「理転」という選択

受験生には先の話ですが、大学で文系から「理転」するという選択肢もあります。

理転とは、理系に転向することです。

経験者としては、次の面々がいます。

 

ロボットクリエーターの高橋智隆さんは、立命館大学産業社会学部卒業後、京都大学工学部へ。
高橋さんのデザインした「クロイノ」や「ロビ」は、とてもカワイイ。女性型ロボット「FT」における柔和なデザインは、ロボット兵器のような発想に対抗するためだと、以前テレビで語っていて興味深かったです。

論理学者の藁谷敏晴さんは、学位は哲学(慶應義塾大学)ですが、数理論理学が専門なので実質的に理転経験者と言えましょう。
藁谷さんのことは、テレビ東京で放送されていた『たけしの誰でもピカソ』の数学特集で知りました。テレビで拝見したのはその一回だけですが、個性的な方で強く印象に残っています。東京工業大学で長く教えていたようです。

 

文系学部でも、論理学、心理学、経済学、統計学、地理学、言語学などは理系的だったりするので、理系センスを磨きたい・活かしたい人にはイイかもしれませんね!

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