『正欲』と性欲の違いを探る:LGBTQを超える現代社会のマイノリティへの理解
1冊また本を読みました。『正欲』です。今日の記事は結構固い記事タイトルを付けてみました。かなり真面目な内容の本だと思います。
本書はタイトルだけも見たことがある方は多いかもしれません。本書のタイトルをみてドキリとした人は自分だけではないと思います。おそらく性欲と何か関係があるのか?と感じた人が多いと思います。それしか思いあたらないというか。笑
結論から言うと、性欲とは関係があります。ですが、本書を読むことによって、その性欲の理解を大幅に進化させることができると思います。昨今ではLGBTQの理解が進んでいますが、さらにその先を行っているような作品だと思えます。LGBTQよりもさらに小数派もいることを実感させてくれます。今の時代におすすめの本だと思います。
本書のポイントは性欲と書かずに「正欲」と敢えて書いている点だと思います。探してみたら、映画版も出ているようですね。レンタル料がかかるので、どうしようかと思ってますが、見放題が解禁も期待したいですw。
それでは、本書を読んで思ったことを書いていこうと思います。なるべくネタバレはしないように書きますが、多少のネタバレご了承ください
性欲は誰しも持つもの
正欲は、やはり性欲のことを指しています。あえて「正」としているのは結構深刻な理由があります。
性欲が有り余っている、いつも頭の中ではその妄想だらけ・・・そんな自分が嫌だなと思う方は一度本書を読んでみてほしいです。
多分、それは大多数の方がそうだろうし、それも男女ともである。あなただけではない。むしろ正常なことだと安心すると思います。
これは、いくつになっても変わらない。人は常にそのことを考えているようなのです。本書を読むとそれはとても幸せなことなんだなと気づけると思います。
本書はもっと深いところを行く|LGBTQよりももっと深いところに
本書の描写は非常に間接的な表現が多く、あ、ひょっとしてこれは性的な表現なのか?とほのめかしと気づくけど、ひょっとしたら違うかもと思えるところがたくさんあります。
物語の序盤は、ほのめかす表現がかなり多いと思います。そのほのめかしこそ本書の神髄に繋がっているのです。とにかく最初は勘ぐりつつ読んでいくことになると思いますが、詳細は徐々にわかってくると思います。
本書は、これはマイノリティであるLGBTQに向けた話であるが、たぶんそれもちょっと違う、もっと深い読者に訴えかけています。詳しくは本書を読んでほしいですが、性欲の多様性をもっと理解すべきだなと思いました。
少しだけ本書の内容を出すと、性欲を感じるのは人それぞれです。中には、「それのどこに興奮するの?」と思えることに性欲を感じる人もいるという事実なのです。
例えば、蛇口から出る水です。水道の蛇口をひねると水か出ます。この水を遠くに飛ばしてみたいとか、出てくる水の形を変えてみたいとか思うようなのです。それを見たりすることに対してドキドキを感じてしまうようなのです。
LGBTQの方々のカミングアウトは以前よりもオープンになりました。しかし、蛇口から出る水がその対象だということはさすがに言えないかもしれません。
時代がさらに進めば、理解が進むのかもしれませんが。
これらをひっくるめて「正欲」としているのかもしれません。
2019年5月1日まであと〇〇日
「正欲」という本のタイトルは、2020年ごろによく聞いたと思います。本書では上記のようになぜか2019年5月1日に何かこだわりを持っています。カウントダウンが始まっていきます。何があったか皆さんご記憶にあるでしょうか。
歴史的なイベントです。そんな近未来ならぬ、近過去が物語の舞台です。
その動画なぜそんなに再生回数が言っているのだろうか
時代は2020年ごろとすると物語はもう少しまえだから、2018年、19年、20年といったところです。当時はYouTubeがすごく流行っていた時代だと思います。
何故この動画はこんなに再生されるのか?疑問に持つけど結局わからないということがあると思います。例えば蛇口から出る水の動画があり、たくさん再生されているとします。もしかしたら、そうした嗜好の方々が見ているのかもしれません。
理由はわからないけれど、再生回数が多い動画など、ひとつの説明がつくのかもしれません。
3行日記:今日は寝坊しました
今日は寝坊しました。ちょっと焦りながら書いてます。こういう日もありますね💦
1年前:SNSフォロワー至上主義について書いていたようです
SNSのフォロワーが多い人は影響力があります。現代だからこそ現れた活躍の場、だけど、そこでも競争があるみたいです。成績や有名度、容姿が良いは人気になる要素でしたが、SNSフォロワーの数もまた一つのチャンスが増えただけであって、そこでも競争が発生しているようです。
キラキラしてみれるようで、今まで以上の熾烈な競争があるようなのです。
結局大変だな・・・。
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