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『「夢の行方」~なりたかった大人になれなかったオレたちの夏の約束~』<5>(前編)

「図書室のない学校」シリーズにおいて主要人物である柊木秋音が大人になった物語です。小学生はもちろん、大人の方にも読んでもらえればと思いながら、書きました。

 「更新お願いします。」
「はい、更新ですね。」
お客さんにレンタル更新手続きをお願いされ、顔を上げたオレは驚いた。そのお客さんは高校時代の彼女に顔がそっくりだったから…。
「結夏(ゆうか)…。」
「えっ?」
そのお客さんもまたオレの顔に驚いている様子だった。何となくジロジロ見られている気がした。でも、まさかこんなところにいるわけないし。他人の空似か。オレが春音とそっくりだったように。
「あっ、すみません。更新手続きに必要なので、身分証明証のご提示お願いします。」
受け取った免許証で確認すると「桜木心夏(さくらぎこなつ)」という名前が書かれていた。更新料金を受け取る時、改めて彼女の顔をじっと見つめてしまった。
「更新完了しました。これから一年間有効です。」
彼女もまたオレの顔をじっと見つめ返した気がした。
「ありがとうございました。」
笑顔で去っていく彼女の後姿をオレは瞬きも忘れていつまでも見とれていた。

 専門学校を卒業し、二十歳になったオレは東京でひとり暮らしを始めていた。せっかく専門学校を卒業したというのに、就職はしなかった。プロのミュージシャンになりたくて、ひとりで楽曲制作をする傍ら、レンタルショップでアルバイトする生活を送っていた。父さんが亡くなって以来、ひとりでオレを育ててくれた母さんにいつかは親孝行できる人間になりたいと思っていた。ちゃんと就職して稼いで、母さんにラクな暮らしをさせてあげられる大人になれたらと思っていたけれど、自分の夢も捨てられなかった。それは父さんが途中で諦めた夢でもあった。プロのミミュージシャンになるという大きな夢…。母さんは二十歳になったんだから、秋音の好きなように生きればいいと背中を押してくれた。上京に反対することなく、快く送り出してくれた。応援してくれる母さんのためにも早く、プロのミュージシャンになりたい。オレは慣れない東京で音楽とアルバイトに明け暮れていた。

 小学生の頃から父さんの形見のギターを独学で弾いていた。中学生になる頃には簡単な曲なら作曲できるようにもなっていた。母さんの仕事の都合で相変わらず転校することが多かったけれど、それぞれの学校でギター部があればギター部へ、軽音部があれば軽音部へ入部して真面目に音楽と向き合っていた。
 高校生の頃は転校することもなく、三年間同じ学校に通えたので、学校の音楽好きの友達とバンドを組んでバンド活動もしていた。文化祭で披露したり、時には路上ライブをしてみたり…。高校生が出場できるバンドコンテストにも出場したけれど、入賞さえできなかった。正直言って、オレ以外はみんな遊びのつもりでバンド活動をしていたから無理もない。バンド組んでいればモテるだろうとか、音楽やっていればなんとなくカッコイイ自分になれるだとか、単純に趣味として暇つぶしで取り組んでいるメンバーもいたから、今振り返ってみればまとまりのないバンドだったと思う。オレはプロのミュージシャンになりたくて、本気だったのに。別に女の子からモテたくてギターを弾いていたわけではないけれど、とある女の子から告白されて、告白されたことなんて初めてのことでうれしかったから、付き合うことにした。それが結夏だ。結夏とは高校二年生の夏から三年生の夏にかけて、たった一年間だけ付き合った。何がいけなかったのか、自分ではよく分からない。いまだに分からない。でもたしかにオレはフラれた。告白されたのに、好きだって言ってきたのはそっちなのに、その気にさせておいて、フルなんて、女の子って怖いなとも思った。女の子の気持ちは分からない。だからもう当分、恋はよそうと異性に興味を持つのはやめて、ますます音楽にのめり込んでいった。

 地方の専門学校を卒業して、上京したわけだけれど、東京はひさしぶりだった。高校生の頃、バンドコンテストに出場した時とそれから忘れもしない、春音と陽多くんに会いに颯太と一緒に中学二年生の頃、東京に遊びに行った時と数えられる程度しか訪れたことのない街だった。引っ越す機会は多かったものの、田舎を転々とすることが多く、都会で暮らすのはほぼ初めてだった。大きなビルに囲まれていて建物がひしめき合っていて、空が狭く感じられた。夜でもネオンの明かりが眩くて、ろくに星も見えない。今まで広い青空、星が瞬く夜空なんて当たり前の存在だと思っていた。当たり前じゃなかった。東京のど真ん中で暮らし始めて一週間もしないうちに広い空が恋しくなった。緑の匂いも、季節の香りも恋しくなった。

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 でもホームシックになんてなっている暇はない。プロのミュージシャンになるという大きな夢を抱えて、この狭く小さな部屋に引っ越して来たのだから。バイト先をレンタルショップにしたのだって、理由がある。少しでも音楽や映画に触れる仕事がしたかったから。レンタルショップなら、最新のヒット曲や流行りの映画の情報をいち早く知ることができる。どんなお客さんが、どんな曲を好むのかとか、今の時代はどんな音楽がウケるのかとか、仕事しながら情報収集できる。このアルバイト自体も音楽活動の一環なんだと思っていた。シフト変更の融通もききやすいお店だったからという理由もある。急にライブの依頼が舞い込んだり、何か音楽の方で急用ができても両立できそうなお店だったから、「ここだ」と思った。でも実際は無名のオレの元になんてそう簡単にライブ出演の依頼が来るわけもなく、音楽関係で急用ができることもなく、他のバイト仲間の急なシフト変更を引き受ける、同僚からは重宝される都合の良い新人バイトくんになっていた。まぁ、別にそれはそれで構わない。職場は大切な情報収集の場であり、大好きな音楽と触れ合える場でもあったから。あの日だって、急に今夜入ってほしいって頼まれて、仕事していた。そしたら彼女と出会えた。心の中で急に休んだ同僚に感謝した。彼女と出会わせてくれてありがとうと。きっと一目ぼれだったと思う。

 その翌日、いつものようにバイト先で棚の整理をしていると、昨日に引き続き、またもや驚かされた。例の彼女が、オレのよく知っている人を連れて来たから。
「秋音くん!秋音くんだろ?」
「えっ、春音?なんで春音が桜木さんと?」
「本当に春音くんとそっくりだから驚いちゃった。」
一目ぼれした彼女がくすくす笑っている。
「ボクたち付き合ってるんだ。心夏は彼女なんだよ。」
正直、ショックだった。そっか、心夏さんは春音と付き合っているのか…。オレたち顔がそっくりな上に、知らない間にそっくりな顔の彼女と付き合っていたなんて、どこまで不思議な運命でつながっているんだろうと思った。
「ひさしぶり!高校生の頃ぶりかな。秋音くんが東京のバンドコンテストに出場したのを見た時以来かな。」
「そうだな、高校生以来だな。バタバタしていて、なかなか連絡できなくてゴメン。」
「ボクの方こそ、連絡しなくてゴメン。なんかさ秋音くんとは別に連絡取れなくなっても、また会える気がしてたんだ。」
「オレたち、死ぬまで縁は途切れない運命なのかもな。」
「相変わらず、音楽がんばっているんでしょ?」
「もちろん。プロになるために、東京に出て来たんだ。」
「ねぇ、二人とも、立ち話してないで、秋音くんの仕事が終わったら、ゆっくり三人で話そうよ。」
心夏さんは人懐っこくて、やさしい人だった。春音は相変わらず大人しい雰囲気だったから、彼女にリードされている感じがした。高校生の頃、結夏と付き合っていたオレと似ているなと思った。二人は同じ大学に通っているらしい。

 それ以来、オレたち三人はしょっちゅう一緒に遊ぶようになった。最初のうちは二人のお邪魔になると思って遠慮していたけれど、春音も心夏さんもオレのことを心から受け入れてくれているのが分かったから、徐々に躊躇せず、一緒に過ごす時間が増えていった。大学が同じだから、二人きりで過ごす時間もあるだろうし、たまにオレが一緒にいても問題ないかとも考えるようになった。
 楽しかった。春音と再会できて。東京で暮らしていればいつか春音と会えるんじゃないかなと密かに思っていたけれど、案外早く再会できた。東京にいるはずの陽多くんとは春音も音信不通だという。刑事に憧れていた颯太は本当に警察官になったらしいと春音から聞いたけれど、小学六年生の夏、堅い運命の絆で結ばれたはずのオレたちは二十歳となり、すでにバラバラになっていた。そう言えば、二十歳になったら掘り起こそうってあの秘密基地の側の大きな木の下に埋めたタイムカプセルのことなんて、みんな忘れてしまったんだろうな。オレだって春音と再会するまで忘れていた。
「春音と秋音くんってどこで知り合ったの?だって秋音くんは東京出身じゃないんだよね?」
「ボクのおじいちゃんの実家が当時、秋音くんの住んでいた家の近くだったんだよ。夏休みにおじいちゃんの家に行った時、偶然秋音くんと出会って、友達になったんだ。」
「そうなのね、こんなに顔がそっくりだと二人を知っている人たちは驚いたでしょ?」
「まぁね、オレたちは双子とよく間違えられたよ。でも直接会うことはめったになかったし。」
「そっかーまるで生き別れた双子みたいよね。」
心夏さんは驚いていたけれど、心夏さんのそっくりさんをオレは知っている。きっと世の中には自分によく似た人がひとりはいるものなんだろう。出会えるか、出会えないかだけで。出会えることはきっと奇跡に近いと思う。不思議な運命がオレと春音を何度でも引き合わせてくれているように感じていた。

 二人と一緒にいて楽しい反面、春音に嫉妬心を抱くようにもなった。心夏さんの彼氏だから…。二人とも仲が良い。ケンカしているところなんて見たことがない。三人でいる時もふとした瞬間に二人の絆の深さを痛感してしまって、なんというか一緒にいるのに孤独を感じてしまうこともあった。一緒にいる時間が増えれば増えるほど、幸せそうな二人を見ているのがつらくなってしまった。肝心の楽曲制作の方にも身が入らず、心夏さんのことばかり考えるようになってしまった。春音がうらやましい…。

 こんな気持ちではいけないと、「大人のためのライトスクール」を頼ることにした。小学生の頃、颯太と陽多くんがはまっていたネットを介した学校は、いつの間にか種類が増え、大人用のライトスクールも開校していた。ほとんどが雑談か悩み事相談の類で一般的なコミュニティサイトとは大差なかったけれど、大人用のライトスクールもちゃんとマイナンバーで管理されていたから、なりすましがない分、安心だと思った。オレは初めてそのサイトに登録してみた。早く誰かに話すことでラクになりたかった。

 同じクラスに「恋愛相談なら任せて。」という紹介文を書いている人がいた。オレはすぐさまその人にメールをオファーした。すぐに承諾され、メールのやりとりができるようになった。
 「親友の彼女を好きになってしまいました。昔、付き合っていた彼女にそっくりなんです。最初は顔が似ているから惹かれたんですが、今は性格の方に惹かれていて…。親友と一緒にいるのがつらいです。どうしたら良いでしょうか?」
少し恥ずかしかったけれど、出会うこともないだろうし、顔も知らない相手だから、全部さらけ出して話しても大丈夫だろうと思った。
「なるほど、三角関係ですね。よくあるパターンです。過去の恋人の面影が忘れられないのもよくある話です。つらいならそのお二人と少し距離を置くといいでしょう。」
大人らしい全うな回答をしてくれる人だった。
「距離を置きたくても、二人は一緒に遊ぼうと誘ってくれるし、なかなか断れません。何しろ二人とも良い人たちなので。自分だけひとりでもやもやしているだけで。」
「じゃあ、いっそのことその彼女に気持ちを打ち明けてはどうでしょうか?もちろん報われる保証はありませんが、そうしたらお二人もあなたを誘うことは控えるでしょうし。」
「気持ちを伝えるなんて勇気ないです…。恋人は今までひとりしかいたことないし、恋愛苦手なんです。」
「そうですか…じゃあ誰か第三者にあなたのことをどう思っているのか、その彼女に聞いてもらうとか。」
「誰もいないです…三人に共通する友達は、他には。」
「じゃあ、やっぱりご自身で思いを伝えるのが一番ですよ!」
告白したところで、フラれるに決まっている。というか、二人を困らせることになるだろう。ぎくしゃくしたくはない。関係をこじらせるようなことはなるべく避けたい。でもひとりで抱え込んだ恋心も限界だった。

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 二人は大学四年生になっていた。オレは上京して二年が経過していた。七月のある日、オレは春音と二人だけで春音の部屋の中で過ごしていた。夕方からは心夏さんも加わって、出かける予定だった。
「秋音くん、ゴメン、急に家庭教師のバイト入っちゃった。悪いけど、これから抜けるから、心夏によろしく言っておいて。」
「えっ?春音がいなくなるなら、オレだって帰るよ。また今度にしよう。」
さすがに心夏さんと二人きりで遊ぶのは気が引けた。
「そっか、悪いね。でもさ、この本、心夏に返さないといけないんだ。レポートに必要な本で、オレが先に借りてたんだよね。もし良かったら、心夏に届けてくれないかな?」
「大学生はレポート書かなきゃいけなくてたいへんだな。いいよ、本を返すくらい。」
ひょんなことからオレは心夏さんに本を届けることになった。

 ふと、大人のライトスクールで言われた言葉を思い出した。「誰か第三者に聞いてもらうとか…」という言葉。第三者は無理でも、オレが春音になりきって、心夏さんに「秋音くんのことどう思ってる?」くらいは聞けるかもしれない。チャンスかもしれない。後で二人にバレることになるけれど、でもこんなチャンスは二度とないと思う。

 オレは春音の部屋に泊まった時、借りて返すのを忘れていた春音の服に着替えた。いつもは立てている髪の毛もひさしぶりに下ろして、春音になりきって心夏さんと会うことにした。
「あれ?春音?急なバイトじゃなかったの?秋音くんは?」
春音に言われて、直接心夏さんの部屋を訪れた。前に春音と一緒に行ったことのある部屋だった。
「やっぱり今日はいいからって言われて。逆に秋音くんが急にシフト入ってくれって言われたらしく…。」
「そうなんだ、残念。ねぇ、上がって。」
春音になりきるつもりがやっぱり緊張した。子ども時代入れ替わった時とはわけが違う。あの頃の方が度胸はあった気がする。好きな女の子と二人きりなんてドキドキする…。
「あ、この本、ありがとう。」
「レポート終わったの?良かった。私もがんばらなきゃ。」
春音と一緒の時はこんなに緊張しなかったのに、女の子の部屋で二人きりなんて、ひさしぶりだから、緊張感が止まらなかった。
「あっ、ねぇ、春音。これからあの映画見に行かない?」
「あの映画?」
「ほら、この前、約束した映画。」
何の映画だろう。よく分からないけれど、いつまでも部屋で二人きりよりはマシだ。オレは心夏さんと一緒に外へ出た。

 部屋を出ると、ドーンドーンと大きな音が聞こえ始めた。
「春音、これって花火の音じゃない?」
「うん、きっと花火だね。どこで上げてるんだろう?」
「探そう!この辺って坂道多いから、坂登らないときっと見えない。」
ふいに心夏さんがオレの手をとった。手をつないでしまった。もちろん彼女は春音だと思い込んでいるから、別に自然なことなんだろうけど、オレにとっては好きな人の手に触れるわけで、ドキドキが止まらなかった。春音に悪いことしているようにも思えた。
「どこだろう?全然見えないね。」
「うん、音はすぐその辺に聞こえるのにね。」
彼女の手の温もりを感じながら、オレは必死に言葉を返した。
「あれ?音も止まっちゃった?」
「短い花火だったね、見えなくて残念。」
「八月に隣町で大きな花火大会あるじゃない?秋音くんも誘って三人で見に行かない?」
チャンスだと思った。この機会を逃したら、一生聞けないと思った。
「心夏ってさ、秋音くんのことどう思ってるの?」
「えっ?どうって?素敵な友達だと思ってるけど。春音もそうでしょ?」
「うん、それはそうだけど…なんていうかほらボクと秋音くんって顔がそっくりだから、異性としてはどうなのかなって意味。」
「何だ、春音、もしかして心配してる?私が浮気しちゃうとか。」
「そういうつもりじゃないけど、聞いてみたいなって思って。」
心夏さんは少し沈黙した後、真面目に答えてくれた。
「たしかに顔はそっくりだけど、性格が全然違うし。もちろん秋音くんも音楽とかがんばってるし、魅力的な人だとは思うけれど、私は春音の方が好き。だから安心してね。」
笑顔で答える心夏さんがやっぱり愛しいと思った。けれどオレではなく、春音に向けられた笑顔だった。
「そっか、ありがとう。答えてくれて。」
オレは彼女の手をほどいてこう告げた。
「秋音くんがさ、なんか心夏のこと気になってるらしくて。」
「えっ?そうなの?全然気付かなかった…。」
「でもボクは心夏のこと大切だし、秋音に譲るつもりなんてないし、これからもよろしくね。大好きだから。」
最後の言葉はオレの本音だった。春音の姿を借りて、「大好き」と彼女に伝えたつもりになった。フラれた直後の精一杯の返答だった。
「ゴメン、やっぱり映画はまた今度にしよう!おやすみ!」
オレは泣きそうになった自分を見られたくなくて、彼女の前から立ち去った。花火の代わりに黄色い月が夜空にぼんやり浮かんでいた。彼女の手の温もりがまだ残っている気がして、ぎゅっと左手を握り締めた。

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 とんでもないことをしてしまったかもしれない。たった数時間だけ春音になりすましただけだけれど、よく考えたらこんなの明日になればすぐにバレる茶番じゃないか。春音になりきって、心夏さんの部屋に上がり込んでしまった。手をつないでしまった。告白してしまった…。

 二人はきっとすぐに気付いただろう。けれど、変わらずオレに連絡をくれたし、一緒に遊ぼうと誘ってくれた。でもオレはもう戻れなかった。バイト先も変えて、二人と距離を置くようになっていた。そしてますます音楽に没頭した。

 二人が大学を卒業した翌年、結婚することになったと連絡が届いた。結婚式に来てほしいと。こんな時、プロのミュージシャンなら大切な友達二人のためにウェディングソングを作ってプレゼントしたりするのだろう。二人は大人として着実に新しい人生を歩んでいるのに、オレは相変わらずプロどころかまともにライブ活動もできていない名ばかりミュージシャンで、夢を追いかけて上京した二十歳の頃から何も変わらない人生を送っていた。

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(※後編へ続く)

★「図書室のない学校」シリーズ物語一覧★

☆第1章~小学生編~☆

 <1>『「図書室のない学校」~夏休みの宿題交換大作戦~』

 <2>『「図書室のある学校」~春音と秋音の入れ替わり大作戦~』

 <3>『「夏休みの約束」~「ライトスクール」で友達の秘密を探ろう大作戦』

 <4>『「約束の夏休み」~ミッション変更、四人そろって仲良くなろう大作戦~』

☆第2章~大人編~☆

 <5>『「夢の行方」~なりたかった大人になれなかったオレたちの夏の約束~』(秋音・後編)

 <6>『「夏休みからの卒業」~途切れた夢の続きを取り戻すボクらの新しい夏の始まり』(陽多)

 <7>『「約束の夏」~あの頃思い描いていたボクたちの今、そしてこれから~』(春音)

 <7に登場した童話>ポプラの木

 <8>『「永遠の夏休み」~あの世でみつけたオレの生きる道~』(颯太) 

☆第3章~子ども編~☆

 <9>『「秘密の夏休み」~タイムカプセルみつけて冒険の旅をさあ始めよう~』

 <10>『「秘密の友達」~二人だけのファッションチェンジスクール~』(陽音)

 <11>『「秘密の本音」~颯音から陽音へ送る手紙~』(颯音)

 <12>『「図書室フェスティバル」~遥かな時を越えて新しい図書室で夢を描くよ~』(晴風)

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