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気付き事。オランダにいた頃の私。


こんばんは、Kanaです。

今、突然の雨が強く窓を打ち付けている音を聞きながら書いています。

わたしはnoteを書くのも読むのもすきで、
よくオススメ記事を読んだり、いいねしてくれた方の記事を拝見したりしています。

やはりわたしの書いている事柄に似たものがラインナップとして並んでいるので、興味があって楽しく読んだり共感したりといった感じ。

そして自分がオランダにいた時の心の位置や、感じていた事、気づいた事、考えた事、などなど
頭の引き出しの中から引っ張り出したように思い出しました。

まず海外にいる時って、
本来生まれ育った街ではないし交流したことのない文化の人たちの中で過ごすので超アウェーなはずなのに、その逆。
むしろめちゃくちゃフッ軽になれる。😂

というのも、ある意味英語が堪能でないことが作用して、断り文句を考えるのが面倒だったり難しかったりして、全部イエスマンになりがちなんですよね。
そしてイエスの先に出会いがあって、知らなかった景色があって、と
断らなくてよかったーと思うことがいつも待っていた気がします。


それから、海外の物価は日本に比べてお高めなので貯金がマスト。
つい最近、海外に住み始めてから物欲がなくなった。と書いてらした方の記事を読んで、首を縦に振りまくりました🤭

日本にいた時に欲しかったものが何だったのか忘れるくらいに、欲しいものがわからなくなる。
物じゃなくて美しい景色でお腹いっぱい。満たされて仕方がない。という状態にわたしはなりました。

あと、おしゃれもかなり適当。
日本カルチャーの「かわいい」メイク、トレンド、というものは【「日本カルチャー的かわいい」でしかない】から、
涙袋書いてどうするの?
シースルー前髪して何になるの?
みたいなことです。笑

そんなことより、ナチュラルなこと。
その服の素材は心地良さそうだね、とか
髪の色は素敵だね、とか
周りが褒めてくれる事って、自分の小さな作り込みではなくて、チョイスやセンスの部分なんですよね。

彼のお母さんとビデオ電話をする時に、その前に前髪を巻こうとか、口紅を塗ろうとか、きれいにしなきゃ!と準備しようとする私に彼は、
「それはしなくていいよ。そのままがいいよ。
カナはパジャマのままとか、前髪にクリップを留めてるとか、メイクしてないとか、そのままの方が家族って感じがする。そのままで十分綺麗なんだから。
きれいにしよう!って思うのは、いいことかもしれないけど、なんかゲストと話す感じがするね。ちょっと遠いみたいかも。」とよく言っていて、なるほどなあと感心したのです。

私生活でも、日本の人ほど普段から粧し込む必要はなくて、日焼け止めだけ塗って外に出たり、そんなほぼすっぴんでも何分間も目を合わせてしっかり人とお話しして、相手も何も気にしてない、一緒に笑っている。
その空間がとても心地よかった。
🕯️


もちろん、西洋人の持ち前のパーツの良さと日本人らしい顔立ちの私では、素顔というのも全く異なった作りだけれど、
それをも感じさせない普通さ。
見た目の良し悪しとか、良しレベルみたいな暗黙の評価システムがないように感じる日常。
それはかなりのストレスフリーでした。

知らず知らずのうちに自分が映るものがあるとついヘアメイクを再確認したり、
知らない人の視線を感じたらどこか変なのかと気にしたり、
ということが日本ではあるけど
海外滞在時の私はそうではなく。
鏡を見る回数は減り、
知らない人の視線を感じたら挨拶をする。

知らない人との挨拶って、
こんなに温かいのか。と知った習慣でした。

外国人のわたしにも挨拶をしてくれた。うれしい。
微笑みかけてくれた。うれしい。

と、ひとつひとつに感謝をするようになる。
それはとっても新鮮で、とっても貴重な体験だったと思う。


今日読んだ他の方の記事で、
イライラしなくなった。イライラの仕方がわからなくなった。
なぜなら感謝をする回数が増えたから。
と書いていらして、こちらにもとっても共感したんです。

私の場合は、イライラというよりツッコミのような。(笑)、
そして文化の違いも面白がるような感覚を持っていたので、イライラしたことってないに等しくて。

これは寿命が延びそうだ。健康になれそうだ。
と心底感じたのは間違いありません。

医療について、とか深掘りしてしまうと日本の方が優れている点も多くある印象だけど、
単純に日常生活で疲労が溜まることがそんなにないことだったり、
街ゆく人のフレンドリーさに支えられて、ひとりじゃないと思わせてもらえたり、ということがとってもありがたく感じた覚えがあります。🥹🥹🥹🍃

日本はおもてなしの文化で、優しいイメージがあるかもしれないけど、やっぱりそれは営業スマイル。仕事と割り切っている時だけの優しさ。その笑顔の奥を探ってしまうのが世の常。みたいなところがあると個人的には思っています。

実際、チップももらえないのに隅々までチェックされるお店の皆さんのパフォーマンスと、そこに伴う疲弊というものは
オンとオフをつけないとやっていけないものなのだと思う。
行き帰りの通勤電車内で寝ている人が多いのは(治安の良さがあってこそできることだけど)、オンとオフをつけるためのバッテリー充電みたいな時間と化してるんでしょうね。
ほんとうにしんどいと思う。
日本にも働きすぎない未来が来て欲しいですね…


あと、ありがたさでいう極め付けはやはり
彼と私のような国際カップルを、変わり者のような目で見てくる人がいないこと。
日本を歩いている時と、海外を歩いている時では、圧倒的に視線の数が違います!
日本は視線を合わせて会話すること自体に抵抗のある人が多いと思うので、街中で知らない人からの視線というものに敏感なところもあると思う。
(それでいちゃもんつけられてトラブルになってるニュースなんかも見ますし…こわいですね…)

さてさて、色々書いてきたけれど、
外を歩く時に人の目を気にならない。気にし過ぎない。
これができることがとにかく楽。!!!

(そう言いつつ、わたしは美男美女に見惚れて色んな人に視線を送っている😂)

好きな服着て(適当な)、欲しいものだけ買って、関わりたい人とだけ関わって、みたいな生活が叶えられるのは海外だと思う。



ていうか、【そもそも日本(都会)は人が多すぎる。】
【サービス精神に甘えるのはいい加減にした方がいい。】

完🫣🤪



最後まで読んでいただきありがとうございます𓂃 𓈒𓏸

p.s.今日のお写真は先日初めて食べたクレームブリュレ。思ったよりコンパクトな小さい器だったけど、、パリパリふわふわを体験できて、とっても美味しかった!🤤

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