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レコードジャケット博覧会シリーズvol.10 / スペイン編

さて、数多く聞いてきた音楽の中でも、これぞ!!というジャケットにたくさん出会いました。そんな記憶に残って、LPがあるならLPで持っていたくなるような、そんなジャケットを何回かに分けてご紹介してみます。

今回はスペイン編。スペインのアーチストや、スペインに関係するジャケットを集めてみました。基本的に聞いた事がある、または、所有しているアルバムのご紹介です!

動画も載せてみました。基本、アルバム曲を掲載しましたが、一部、動画がない場合は、音のイメージが伝わればと思い、紹介したアルバムに収録されていない動画を載せています。

Silvia Perez Crus「Domus」 

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スペインの歌姫は赤を纏い、静かに佇む


Toti Soler「Rao de Viure」

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タイトルの意味は「帰郷の理由」。優しく静かな音を奏でる男の帰郷の目的。。孫に会うためだとしたら、何か嬉しい気持ちになります。


Vicente Amigo「Ciudad de Las Ideas」

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タイトルの意味は、「理想的な都市」。または、アイデアの街。背景の街がそうなのでしょう。彼の理想郷とは?その答えはアルバムの中に。


MECANO「Aidalai」

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テクノポップグループ。テクノポップアーチストが、奏でるクラシカルなフラメンコの楽曲はたまらなく魂に響いてきます。


Miles Davis 「Sketches of Spain」

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マイルス・デイヴィスにはこういう作品もありました。雄牛が向かう先はマイルスか?トランペット🎺の音色に導かれたか?

Gypsy Kings「The Very Best Of」

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ジプシーキングスはフランス🇫🇷出身。でもイメージはラテン系。欧州とラテンの出会い。

Mocedades「5」

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スペインの70年代グループ。青春という名のグループ名にぴったりの若々しいコーラスが印象的でした。


Michel Camilo & Tomatito「Spain」

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チック・コリアのスペインという楽曲から始まるスペインアコースティックギター満載のアルバム。ピアノとの掛け合いは痺れます。まさに、闘牛のあのせめぎ合いのように、響いてきます。

KETAMA「Toma Ketama」

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フラメンコギターグループ。フラメンコは情熱であり、情念の音楽ですが、音楽ですから楽しむという側面もあります。その楽しさを詰め込んだ作品。


Judit Neddermann 「Tot el que he Vist」

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スペインのアコースティックギターを奏でるシンガーは、素朴な曲の中に力強さを感じることがあります。これもまたそんな一枚。


Silvia Perez Crus「Vestida de Nit」 

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タイトル、夜の訪問者。突然の来訪に驚きながらも嬉しさを滲ませる、、そんな印象のジャケットに包まれた作品は、やはり静かさの中に力強さを感じる一枚に仕上がっています。


Carlos Nunez 「Cinema do Mar」

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タイトル、海の映画、もっと言うと、劇画のような彩りを見せる海、でしょうか。彼のバグパイプもまさに、あの海のように千変万化、とかには力強く、時には優しく。

Carmen「Dancing on a Cold Wind」

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プログレにも近い70年代ロックバンドの作品。冷たい風に吹かれ踊る、と言うタイトル通りの涼しげなジャケット。でも中身は熱いんです。


Jeanette 「1967-1983」

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スペインのシンガー。懐メロに近い楽曲でしたが、その懐かしさは、彼女の醸し出す雰囲気にありました。


Alba Reche「La Pequena Semilla」

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スペインのポップアーチスト。構図も楽曲も素敵な一枚。水色と草色とエンジ色。色合わせも完璧。


村治佳織「Contrastes 」

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スペイン🇪🇸ギターの響きが広がるきっかけは彼女からだと思います。無くなる直前のロドリゴに師事。彼女のアランフェス協奏曲にはスペインの魂がこもっている。


さて、いかがでしたか?やはり赤と黄色基調もありますが、意外と素朴なものもありますよね。

そう、スペインは、情熱の国なんて言われますが、実際はとても素朴で、昼は静かな雰囲気なんですよね。

では次回もお楽しみに!

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