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SAT法を学ぶ 〜宗像恒次から教わった「愛」の話〜

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#病気

第十七話:カラダに表れる症状は愛の証~病に学ぶ~

第十七話:カラダに表れる症状は愛の証~病に学ぶ~

「第一話:「あるがままの自分」を生きる」の中で、宗像の以下の言葉を紹介した。

人は「自分のあるがまま」を生きるために、病気、人間関係問題、争い、事故、失敗という問題を無自覚に起こし、そこから学ぼうとする。

イルネススクリプト
前々回、自己抑制心が生活習慣病をつくり出すということをお話しした。宗像は、また、「イルネススクリプト(疾病脚本)」というものも教えてくれている。簡単に言えば、病気や症状の

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第五話:自分の中のとっておききょうだい

第五話:自分の中のとっておききょうだい

今回は「第四話:自分の中に潜むきょうだいの愛」の続きのお話をする。
第四話では、自分の中に自分とは異なるDNAを持った細胞があることをお話しした。人は神の領域を侵してしまうのか、なんて議論はとうの昔。いまでは再生医療の研究が進み、世界の至る所で「キメラ」が造られている。

京都大学iPS細胞研究所のページには、このような記述がある。

動物とヒトの細胞が混ざった動物、いわゆるキメラ動物を使った

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第三話:親の愛

第三話:親の愛

「愛着障害」というものがある。母親をはじめとする養育者との愛着が、何らかの理由で形成されず、情緒や対人面に問題が起こる状態。

以下に、ボウルビィの愛着理論と、竹内の行動遺伝学に関する記述を引用する。

母親は子供の安全基地ジョン・ボウルビィ(John Bowlby)の提唱した「愛着理論」

愛着理論では、幼児の愛着行動は、ストレスのある状況で対象への親密さを求めるために行っていると考えられている

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