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リウマトレックス服薬2か月目、その経過

4月2日にリウマトレックスを飲み始めて、2ヵ月が過ぎた。ここまでの経過を忘れないうちに書いておきたい。

服薬1ヵ月、痛みと腫れがひいてきた

医者によれば、効果がでるまでだいたい2ヵ月という話。私の場合、最初1回はリウマトレックス3錠(6mg)を飲んで、目立った副作用がでなかったので、翌週以降4錠(8mg)に増やして様子を見る、というのを2ヵ月継続。

最初の1ヵ月で、下半身の痛みがかなりラクになる。足や鎖骨の腫れも引いてきて、全身にあった筋肉痛みたいな(炎症による)痛みと、それに伴うダルさもなくなってきているのを感じていた。実際、服薬後1ヵ月目の血液検査では、crp / mmp3 / 血沈とも数値が下がっていて( 0.42 ⇒ 0.10 / 83.1 ⇒ 60.5 / 50 ⇒ 32 )、まだ既定値超えではあるけれど正直かなりホッとした。私はmmp3の値が重要だと思っていたから・・・実際痛みがラクになってきたこともあって薬の効果を実感する。さんざん薬を飲むことに抵抗しまくっていた私に「飲んでよかったでしょう、腫れも随分引いたし、よかった。」と医者。「はい、そう思います。」と私。

「あとは左肩と両手首、右手中指なんだよな~、でもま、もうチョイ様子見でしょう!」って思っていたら、医者には「一挙に6錠(12mg)まで増やして、リウマチを抑え込むのが良いのでは。」と提案された。だけど、私の希望を優先してもらって、そのまま4錠でもう1ヵ月継続させてもらうことに。4錠ですでに効果を実感し始めていたところだったし、本格的に効果が出るまでだいたい2ヵ月ということなら、それまで様子を見たかったから。

服薬2ヵ月、拮抗しつつおおむね良好

その後2ヶ月目に入ってからは、1ヵ月目の劇的なラクになり方に比べて、感じる効果はだいぶ緩やかに。相変わらず左肩、両手首、右手中指の違和感がある。左肩については、痛みで動かせない期間が長かったから、動きが悪くなっているためだと思う(可動域が狭まっているために、動かそうとすると痛みを感じる?)。両手首はなんとなくギシギシとした違和感があって、左肩同様に可動域が狭まってしまった系なのか、それともリウマチ症状なのか、微妙なところ。

そして、右手中指は曲がらないまま。これは昨年12月に腫れがひどくなってから、ずっと腫れが出たり引いたりしている間に動きが鈍くなってしまったもの。いま、痛くはないけれど、どうにも曲がらない・・・足の指が変形してきていたのが服薬後戻ったという患者さん(※リウマチ薬(リウマトレックス)をのむことにした参照)と同じように、曲がるようになると信じて、できることをやろう。

で、つい先日の2ヵ月目の通院では、まだ若干手に腫れがあるという所見あり、血液検査をした。下半身はすっかり痛み・腫れがなくなって、ほぼもとどおり歩けるし、駅の階段も左右の足を交互に出しておりられるようになったけれど、手首の違和感も含め、(血液検査の)結果次第で薬を増やすかどうかという判断をすることになる。

※血液検査の結果とこれからについての考察はこちら☟(6月20日加筆)


根本治癒のためのその他治療について

根本治癒に向けて色々な代替療法を試しているのを、リウマトレックス服薬のタイミングでいちど見直しした。私自身が仕事を辞めてしまっていて経済的にあれこれ試せる状況ではないから、今後は自分なりに効果を意図して試す&より一層シビアに選ぶことになる。

◎身体面へのアプローチ

ということで、ノニジュースはストップ。お通じが良くなった実感もあるし、きっと継続したら健康維持などに効果あるんだろうな~と思ったけれど、いまの私(経済的制約)には優先順位が低いと判断したから。

さらに、2ヶ月目に入ったところで、漢方をいったん中止することに決めた。体質改善を目的にしていた漢方、そのためには多少時間がかかることも承知の上だったけど、薬であることに変わりはないし、強い薬(リウマトレックス)を飲む間、体内に取り込むものをできるだけシンプルにしておきたい(=内臓への負担を減らしたい)と思ったから。他の施術や検査で、肝臓が疲れているという所見があったことも一因。

食事療法(体質改善)、整体(滞りを流すため)、腸もみ各種(腸内環境とメンタルへのアプローチに有効と考えている)は継続中。ヒマシ油シップは面倒すぎてちょっとサボっていたけど、継続する予定。

この他にも調べたり、人にきいたり、色々探して試しているので、詳しいことはまた追い追い書いてみたいと思います。

◎精神面へのアプローチ

体質改善を目的とした身体面へのアプローチにくわえて、なにより個人的にいちばん重要だと思っているのが心と頭の整理、ノートにひたすら書きまくること。時間を見つけてはパッと気になったことについて書くようにしてる。これはかなり効果があるように思う、私には。ひとかたまり書ききった後には胸のあたりとか肩のあたりに爽快感があって、身体がスッキリしているのを感じるんだよなー。近所のカフェで超書き殴ったあとの帰り道なんかは、いいの書けたー!って、身体が軽いもんな。

あとは瞑想をそろそろ再開しようかな?と思っているところ。2021年(リウマチになる前)に毎晩少しづつやるようにしていたけれど、次々気にかかることが立て込んで、頭がぐるぐる回ってなかなか止まらなくなっちゃったんだよな・・・だから、昨年以降めっきりやらなくなってしまったけど。でも、そろそろイケるんじゃ?と感じているのでそろりそろり再開してみよう。

ちなみに私の実感では、頭グルグル、をなんとかしたくて瞑想しても、どうにもぐるぐる・・・という人は、ひとまず瞑想云々より、取り急ぎ書き殴り系の方がフィットするかと思う。「瞑想中は、頭に何か浮かんでも気にせず、それを通り過ぎるようにしてまた呼吸に意識を集中・・・」というけれど、それができればやってるわ!っていうくらいグルグルの時ってあるから。それが自分の未熟さでもなんでもいいから、「いまはムリ!」ってあきらめて、とにかく、まずは思いつくままに書き殴って頭を少しスッキリさせる。それからの方が瞑想も気持ちよくできるんじゃないかな?と。いうのが、私の考えです。(身体動かせる人は運動もいいと思う)

気分は良好

私は、「リウマチの根本治癒のためには薬だけでは十分でない。」と確信しているので、「薬で治る」という風に考えて服薬を決めたのではなくて。とにかく不安をどうにかするため、気分を上げるために取り急ぎ、痛みや腫れといった症状を抑えることを目的にして飲んだわけだけど、いまのところ、それには十分な効果を発揮してくれていると思う。(※私のリウマチ治療、これからのイメージ②薬を飲むことを前向きにとらえる&実験だと思ってみる参照)

まず、下半身の痛みがなくなり、徐々に歩ける距離が長くなった。さらに身体中がダル重いというか痛いというか、炎症と戦っているな・・・という感覚がなくなって、体力の消耗がなくなった感じ。そうした反応を最初のきっかけに、どんどん気力体力が回復しているのを感じている。いまのところ、ざっと、こんな感じ☟の好循環。

下半身の痛みがなくなる+炎症がひいて体力の消耗がなくなる ⇒ 徐々に歩く距離が延びる ⇒ 体力がついてくる ⇒ ますます歩く ⇒ ますます体力回復 ⇒ 歩くスピードが上がる ⇒ ついでに気分がすっきりしてくる ⇒ 人に連絡してみる気力がわく ⇒ 連絡する ⇒ 会う、遊ぶ ⇒ 楽しい、うれしい ⇒ ますます気分があがる ⇒ 気力が少しずつ充実しはじめる ⇒ なんかつくってみようかな?という気持ちが起きる ⇒ 手を動かし始める ⇒ 身体のことを気にする時間が減る ⇒ もっとスッキリ、もっとうれしい

昨年12月にライブに行ったときにはライブハウスの階段にヘトヘト、人混みにも疲れてしまって、いまはムリだ・・・とガックリきたけど、つい先日(5月)行ったときにはすっかり楽しめて、うれしかったな。こうやって、できることが徐々に増えていくのがすごくうれしい。

ここから、具体的な行動をもとにもっともっとハッピー系ホルモンを出していけるんじゃないかな?と手ごたえを感じてワクワク。

右手の中指にまつわる考察

だけど、右手の中指だけが曲がらない(つまりいつも中指が立っている状態)って!「なんか実は相当怒ってたのかも、私。」って思ったら、笑ってしまった。ふふ、へへ・・・ははは!って。いや、一般的には受け入れられ難いジェスチャーなんだろうけど。誰かや何かを侮辱する気もない(と思っている、少なくとも顕在意識では!)し。だけど、怒りのメタファーとして身体に出てきたんじゃないか?って思うと、私らしい気もして、「怒れ怒れ、私!」って思う。

くわしくはまたあらためて書いてみたいと思ってるけど、リウマチの原因はこの、抑圧してきた怒りの感情じゃないかな?(私は物心ついてからいままで、たぶん怒ったことあんまりない)と思っていて。抑圧した&それ(抑圧)すらも自分で気づいていなかった怒りがワーワー、ドンドコ、身体のなかで大騒ぎ。気が済むまで、中指を立ててたいんだろうなあ・・・って、ぼんやり感じてる。気が済んだときが、治癒のとき。

この中指曲がらない一件で、思い出した記憶がある。小学生のころ、担任の先生が子供同士のけんかを止めずに、「よし、やれ、やれ!」って言ってたこと。なんでか感動したんだよな、1対1、対等な感じで。普段いっつもニコニコ、怒らないいそべえがもう一人の子に何か言われて、珍しく怒ったんだった。授業中だったけど、経緯もわからないまま、ただ、クラス全員がその喧嘩をじっと見守った。

ひとしきりド派手にケンカをしたあと、ふたりとも疲れたのか、動きがとまって。で、先生は二人を褒めた(労った?)んだよな・・・どちらが良い悪いもない、その終わりになんだかスッとした気分で、クラスは普通に授業に戻ったと思う。私はこの担任の先生が大好きだった。たぶん、ほかのクラスメイトもそうだったんじゃないかな?

ふと思い出した小学校でのワンシーン、曲がらない中指をみて、私はあの時のいそべえになろうとしているのかもなあ、なんて思う。

ここから曲がらない
腕を体側に垂らした時には中指だけが伸びている?状態

根本治癒に向けて、今後もひきつづき、自分の身体・心の観察と治療について書いていきたいと思います。

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