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2022年11月17日 04:25
付き合うでもなく、お互いに好きだと口にすることもかったけれど好意を寄せ合っていたのは確かだった。専門に入学してすぐの、先輩達からの挨拶でわたしはその人に目を向けた。初めの印象は格好いいな、だった。単純だけれど、お互いそんな感じの始まりだったのだと思う。授業も終わり何となくひとり窓の外を眺めていたら、その先輩に声をかけられた。「なに一人で黄昏てるの?」内心、心が踊った。他者承認に
日生李日和
2022年8月24日 01:56
今日もいつもの様に部屋で冷房をかけて薄っぺらいタオルケットに包まりながら携帯を右手に勝手に流れ出す(友達)の物語を一つ余す事なく見ていた。あいつは旅行に行っていてあいつは友達と飲んでいるあの子は彼氏ができていてあの人は仕事で出張してるあれこの人は誰だったか思い出せないこんな事も気にしてられないくらいに目の前の画面はすぐ次へと移り変わる愛は溶けて恋は薄まる言葉遊びの様