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立ちどまって見つめる場所

日曜日の朝、箱根山テラスで働いている友達にお誘いいただいて、夕方からワークショップにすこしだけ参加した。

陸前高田では毎年9月頃に、"箱根山学校"という2泊3日のワークショップが開かれる。


"暮らし"について本を出版されている西村佳哲さんや、星野リゾートのランドスケープデザインを手がけている長谷川浩己さんなどが主催で毎年開いているワークショップ。

その中に"鍋サミット"っていういろんなお鍋を食べる時間があって、それにちらりと参加。

何年も前からワークショップの存在は知ってたけど参加したことがなかったので、今回が初参加でした。

実のところ"鍋サミット"というワードだけで、内容をきちんと聞かずに参加させてもらったのだけど。

参加者さんの朝ごはんの食材提供者のひとりとして紹介していただいたことや、元々気持ちの高い参加者さんたちだからなのか、鍋をよそって食べてるとどんどん話しかけられる。(私的には、ほんとにありがたいことですわ…)

「このワークショップはどういう内容なんですか?」と参加者のひとりに聞くと、「生きるとか、暮らすとかを考えるものかなあ」と。

人生のいろんな岐路に立っていたり、たくさんの選択肢を得るために参加してる人が多かったのかもしれない。

お鍋を食べながら主催の方に話しかけてもらって、私がなぜ陸前高田に来たのか、なぜ牡蠣の仕事をしているのか、これからどうしたいのかを主催の方に話をした。

「なんでそう感じたの?」とか「最初からというより、少しずつそうなっていったという感じだね」とか。
私が話したことを「おもしろいねー」と言いながらおだやかにかみ砕いてくれて、短い時間だったけど質問を通して自分自身が今後どうなりたいのかのコーチングを受けたような気持ちになった。

この主催の方々は、箱根山テラスを作る段階から関わっていた人。
だからこその質問だったのかもしれないけど、「地元の人は、この場所をどういう風に見ているのかな?」という質問を受けた。

まさかその質問を受けると思っていなかったので、ちゃんと答えられなかったのだけど。

箱根山テラスは地元の人や外から人たち含めて、普段のあれこれと忙しない生活からすべて切り離して、立ち止まって自分自身を見つめる場所なのかもしれない。

山の中で、ゆっくりと自然や時の流れを感じる。
そういう機会って自らつくらないとなかなかない気がするから、この場所はぴったりなのかも。

市内に住んでると箱根山テラスに泊まることがないから、次にだれか友達が高田まであそびに来たら泊まってみたいかも。


もう来年のワークショップにお誘いしてもらったから、次は自作のお鍋を出してもうすこし長めに参加してみようかな。


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