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高齢者が犬を迎えるということ
写真は高齢のご夫婦と暮らしているポメラニアンの男の子。
この子は推定3〜4歳の時に六本木を彷徨っていた所を保護され、今の飼い主様の元へ。
お散歩には行かず、トリミングの間隔は3カ月。ブラッシングは出来ず。
だからと言って劣悪か?というと、そうでもない。
可愛がっていらっしゃる事は良く分かる。
先日、トリミングのお迎えに行くと(この日は生憎の雨、しかもかなりの雨量)床にひいてあった絨毯が捲られ
プロとしての仕事を考える
プロとは提供したサービスに対価を頂く事。
当たり前だが、提供するサービスの質は対価を頂くべき価値に見合うものでなければならないと思う。
私の場合提供するサービスは、「犬をキレイに洗ってお客様のご希望のスタイルにカットをする事」だ。
もちろん、対価を頂くお客様のご希望に応えるだけの技術も経験も無ければならないが、それだけでは無いと考えている。
例えば、ブラッシングが出来ないのに被毛を長くしたいと
名ばかりのプロが噛む犬をつくる
先日、新規のお客様が入った。
予約時の電話で柴犬、オス、5ヶ月というのは伺っていた。
柴犬は気質の強い所があり、人間と対等でいようとする部分があるので無理に抑え込んだりされる事が苦手な子が多い。
でも、人間と家の中で生活していく時にシャンプーや病院での診察が出来なくなるのは飼い主さんにも苦痛になる。
シャンプーが苦手な子が多い柴犬だが、仔犬の時にしっかりと教える事が出来れば、その後のシャンプー
愛犬の個性を理解する
人間にも容姿の違い、性格。個性があるのは皆さん承知の事だと思う。
だが、何故か?自分の愛犬には人間の理想を押し付ける飼い主が少なく無いと思う。
何故だろう?
やはり、犬を知らない人間がイメージ先行で頭の中で思い描くからなのだろう。
そんな方が生活を始めると愛犬が自分の思った行動を取らない事に頭を痛める事になる。
問題を抱えると、問題にばかり目が向きがちで行動をやめさせる術ばかり試す。
これも
犬が吐くのはお腹が空いたから?
犬が朝方黄色い泡を吐く事を経験された飼い主は意外と多いのではないだろうか?
私も経験済みで、獣医に相談すると「お腹が空いたゲロ」と言われた事がある。要はお腹が空きすぎるから空腹時間が長すぎて消化液が逆流する・・・。という事なのだが・・・。
私の周りにはとても勉強熱心な方々がいてくれて、いつもほんの少しのキーワードを頂ける。
「黄色いのは胆汁液、胃液は白くてアワアワ」
食べ物が口から入り消化を
犬を知れば簡単♪楽チン🎶
犬のしつけで困っている方々の大半が犬という動物を理解しないまま、問題行動を直そうとする。
犬という動物がこういう動物ですよ。
とお話すると、必ず
「難しい」と言われる。
私からすると、人間の方がよっぽど複雑で、面倒だ。
犬は単純明快な動物だ。
例えば「待って」を教える時に
「待って」と言いながら、犬が動いてしまえは、「待って」は動く事になる。
人間は、「待って」と言っているのだから、犬は
病気になってからでは遅い・・・
27年間、トリマーをしてきて思う事・・・
病気になってからでは「遅い」という事
「遅い」とは、
食事を変えるのも、
しつけを入れ直すのも・・・。
病気の症状に悪影響を及ぼしているように見えてしまう事があるからだ。
例えば、下痢ももしかすると体が良い方向に転換する手前の症状かもしれないが、病気があると悪化にとらえてしまうケースも出てきてしまう。
そうなると、体の変化をさせたく無いからその食べ物を
飼い主がいても・・・
写真のミニチュアシュナウザーのビクターは3~4か月おきにトリミング。
いつも左の写真の様な毛玉だらけで来店する。
ビクターは子犬の時からお店を利用してくれているのだが、何しろテンションが異常なほど高い子だった。
おまけに飼い主は60代位のお父さん、ひとり?!(まともな仕事をしている感じではない。金銭的にはかなり余裕があると感じる)
何しろ、何を伝えても暖簾に腕押しで反応がない・・・。
反応が無い