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*ちょっと悲しいこと(花屋さん編)
花の仕事をしている者は「花と緑で人の心を癒す」と言われていますし、当の花屋さんもそう自負している方が多いです。また、そうでなければいけないとも思います。最近特に、「環境問題」や「自然に優しい素材」などの話題が尽きないのですが、花屋さんの使っているものの中には、わけのわからないものが存在し、知らないうちに使われてしまっています。
プロの花屋さんが使っている「給水スポンジ(グリーンの四角いブロックで
*プリザーブドフラワーにもの申す!
最近、デパートや大手のお花屋さんで、プリザーブドフラワーが売られています。消費者の需要もあるようで、私の想定をはるかに超えた高い価格で販売されています。
プリザーブドフラワーは、生花の色素と水分を抜き取り、着色液に浸して加工した、生花から作った花?と言いますか、私に言わせれば、「生花もどき」です。なぜなら、生花は水分と色素が命だからです。
プリザーブドフラワーは、アートフラワーやドライフラワー
*化学兵器が農薬に!
令和2年1月20日の朝日新聞によれば、野菜・果物・花などの栽培に使われている農薬クロルピクリンによる健康被害が後を絶たない。注入した土壌で、ガス化して広がる性質がある。
クロルピクリンは作付け前に、病原菌や害虫などを駆除するため、土壌に注入する燻蒸剤でクロルピクリンを含有する農薬は混合剤も含めて現在17製剤。適用作物は野菜65種類、果樹3種類、花19種類、穀類6種類。混合剤も含めた年間出荷量は約