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潜在意識の情報を書き換えれば、悩み事に強くなる

今日は心理学の世界で有名な「ABC理論」の話をしようと思います。

私がABC理論のことを知ったのは5年くらい前のことですが、この理論を意識したおかげで悩み事に強い自分になることができたと感じています。

もしも
「ABC理論って何だっけ?」
「悩んでばかりの自分がイヤだな~」

という方は、ぜひ読んでみてください(^^)
1500文字くらいでまとめます。


ABC理論とは

ABC理論はアメリカの臨床心理学者、アルバート・エリスさんが考えた理論です(1955年)。

これまで一般的だったSR理論(刺激→反応)を否定し

出来事(A) × 潜在意識の情報(B) = 思考感情(C)

の理論を唱えました。


※Activating events (出来事)
※Belief (信念)
※Consequence (結果)


信念は、言い換えれば「潜在意識の情報」とも言えます。
私はこっちの方が分かりやすいので、こちらで認識しています。

例えば、自己肯定感の低い人が失恋をした場合
フラれた(A) × 自分に自信がない(B) = 自分を卑下して落ち込む(C)

ということになるでしょう。

もしもこれが「自己肯定感の高い人」だった場合には
フラれた(A) × 自分に自信がある(B) = 事実を受け入れ前向きに考える(C)

ということになるでしょう。

起きる出来事が同じでも
B(潜在意識の情報)が違うと、考え方や感じ方がまったく違ってきます。

もしも、C(結果)を変えたければ

自分の潜在意識に事実ベースで反論する必要があります。
B(潜在意識)を変えなければ、C(結果)が変わることもありません。

先ほどの例であれば
「自分に自信がない=自分は価値の低い人間だ」←これは何を根拠に?
「彼(彼女)以上の人はもう現れない」←いや人間なんて腐るほどいるぞ
「もう恋愛なんてしたくない」←恋愛は失敗を積み重ねてレベルを上げていくもの

このように自分の潜在意識に、自分で反論していく必要があります。
それが難しければ、他者から言ってもらうのもいいですね。


潜在意識の情報を書き換える

潜在意識の情報を書き換えれば、性格改善は簡単にできます。

ただこれがなかなか難しいから、みんな苦しむんですね。
心の弱い人は「潜在意識にネガティブな情報がたくさん詰まっている状態」です。

そのため、弱弱しく消極的な思考になってしまいます。
弱い自分(自信がない)を守るために攻撃的になることもあります。

認知の歪みを修正していくには、努力(習慣)と時間が必要になってきます。

「言葉の繰り返し」で自分に暗示をかける。
「行動の繰り返し」で自分に暗示をかける。

個人的にはこれが一番効果があると思っています。

心理学を勉強して知識を増やすのもいいですが、遅かれ早かれ「自己暗示」は必要になってきます。

もしも、自分に自信のない人であれば
「自分は優秀な人間だ」
「やればできる」
「どうせ、上手くいく」
「○○が得意じゃん、これを伸ばそう」

などの言葉を、毎日自分に言ってあげてください。
(声に出さなくてもいいです)

人は眠たい時は暗示にかかりやすいので、寝起きと寝る前がオススメです。
ポジティブ言葉を毎日連発するのもいいです。


「行動の繰り返し」に関しては
人の目をしっかり見て話す、声のトーンを少しあげて話すようにする、姿勢を正す(猫背や下を向くクセを直す)、体を鍛える、などがあります。

私の場合はこれを数年間継続し、潜在意識の情報を書き換えていきました。
少しづつ自分に自信が持てるようになり、考え方もポジティブに変わっていきました。

あとは、ネガティブなニュースや話題から離れることも大事です。
心が元気になる情報を積極的に取り入れていきましょう。

まとめ

今日はABC理論の話と、潜在意識を書き換える方法についてお話しました。

「これまで受けてきた情報」で形成された心ですから
「これから与える情報」でもまた変化していきます。

固定思考ではなく、成長思考でいれば、自分の性格を少しづつ変えていくことも可能です。

今日はそんな感じです(^^)/
最後まで読んでくれてありがとうございました。
また近々更新します、ではでは!


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