illy / 入谷 聡
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#スペース短歌 7月号から、好きな6首
自分はどんな短歌をつくりたいのか? それを知るために、「好きな短歌」をちゃんと言語化して残していこうと思います。 まずは7/25(木)に開催された #スペース短歌 (千葉…
にわか短歌ファンの界隈探索クロニクル 5ヶ月目 2024/9
「初」もあるけど「再」も増えてきた9月の記録です。ついに新聞投稿が1首掲載されました。
9/1
『現代短歌シンポジウムin京都2024』に参加。
1100人以上の会員が所属する最大級の短歌結社「塔」の70周年記念イベント。一般参加もできる普通のシンポジウムでしたが、会場は思った以上に「塔の全国大会です!」という雰囲気で、名札をつけた塔会員の方々がたくさんいました(それでも台風の影響をもろに受
にわか短歌ファンの界隈探索クロニクル 4ヶ月目 2024/8
かなり行動量の多い4ヶ月目の記録です。
8/1
吉川宏志さんの第十歌集・短歌日記『叡電のほとり』を購入。1日1首+短文のスタイルは通して読みやすく、また「今日とその周辺」を時々手に取って眺めるのにも良い。表紙の色もよく、小ぶりな判型も良い。まえ一乗寺に5年くらい住んでいたので、修学院にお住まいの吉川さんの日常はとても親近感がある。
この日、突如5首連作を閃き、短歌同人誌「西瓜」の読者投稿欄「と
アンソロジー『海のうた』から好きな歌6首
今年6/28に刊行された左右社の短歌アンソロジー『海のうた』、本当にとてもいい100首が集まった1冊です。大人気でもう第3刷になっているそう。好きな歌6首を紹介します。
100首のなかでこれが一番好きかな。「帰りに見よう」ということは、「行きは全集中で海の方を見ているから」ということですよね。別のものを挙げることで、「じゃないほう」を引き立たせる技。一字空けが、とても効いていると感じます。紫陽花
にわか短歌ファンの界隈探索クロニクル 3ヶ月目 2024/7
加速しながら螺旋的に面白くなってきている感じがします。7月の経過。
7/5
「木下龍也と服部真里子の短歌相談室」アーカイブを再視聴。
服部さんが複数の質問に対して「出る歌会を変えましょう!!」と重ねて力説していたのが印象的です。そういえば奈良の歌会でも榊原紘さんが「歌会によってどの歌がどう評価されるかは全然違うので」と言ってました。集まる人や「先生」によって評価基準が違うと。結社だと特にそうなん
千葉聡『飛び跳ねる教室・リターンズ』より好きな6首
ちばさと先生の『飛び跳ねる教室・リターンズ』を、奈良の書店「ほんの入り口」で注文していたのを一昨日受け取り、帰ってくる電車の中でほとんど読み通しました。すんごい読みやすくて、はらはらして、ほっこりして、泣ける、エッセイと短歌です。ちばさとが中学で教えていた初期の教え子と私は世代が近くて、当時のクラスと担任を思い出しながら読んでいました。公立中学にも、熱心で創造的な先生は、いるよなあ。この本にある歌
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自分はどんな短歌をつくりたいのか?
それを知るために、「好きな短歌」をちゃんと言語化して残していこうと思います。
まずは7/25(木)に開催された #スペース短歌 (千葉聡さん・初谷むいさん・寺井達哉さんのオンライン歌会イベント)・テーマ『恋の歌、もしくは恋を思わせる歌』から好きな6首を挙げます。
空を「従える」という言葉の選択が気持ちいい歌。話す内容ではなく「何か話そうとする」という、話しは
にわか短歌ファンの界隈探索クロニクル 2ヶ月目 2024/6
2024年5月に突如始まったマイ短歌ブームはまだ続いています。6月の経過。
6/5
Discordコミュニティ『ヨミアウ。』新参限定のオンライン歌会『新月歌会』に参加。4点で次席。ここで一周歌会の流れ(出詠、選評、解題)を体験したのが6月の活動にとても効いた。
6/13
課金だけして初回投稿して評を待っている『NHK短歌友の会オンライン提出コース』の、受講者限定オンラインイベントに参加。これは
にわか短歌ファンの界隈探索クロニクル 1ヶ月目 2024/5
2024年5月から突然短歌界隈での活動を始めました。1ヶ月すごい勢いで読んだり詠んだりしてきた試行錯誤の記録です。
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5/7
遠野のワークショップで一緒だったコンアイコ氏が共有してくれた10連作に刺激を受け、返歌4首を思いつき、送る。
5/8
コン氏から返信をもらったことで、「いける」感触をつかむ。
この日から突然毎日作歌を始める。いまのところ途切れずに1日1首以上つくっ
形見とは、忘れたくないあの時を日々身につけて運べる影だ
先日参加した『インタビューのワークショップ』の期間中だけ、黒曜石と南部鉄のペンダントを身につけていた。花巻「林風舎」で、集合前にふと買ったものだ。買ったときには少ししか意識していなかったけれど、これはあの5日間の記憶をずっと鮮明に覚えておける装置、いわば、形見なのかなと思った。
形見という風習は、故人の所有物を近親者や友人がもらい受けることで、品物を通して故人を偲ぶこと(形見分け)。ワークショッ
2024年、手放せないサブスク&手放したサブスク一覧
平野くんの↓これやります。当方Macユーザーです。
手放せないサブスク💬Raycast Pro + GPT4 Option
ChatGPTをどのUI経由で使うのが一番速いか?を考えた時、Raycastに課金することを選びました。
基本無料で使えるMacのコマンドラインランチャー。ホットキーでの指定アプリ機能、テキストスニペット、絵文字パレットなど、無料範囲でも十分使えます。その上で、Com
『インタビューのワークショップ|7つの逐語録』への期待と、最近の思考
インタビューそれ自体はもちろん、インタビューを「学ぶこと」こそがライフワーク。そう考えるくらい、聞くことが仕事の中心から少し離れた現在もなお、学ぶ意欲が衰えない。
4月末、岩手県遠野市で開かれる『インタビューのワークショップ|7つの逐語録』に参加する。西村佳哲さんが主催する「インタビューのワークショップ」への参加は、2010年9月以来、実に14年ぶり2回目になる。
このnoteでは、自分が今ど
Mac操作効率化の現在地::Raycast Wrapped 2023
Macで普段使いするランチャーアプリを、長らく愛用したAlfredからRaycastに乗り換えて264日が経過しました。すっかりショートカットが手になじみ、短縮リンクからAI呼び出しまで、あらゆる機能が手放せない日々です。
ちょうど本日、1年間の利用ログがビジュアライズされた "Raycast Wrapped" がリリースされていました。実データとともに私の使い方を紹介します。ホットキー設定つき
Obsidianのフォルダ構成をIdeaverse準拠にしてみた
2020年初ごろから使っているObsidianのフォルダ構成を、"Ideaverse" 準拠で再構築しました。
Ideaverseとは、"Linking Your Thinking (LYT)" ブランドでObsidianのトレーニングなどを提供しているNick Milo氏が、2023年9月から無料配布している、ObsidianのVaultセットです。無料で計6回のメール講座が付属し、段階的に学