりも玄関入ってスグなんだとか。

まとめ:学んだこと・実践すること

正直、今の自分に実践する需要も機会もないけれど、読み物としてとてもおもしろかったです。女性がどのような考え方をしているかを理解することはとても参考になるし、何気無い会話でも応用の利くことは多いと思いました。

「そんなわけなーい」という方、ぜひコメントでお知らせください。笑

職場や地域コミュニティの中でも、男性からみると「女性は何を考えているかわからない」という場面が良くあります。きっと逆も同じで、そもそも考え方が異なるのですから、その違いをお互い学んで、受け入れることもコミュニケーションがより円滑になると思いました。

ただ、本書の実践は自己責任でしょう。実践してみたら、もしかしたら上手くいくかもしれませんし、逆に返り討ちに遭うことも十分ありそうですね。笑

#3行日記  : 一気に寒くなりましたね

今週の始まりは、暑い日でした。衣替えで長袖シャツの方もいて、暑そうでした。(その時自分は半そで)
「長袖はまだ早いよ~」と思っていたら、週末の今は半そでの自分が希少種かのようになってしまいました。季節の移ろいを感じます。やっぱり10月は秋なのですね。

本日も最後まで読んでいただきましてありがとうございました。

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