乗り上げのマツ

お笑い、音楽、映画等について雑多に書いていこうと思っています。文章力はありませんが、よ…

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お笑い、音楽、映画等について雑多に書いていこうと思っています。文章力はありませんが、よろしくお願いします。

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記事一覧

M-1 2024 決勝進出者予想

早くも今年もこの季節がやってきた。 真空ジェシカ 去年は3年連続の決勝進出も惜しくも敗北。去年はより強ワードのボケを繰り出し、大爆笑をかっさらったがイマイチ審査…

THE SECOND 2024 感想

ハンジロウ ネタを見たことが無かったが、掴みで場を和ませながら進めるベテランらしい漫才だった。別れた嫁カフェという題材は斬新だったが、その中で強烈なボケを放てな…

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M-1 2023 決勝戦感想

1.令和ロマン トップバッターながら一気に自分達のホームに持ち込むくるまの演者としての圧倒的な強さ。題材の始まりから面白く、ボケの外さなさは圧巻。 トップを引いた…

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キングオブコント2023 感想

キングオブコント2023の感想を 1.カゲヤマ まさかのトップバッターから最終決戦まで進み、賞レースの常識をぶっ壊した。インパクト抜群のネタで、裸と大声だけで最後まで…

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M-1 2023 決勝進出者予想

また今年もM-1の季節がやってきた。 真空ジェシカ 去年も二年連続で決勝進出。圧倒的なセンスのコント漫才を披露したが、順番に恵まれず。コント漫才をやる漫才師は数多…

2023 THESECOND感想

非常に良い大会だった。 金属バット 決勝に残ったのが非常に嬉しいコンビ。松本も言っていたがM-1の決勝で見れると思っていたので、今回ゴールデンで見れて最高だった。 …

2023/3/12 東京ガーデンシアターでarctic monkeysを観た

自分の人生で最も好きなバンド、arctic monkeysをついに観ることが出来た。感無量。 高校2年から虜になって早15年、ついに大学の友人と観れた。 arctic monkeysは最高にリ…

超新星のアーティスト TOOBOEが素晴らしい

TOOBOEというアーティストが素晴らしい。 元々はボカロPのjohnという名前で活動していたが、2020年付近からTOOBOEとして曲をリリースし始めている。 最近だとチェンソー…

M-1 2022 決勝戦感想

カベポスター 良さを最大限に活かしたロジカルな漫才。ボケのワード一つ一つでも笑いが取れ、構成も切れることなく後半に回収する上手さもある。二人のたたずまいと声のト…

M-1 2022準決勝進出者発表をうけて

今年も準決勝進出者が発表された。昨年ファイナリストのモグライダー、ゆにばーす、ランジャタイ、インディアンス等が敗退し、準決勝以上は常連だった、金属バット、見取り…

M-1 2022 決勝進出者予想

今年もM-1の季節がやってきた。 1. 真空ジェシカ 今年は優勝候補。去年の決勝では大きな評価を得て、知名度をグッと上げたコンビ。王道のコント漫才の入りから予想の斜め…

改めて今聴くべきバンド TheMirraz

TheMirrazの新アルバム二枚が素晴らしい。 Mirrazとは2010年代に出現した当時流行っていたUKロックのエッセンスを邦楽に混ぜたバンドの一員だった。telephones,pills empi…

2022年ブレイクコンビ 10億円

今年も面白い芸人を見つけた。結成歴二年の若手コンビ10億円 だ。 ボケの山内とツッコミの永見によるコンビである。 去年のM-1でも注目を集め、最近ではツギクル芸人ぐら…

2021年M-1 真空ジェシカ

2021年決勝でも大爆笑をかっさらった真空ジェシカのネタを一回戦から振り返りたい。 1. 塾講師 二分ネタとして完璧な漫才。設定への入りから前半から確実に笑いを取り、…

M-1 2021決勝戦を見て感想

一組ずつ感想を。 1. モグライダー 素晴らしいトップバッターだった。題材が最高な上に二人のキャラクターを観客に伝えるのも早かった。ここまで題材が良いと多少アドリ…

M-1 2021準決勝進出者発表をうけて

本日準決勝進出者 25組が発表された。 まず、真空ジェシカ。本当に嬉しい。2019年から大注目していてようやくとなった。今年の動画を見ても変わらず圧倒的に面白いので、…

M-1 2024 決勝進出者予想

早くも今年もこの季節がやってきた。

真空ジェシカ

去年は3年連続の決勝進出も惜しくも敗北。去年はより強ワードのボケを繰り出し、大爆笑をかっさらったがイマイチ審査員とかみ合わなかった。
 近年「真空ジェシカっぽい」を言われる漫才師も増えており、ボケがゴリゴリに面白い真空ジェシカの漫才に憧れている芸人も多い様子。大衆にウケるのとニッチなボケのチョイスが抜群。コント漫才師のトップを走り続けており、発

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THE SECOND 2024 感想

ハンジロウ

ネタを見たことが無かったが、掴みで場を和ませながら進めるベテランらしい漫才だった。別れた嫁カフェという題材は斬新だったが、その中で強烈なボケを放てないまま終わってしまった感じもある。最初のチキンのくだりは無理やり回収しなくても、、と思ったが、トップバッターとしてしっかり場を温めてくれた。

2.金属バット
今回もブラックなボケ満載の金属バットにしか出来ないしゃべくり漫才を披露してくれ

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M-1 2023 決勝戦感想

1.令和ロマン

トップバッターながら一気に自分達のホームに持ち込むくるまの演者としての圧倒的な強さ。題材の始まりから面白く、ボケの外さなさは圧巻。
トップを引いたから敢えて動きと観客を巻き込むネタをやったと思われるが、そこら辺の戦略も凄い。まさかのトップバッターで最終決戦へ。
くるまが凄く楽しそうだった。

2.シシガシラ

敗者復活からの進出。敗者復活のネタは容姿いじりネタ系の革命だと思ったが

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キングオブコント2023 感想

キングオブコント2023の感想を

1.カゲヤマ
まさかのトップバッターから最終決戦まで進み、賞レースの常識をぶっ壊した。インパクト抜群のネタで、裸と大声だけで最後まで持ってった。結局のところシンプルが面白いと再認識させてくれる良いネタ。

2.ニッポンの社長
青春コントと思いきやの裏切りが素晴らしい。
ナイフで切りつけたところは最高だった。ただそこがピークで中盤から後半は少し間延びしていると感じ

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M-1 2023 決勝進出者予想

また今年もM-1の季節がやってきた。

真空ジェシカ

去年も二年連続で決勝進出。圧倒的なセンスのコント漫才を披露したが、順番に恵まれず。コント漫才をやる漫才師は数多くいるが、このコンビは群を抜いている。川北、ガクの個人の活動も増え始め、より人物像が見えるようになったのは追い風。今年こそ優勝。今年も激押し。

2.10億円
去年から推しているコンビ。飄々とした予想外からの角度からのボケと、強ずも、

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2023 THESECOND感想

非常に良い大会だった。

金属バット

決勝に残ったのが非常に嬉しいコンビ。松本も言っていたがM-1の決勝で見れると思っていたので、今回ゴールデンで見れて最高だった。
ネタは安定のブラックなボケと飄々としたツッコミが冴え渡る金属バットしか出来ない漫才を見せてくれた。惜しくも敗退してしまったが、来年は本命だろう。

2.マシンガンズ
まさかの本人達も行けると思わなかった準優勝。
その場の出来事もアド

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2023/3/12 東京ガーデンシアターでarctic monkeysを観た

2023/3/12 東京ガーデンシアターでarctic monkeysを観た

自分の人生で最も好きなバンド、arctic monkeysをついに観ることが出来た。感無量。
高校2年から虜になって早15年、ついに大学の友人と観れた。

arctic monkeysは最高にリズムに拘ったロックバンドである。
世界中を一瞬に虜にした、性急なビートと強烈な単音リフと哀愁メロの1st、リズムの強度を極限まで高め、よりダークで骨太になった唯一無二の2nd、ストーナー寄りの煙がかかったよ

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超新星のアーティスト TOOBOEが素晴らしい

TOOBOEというアーティストが素晴らしい。

元々はボカロPのjohnという名前で活動していたが、2020年付近からTOOBOEとして曲をリリースし始めている。

最近だとチェンソーマンのED曲、錠剤でも話題に挙がっている。

特徴は、歌謡曲をベースとした和メロ、ボカロを経由したフックの強い少しダークなメロディと、随所に入ってくる電子音が完璧に融合し、一つ一つのリズムの中毒性が凄く 気持ち良すぎ

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M-1 2022 決勝戦感想

カベポスター

良さを最大限に活かしたロジカルな漫才。ボケのワード一つ一つでも笑いが取れ、構成も切れることなく後半に回収する上手さもある。二人のたたずまいと声のトーンが非常に落ち着き、いつまででも聞いてられる。トップバッターでなければ去年のモグライダー同様もっと点数が高かっただろう。

2.真空ジェシカ
今年も圧巻のコント漫才。シルバー人材センターという、どう笑いに結び付けるのかというところから、

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M-1 2022準決勝進出者発表をうけて

今年も準決勝進出者が発表された。昨年ファイナリストのモグライダー、ゆにばーす、ランジャタイ、インディアンス等が敗退し、準決勝以上は常連だった、金属バット、見取り図、東京ホテイソン等が敗退する大波乱になった。

東京だと真空ジェシカ、オズワルドが安定の強さを見せ、ウケても準々決勝で負け続けていた、ストレッチーズ、ヤーレンズ、令和ロマンが遂に進出した。特にストレッチーズは番組の露出も増え、今年は追い風

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M-1 2022 決勝進出者予想

今年もM-1の季節がやってきた。

1. 真空ジェシカ

今年は優勝候補。去年の決勝では大きな評価を得て、知名度をグッと上げたコンビ。王道のコント漫才の入りから予想の斜め上をいく秀逸な構成と強いボケ、ボケをさらに大きな笑いに昇華する嘆きツッコミが特徴。去年はウケや評価に対して審査員の点が低かった印象が強い。知名度が上がった今年はチャンス。

2. オズワルド

真空ジェシカがコント漫才のトップであ

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改めて今聴くべきバンド TheMirraz

TheMirrazの新アルバム二枚が素晴らしい。

Mirrazとは2010年代に出現した当時流行っていたUKロックのエッセンスを邦楽に混ぜたバンドの一員だった。telephones,pills empire,QUATTRO等、当時の邦楽インディーシーンを沸かせたバンドだ。
ただし、ここ界隈のバンドは苦戦し、解散やメジャーシーンまで行けなかったバンドが殆どであった。

MirrazはArcticM

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2022年ブレイクコンビ 10億円

2022年ブレイクコンビ 10億円

今年も面白い芸人を見つけた。結成歴二年の若手コンビ10億円 だ。
ボケの山内とツッコミの永見によるコンビである。

去年のM-1でも注目を集め、最近ではツギクル芸人ぐらんぷりにも出場している。

簡単に言ってしまうと、真空ジェシカと金属バットの良い所ドリである。
漫才のスタイルはコント漫才だが単純にボケが強く、他と被らない独自の目線も持っている。それに対して強すぎない関西弁ツッコミがマッチしている

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2021年M-1 真空ジェシカ

2021年決勝でも大爆笑をかっさらった真空ジェシカのネタを一回戦から振り返りたい。

1. 塾講師

二分ネタとして完璧な漫才。設定への入りから前半から確実に笑いを取り、数7-Gや1=2を証明して 等の強いボケもしっかりある。漫画のネタバレを受けた時の雰囲気も面白いし、最後のオチは少し前の漫画のネタバレがつながっているという完璧なオチ。余裕の1位通過

2. マンション管理人 (おそらく)

他の

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M-1 2021決勝戦を見て感想

一組ずつ感想を。

1. モグライダー

素晴らしいトップバッターだった。題材が最高な上に二人のキャラクターを観客に伝えるのも早かった。ここまで題材が良いと多少アドリブでやってもウケるだろうと思える極上のネタ。一生懸命なバカ、ともしげと強ツッコミが冴えわたる芝が繰り広げる最高にバカバカしい漫才。芝が説明を入れずに歌いだすのもテンポが出て気持ち良かった。過去最高のトップバッターの点数も納得。順位が後

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M-1 2021準決勝進出者発表をうけて

M-1 2021準決勝進出者発表をうけて

本日準決勝進出者 25組が発表された。

まず、真空ジェシカ。本当に嬉しい。2019年から大注目していてようやくとなった。今年の動画を見ても変わらず圧倒的に面白いので、このまま決勝に行って欲しい。

モグライダーも悲願。THE MANZAI付近で注目されてからのようやく。ほぼアドリブというともしげのボケと、それを絶妙なタイミングで止める芝のツッコミは一級品。準々決勝で大爆発したようなので、ここも決

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