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ノンフィクションな日常
彼女は「パンパンッ」と柏手を打つように手を叩き、こう言った。
「はい、この話はもうおしまいっ」
そう言いながら、目の前に座った彼女はにこにこと微笑んだ。
その直前まで、彼女の話を聞き、最近自分の身の周りに起こった出来事と彼女の話を照らし合わせながら、頭の中で色々な考えを組み立てていた。
小学生の頃、理科の実験で使った小さいモーターのように頭は回る。
キュイーーーンと音を立てながらすごい速
おあとがよろしいようで。
「おあとがよろしいようで。では、また。」
の言葉を締めの言葉とするようになったのは、最初から意図していたわけではない。
けれど、「この話の着地点が少しでもかろやかな気持ちで終われますように。」「少なくとも、自分にとって重たいテーマの時に重いままで終わりませんように。」というような願いも込めている。
本当に後付けかもしれないけれど、書きながら意識するようにしている。
いつかそれが、重たいまま
ショートケーキを投げる
自分の頭の中で「これが完成形!」と、完結しているつもりの考えが、実際に文字に書き起こすと(「手書き」でも「機械の媒体」でも方法は問わず)全然違う方向に飛んでいくことがある。
なんなら、よくある。
そんなことばっかりだ。
今回もそう。
こんばんは。
「書き起こす手法の違い」について考える。
「機械の媒体」で書いていて思うのは、「文章の差し込みや入れ替えがとても楽」だということ。
「手書