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あなたのキャリアを成功させるコツ〜偶然を引き寄せる5つのキーワード〜


あなたは今の職場に満足していますか。

それとも不満いっぱいで
今すぐやめてしまいたい。
そんなことを考えながら
仕事をしていますか。

私自身は、2回の転職を経験し、
様々な職場や、
対人関係を経験してきました。

サラリーマンのキャリアで
年齢的には中盤にさしかかろうとしているとき、仕事に対しての期待・考え方が
大きく変わり記事にしました。

今日は下記の記事に加えて、60歳まで
働いてあとはイージーモードといった状況にはなり得なくなったいま。
乗り越えるヒントをお届けしたい。

やりがいも後悔も結局は偶然

初めに結論を言ってしまいます。

あなたが今の会社に入る時も、
それなりに自分の適性や志向、
そしてその会社の事業内容など
あらゆる要素を天秤にかけて
選択したはずです。

中には今の職場と「運命的な出会い」をして
幸せいっぱいに働いている方も
いるかもしれません。

ただそのキャリア形成のきっかけは、
80%が偶然
である。

身も蓋もないこと言うなよと
言われてしまいそうですね。

これはスタンフォード大学の教育学、
心理学の教授であるジョン・
クランボルツがアメリカのビジネスマン
数百人を対象に調査を行い
明らかにしたものです。


「おいおい、私は自分の意思で
自分で情報を取捨選択して決めてきたよ」
そうツッコミたくなったあなた。
どうか最後まで読んでほしい。

人生100年時代と言われて久しい。

我々が働くこと、キャリアを積み重ねていく事。

その上で今まで以上にマラソンのように
長期スパンで考える必要があります。

この研究結果で明らかになった事実を
知っておくだけで、今後のキャリアの
選択において非常に有意義になる。
そう思って記事にしてみました。

特に今の会社にこのままいていいのか
と一度でも思ったことがある人へ。

ぜひこの記事を最後まで読んでいただき、自分のキャリアを振り返ってくれたら、筆者としては嬉しいです。

クランボルツの調査結果からわかること

キャリアの形成は偶発的な結果に基づく

ここからわかる事は、中長期的なキャリアのゴールを描き、そこから逆算して頑張ると言うことではありません。

その努力は「偶然」を引き寄せるためのエネルギーを費やすべきと言えるでしょう。

そしてクランボルツは、「良い偶然」は単に持っているだけでは起こらず、招き寄せるための日々の習慣が重要である、としています。

「いい偶然」を引き寄せる
5つのポイント

あなたの年齢なら、
まだ第二新卒でチャンスがありますよ。

その今までのご経験なら、
無形商材の営業職がお勧めです。


転職エージェントと面接されると、
このような最もなアドバイスをいただき、
それなりに緻密な戦略を立てて
活動するでしょう。

ただ先ほどご紹介したクランボルツによれば、

我々のキャリアは用意周到に計画
できるものではなく、予期できない偶発的な
出来事によって決定される
としている。

ではそのような偶発的な
出来事、「良い偶然」はどうすれば
引き起こせるのか。

それについてのポイントを
5つのキーワードでクランボルツは
説明しています。

筆者の経験も交えつつ
お伝えしていきます。

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【偶然を引き寄せるキーワード①】
好奇心

これは、自分の好きなことや
得意なことに、目をかけすぎるのではなく、
幅広い視野を広げ、関心を
持ち続けることでチャンスが増える
と言うものだ。

たとえば、いままで営業職しか
やってこなかったから、
自分は営業しかできない。
だから求人票は営業職しか見ていない。

そんな人はいないと信じたいが、
今はカスタマーサクセスと言う
職種が生まれ、多くの営業経験者が
活躍している。

ほんのちょっぴり背伸びをするような感覚で、
情報を仕入れるだけで偶然はやってくる。

【偶然を引き寄せるキーワード②】
粘り強さ

これはわかりやすいですね。

とにかく続けていくこと、
行動を起こしていなければ
素晴らしい偶然は得られない。

バットをふらなきゃボールに当たらないのと
同じである。

特にある程度年齢を重ねてから、
キャリアチェンジを進めていく上では、
欠かせない考え方だ。

なかなか良い求人に巡り会えなかったりすると、

「なんで自分がこんなに苦しまなければ
ならないんだろう」
「いっそ先に会社を辞めてしまおうか」


などと様々な落とし穴につながりかねない
考えが出てきます。

ただここは割り切りだと考えるべきだと
思います。


SNSを見ると短期間で飛躍的な成功を遂げた方で溢れていますが、正攻法で成果を出すにはそれなりの時間の積み重ねが必要だと言うこと


それを自分に言い聞かせること、それでもダメならその時に考える。

後ほど出てくる楽観性にも通じると思います。

【偶然を引き寄せるキーワード③】
柔軟性


刻一刻と状況は常に変化しています。
いちどした決断に固執することなく、
変化に対応することで
いい偶然を掴むことができるはずです。

私が32歳の時に、新卒の会社を
飛び出す時に1番引っかかった
ワードのひとつです。

せっかく新卒で入ったのに。
自分で希望していた法人営業職になれたのに。
どうしてよりによって違う業界に行くのか。


頭の片隅では、変わらなければいけないと分かっていながら、自分の既得権を手放すことを恐れていました

結果的に私が新卒で所属した部署は、
私の退職後に撤退しましたので、
判断は正しかったと思っています。

もしあそこで意固地になり、
当時の会社に残っていたら、
今のような職種やキャリア
を経験することができなかったでしょう。


【偶然を引き寄せるキーワード④】
楽観性

長いキャリアにおいて、
自分でコントロールできないトラブルや逆境
に出くわすことがあります。

そんな苦しい時に発想の転換ができるかどうかが良い偶然を引き寄せるかどうかのポイントです。

トラブルや逆境に出会ったときそれを自分が成長する機会になるかもしれないとポジティブに捉えること。それが重要です。

私は過去に人事制度の改定で、大幅な減俸を言い渡されたことがあります。

はじめは落ち込みましたが、
私個人のパフォーマンスではなく、
事業部の方針が理由だったのでチャンスと
捉えることにしました。

今の給与のままの条件で外に出たほうがチャンスだと思ったので、転職活動を
具体的に進めるきっかけになりました。

【偶然を引き寄せるキーワード⑤】
リスクテーク

これさえやっておけば確実に稼げる。

そんな方法がすぐに見つかるなんて
思ってないですよね。

新しいこと・未知なことへのチャレンジでは失敗がつきものです。
そのプロセスにおいても
様々な障害があります。

転職活動時間を増やせば、
その分時間を消費しプライベートの
時間を削ることになり、
また現職にかかるストレスも
増してくる可能性があります。

家族と過ごし方にも影響が出る場合もあります。

時間に限らず新しい行動を起こす事は
リスクがある。

それができたら、そのリスクの範囲を
シミュレーションすること。


どれくらいの時間やお金がかかるのか
紙に書き出すだけでもあなたが
引き寄せたい偶然が見えてくるかもしれません。

そしてそのリスクを背負う覚悟を持つことです。

偶然を引き寄せる準備をしよう

では最後に5つのキーワードを
通じて一番伝えたいこと。

受け身にならないこと
です。

偶然や運命というと、
どうしても「与えられる」
ものと捉えがちではないでしょうか。

目の前の忙しさや家庭の事情に
忙殺され、自分のキャリアは会社に
預けてしまうのは非常にリスキーな
生き方です。

自発的な姿勢で、偶然を手繰り寄せる

そのためにできることは、
たくさんあるはずです。

気になる業界のメルマガを見てみる。
転職サイトに登録してみる。
転職・起業した知り合いに話を聞いてみる。

ささいな行動の積み重ねが、
あなたのキャリアの要素となる
幸運な偶然を手繰り寄せることになるはずです。

役立つ参考図書を1冊紹介します。
幸運な偶然に出会う確率を高めてくれる
方法がたくさん紹介されています。

ぜひこの記事を通じて行動を起こそうと
思って頂けたなら、オススメしたいです。

最後にお知らせ

本日の記事はいかがだったでしょうか。
キャリアに関する記事はこちらでも
多数掲載しています。

一通り読んでいただければ、
キャリアに関して取り返しのつかない
失敗は防げるはずです。

ぜひご一読し、お役に立てたなら
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