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イサブロウ₁₃
2024年7月16日 00:22
砂煙が舞い何かが蠢いて居る此の乾いた世界に蟲達は順応し進化し続け巨大化した化物となった振り上げた刃は只の威嚇にしかならぬ僕の身の内にもっと力が在ればと…黒い太陽が狂わせた世界人間は蟲達の餌食だ
2024年6月8日 07:55
創作する者達の中で創作する理由に人との関わりを欲して創作しているなら気のおける者達がかなり減った今の状況は寂しさを感じるXを去ると決めたなら止はしないけど創作する理由に他に無かったのか?なんて思う創作の蟲が疼いたらまた帰って来れば良い
2023年9月27日 13:38
眼が覚めたら教室にいたんだ…外に出ようと思って教室から出たら異常な静けさに気が付いた人も鳥も居ない風も無い無音だ怖くなって直ぐに学校から出たかったが出られ無い時計を見ると短針が無い!?時の分からぬ無人の学校で僕は彷徨い続けて居るんだ
2023年9月25日 00:53
ある日、夢の中で幼い頃に遊んだ人形が言うんだ「もう、私の事が可愛く無いの?私に長い耳が有れば可愛い?羽根が有れば可愛い?フサフサの尻尾が有れば可愛いの?」って夢から醒めると飼っていたペットの兎の耳とインコの羽根と犬の尻尾が引き千切られていたんだ
2023年9月15日 20:30
水面に指先で言葉を綴っては息を潜めている魚に伝える声が無い魚だから秘密が他に漏れる事は無いのだ私の絶対的な下僕なのだ
2023年9月13日 06:58
眼に写るのは海と空ばかり手に触れるのは色の無い風と塩っぱい海だ海の民は 海風と波任せ夜空と海の青と碧と蒼の世界これだけの沢山の「あお」の中に居て「あお」に染まれず傷んだ髪は皆、赤髪だ
2023年9月13日 06:57
闇夜の臭いが僕を誘う此方に、おいでよ と闇夜の臭いが僕を誘うんだ此方側の人間だろう?と僕を誘うんだ
2023年9月13日 06:56
砂が足の裏に刺さる酷く強い痛みだ足が有る事の痛みが大地を歩く事がこんなに苦痛を伴うとは知らなかったんだだからって今更海には帰れないよ海では生きていけないよ海を捨てたんだ此の姿が海を拒絶するんだ
せきがんのあまねはくせんのかせのみちこどくのあじむじのなきごえあまつきとおる隻眼の天音白扇の綛の路孤独の亜児狢の那き声天月通る赤岩の周白泉の枷の未知蠱毒の味無慈の無き越え天尽き遠流
2023年9月13日 06:54
風に靡く白い尻尾まるで遊ぼうと誘われているみたいだ風と共に夜空に駆け出し星に触れて瞬かせ海に触れて波を起こす眠り時は森の奥月灯りの照らす中白尾の者は眠るのだ
2023年9月12日 09:56
太陽と月を崇める者達の嘆きを如何か聞いておくれ夜空も星も静寂閑雅黒い太陽の静けさに危惧し地上の月の灯りに恐れる侵食するのは悪意の言葉だ黒い太陽に溜息させるなと月を満ち欠けさせるなと青銅の悪魔が嘲笑ういつかが来るのか 来ないのか時は刹那に過ぎ逝くだけ
2023年9月12日 09:45
此の世界は黒い太陽の一吹きで全てが消し飛ぶ脆く弱い世界だと青銅の悪魔が謳うんだ
2023年9月12日 09:42
音楽は鳴り止みその場に私は跪く静けさが身を包む中私は手に持つ劔を鞘に納め地面にそっと置く鈴の音が響く中花の子が持つ花を受け取り私は花の舞を魅せる花の子が風に花吹雪を散らせば視界が遮られるそれでも舞う私と視線が合う者がいるんだ…
2023年9月12日 09:39
月の光を反射し綺羅びやかに見える布地纏えば 月の光の中捕らえよう月の光を此の手の中に月光の衣装で舞えば神さえも眼に止めるはず緩やかな風を味方に付け長い尾鰭を持つ魚の様に優雅に舞い続けるんだ