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考え方

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自分にとって、好き嫌い、支持不支持、善悪などの評価如何にかかわらず、考えさせられた、新たな視点を学んだ、考えるに値する重要さがあったと感じた記事を記録しておく場所です。この記事リ…
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2022年7月の記事一覧

仕事に美学を、生き様に華を。

仕事に美学を、生き様に華を。

「おい、ランチ行かねえか」

最近、会社に行くだけで全身が汗ばむ。一年で最も苦手な季節、夏。冷房の効いたオフィスから一歩も出たくない僕は、いつもコンビニの弁当でランチを済ませていた。よりによって、35度を越すこんな日に外を歩いてランチに行くなんて。

僕に声をかけてきたのは定年が近い50代後半の他部署の室長補佐だった。僕の会社はいわゆるフリーアドレスというやつで、どこに座っても自由だ。声をかけてき

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「間違うのは、そんなにダメなの?」(進学校生へのメッセージ)

「間違うのは、そんなにダメなの?」(進学校生へのメッセージ)

女子高生を、また泣かせてしまった。。

本日は、福岡県のトップ進学校の皆さんとワークショップ。
テーマは「学校の授業の課題を解決するアイデア」。

グループになり、生徒視点で授業の課題をあぶりだし、原因を探りながら、解決のアイデアを考えます。

アイデアとともに、それを実現するための「最初の一歩」も発表。
しかし、その一歩が、ことごとく他人まかせ。

自分ではなく、誰かが動いてくれたらいい。
そん

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納税者だけが偉いのか?

戦前、納税している人間のみ参政権が与えられていた時代があった。まるで納税している人間だけが国に貢献しているかのように考えて。しかし当時の納税者は、例えば小作人を搾取した金で納税していた。もとはといえば働く小作人のお金を巻き上げたもの。中間搾取者が偉そうにしていただけだった。
https://nordot.app/916165609698508800?c=39550187727945729

高額納

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「よそ者」考 郷に入っては郷に「驚け」

「よそ者」考。
農業の研究やってると、よそ者が農村に入ってきてイザコザが起きる話をよく耳にする。多いパターンは、大企業勤めの経験のある人が「このど田舎に俺の貴重な経験を教えてやろう」というもの。そして村の慣習を因習と決めつけ、偉そうに説教始めて、疎まれるタイプ。

関係がこじれると、もと都会人は「田舎者めらが!」と見下し、田舎にもともといる人は「なんや、感じの悪い人」となる。都会人が田舎に新風を入

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