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高卒・野球未経験者が大学野球部コーチに~3.サポーター制度設立編~

チームの課題にアプローチ

就職活動を通して『チームに貢献するために何をしなければいけないのか?』ということを考える過程の中である学生が下記課題に着目しました。
西南学院大学硬式野球部には
◇特待生制度がない(ヒト)
◇設備が整っていない(モノ)
◇学校からの支援が少ない(カネ)
そこで彼が考えたことは
特待生制度がない=西南学院大学硬式部の魅力を発信する
設備が整っていない・支援が少ない=企業協賛で支援を募る
そこで彼は選手を引退し西南学院大学硬式部の情報・魅力発信と企業営業をするサポーター制度の立ち上げを決意しました。

『サポーター制度=決まりを破ること』だった

西南では2年生の春に選手の中から学生コーチを選出する決まりがあります。学生コーチに選ばれる=選手を引退するということから時に涙を流しながら学生コーチになる学生もいます。そのため、学生コーチに選ばれなかった学生、選手を続けると決意した学生は4年生の秋まで選手を全うするという責任・使命があります。
そのような決まりがある中で4年生の春に選手を引退しサポーター制度を立ち上げることに関して周囲から多くの反対がありました。
何度も監督室に足を運び、学生同士でたくさん話し合いの場を設け、サポーター制度の設立に至りました。
当時、私は外部の就職支援会社という立場ではありましたが、サポーター制度を作りたいという熱い想いに共感し監督・選手間での話を聞くことやアドバイスをしていくことでサポーター制度の実現に向け協力させて頂いていました。

次回サポーター協力と具体的な取り組みについて書かせて頂きます。
読んで頂きありがとうございました。

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