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詩集

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私の紡いだ言葉たち。 全部のせ。
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2024年1月の記事一覧

【発露】居残り授業

【発露】居残り授業

詩を考えれば考えるほど
小学生の頃の
あの授業に引き戻される

よくあるテーマ
ただの授業の1コマ
それが私にとっては
生涯に渡って今も横たわっている大問題

私の授業は終わっていない

あれは50分経ったことを知らせただけのチャイム

いつも
いつまでも
小学生の私がいる

同じ疑問に今も首を傾げている

呆けるまで居座り続けるだろう

ここに帰ってくるたびに思い出す

書かねばと

理解された

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【詩】黄金の精神

【詩】黄金の精神

黄金の

気高さを撒き孤独に伏す

危うさを燃える煌きに隠す

柔く 柔く

金色の幕引き

すべてを覆い

翳りを生む

その暗がりで

私は佇む

黄昏れる貌が見えぬよう

眩く 眩く

閃光を間借りして

景色を溶かし

その金波の余韻を束ね

脆く 脆く

精神を織る

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

己の繊細さに悩むあなたは、きっと脆くも

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【詩】湖畔

【詩】湖畔

ある人は絵にしたらしい

ある人は詩にしたらしい

ある人は写真にしたらしい

ある人は音楽にしたらしい

ある人は涼みに来たらしい

ある人は泳ぎに来たらしい

ある人は釣りに来たらしい

ある人はキャンプをするらしい

ある人は何が棲んでいるか調べるらしい

ある人は大事な何かを落としたらしい

ある人はあの辺りで浮かんでいたらしい

ある人は恋をしているらしい

ある人は

湖は長い長いあ

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【詩】名札

【詩】名札

あそこを見てみなさい
言葉を覚えたばかりの人間が
こちらを仰いで
君たちをなんと呼べばいいものか
困っている
だから
ほら
名札をつけなさい
君は「月」
あなたたちは「星」
そこの大柄なのは「夜」
と神さまは用意した名札を渡しました

しばらくすると

聞いてください
わたし
「星」なのに
人間は
「ベテルギウス」って呼ぶんです
わきのしたって意味らしいです

報告する者が現れました

それを聞

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