見出し画像

『「永遠の夏休み」~あの世でみつけたオレの生きる道~』<8>

 いわゆるあの世に来て、オレは驚いた。あの世には天国も地獄もなく、「学校」があったから。あの世にまで学校があるとは思いもしなかった。どうやら死んでしまったら、もう死ぬことはないから長い長い人生が始まるということで、生涯学習の学校「ライフロングスクール」に入学することが定められていた。

 しかし学校なんてもうごめんだという人も中にはいるらしい。そんな人は一週間短期型「あの世での過ごし方 基礎入門編」さえ学べば、卒業しても良いということになっていた。死後の世界にも生きている世界と同じように、いろいろなルールがあって、ルール違反をした者は強制的に学校送りとなっていた。警察や刑務所がない代わりに悪いことをしたら「学校」で教育を受けるシステムになっていた。「こっちの世界には警察がないのか、もう刑事にはなれないな、残念。」なんて最初は思っていた。

画像1

 生まれる人以上に死者の数は膨大で、ルールを作らないとあの世も平和は維持できないということで、様々なルールがあった。いくら死んでいるとは言え、他者の心を傷付けてはいけないとか、それから学校の授業で習得する前に、勝手に生きている人たちの世界に行ってはいけないとか、あの世にも法律のような掟がたくさん存在した。

 どうやらその気になれば、生きている人たちの世界に行くことはできるらしい。オレは死んだばかりだから、その方法を知らないけれど。勝手に行くのがルール違反で、学校の授業できちんと学べば行っても良いらしい。生きている人たちの世界に行く方法を学校で教えてもらえるらしい。それなら学校に通い続けようと思った。どうせ退屈だし。「あの世での過ごし方 基礎入門編」の授業を受け終えたオレはそのまま、学校に留まった。

画像2

 死んでしまうと、何も食べなくても生きていけることを教わった。死んでいるので、「生きていける」というのはおかしな表現だけれど、教科書にたしかにそう書いてあった。食べられないわけではない。食べたい人は食べてもいいけれど、基本的には食べずに過ごせる体になっていると教わった。そんなの当たり前だろう。みんな死んでしまっているのだから。睡眠も、別にとらなくても生きていけるらしい。やっぱり「生きていける」と教科書に書いてあった。食事と同じで眠りたいと思う人は寝てもいいけれど、別に眠る必要性はないよということらしい。それからこれから長い長いあの世生活が始まるから、「飽きずに楽しく生きるために、学校へ通うことをお勧めします」とも書かれていた。「飽きずに楽しく生きるため」って死んでいるのにやっぱり表現がおかしい。そもそも「ライフロングスクール」という学校名自体が不自然だ。死んでいるのに、生涯学習って。「デスロングスクール」と表記した方が分かりやすいのに。でも「死」と書いてしまうとやっぱりなんとなくネガティブだから、前向きな表現を使っているのだろう。あの世っておかしなところだと拍子抜けした。

画像3

 オレは警察官になって念願だった刑事課に異動が決まって、気合いを入れ直していた。刑事課じゃなくても、地域の人たちの役には立てる。どの課にいても、困っている人を助け、相談に乗り、悪いことをした人には注意するという、順調な警察官生活を送っていた。
 私生活では冬香と結婚し、颯音と陽音という双子の息子たちにも恵まれた。刑事になるという子どもの頃からの夢が叶って、家庭も築けて、オレは幸せ者だと実感していた。

 そんな矢先、外で取り締まりの仕事をしていた時、明らかに危険運転をしている車を発見した。同僚に無線で連絡し、その車に停止するように指示したのに、運転手は逃げようとした。近くには横断歩道を渡ろうとしている子どもがいた。オレはとっさに危険を察知し、子ども目掛けてスピードを落とそうともしない車から、その子を守った。オレはその子を助けて、間もなく死んでしまった。

 子どもの命を助けられたのだから、警察官としては良い人生を送れたと思う。職務を全うできて、誇らしいとも思う。けれど、自分の子どもたちはまだ三歳で、双子の息子たちを冬香だけに任せることになると思うと、悔いも残った。もっと二人の成長を側で見守っていたかったし、家族との思い出もたくさん作りたかった。もともと警察官の仕事が忙しくて、ろくに家族サービスもできていなかった。いつも冬香ひとりに苦労かけさせてしまって、申し訳ないと思っていた。良い警察官にはなれたかもしれないけれど、良い夫、良い父親になれたかどうかは疑問が残った。できればもう少し生きていたかったな…オレはあの世でそんなことを考えていた。

画像4

 あの世の学校では「会いたい人に会える授業」というものもあった。つまり死んでしまっている人なら、双方が会いたいと思えば会える仕組みになっていた。オレはもちろん一番にまだ会ったことのないじいちゃんに会いたいと願った。じいちゃんも孫のオレに会いたいと思ってくれたらしく、すぐに会うことができた。
「じいちゃん、会いたかったよ!」
オレは初めてじいちゃんに会えてうれしかったけれど、顔を合わせるや否や、叱られてしまった。
「颯太、少しばかりこっちに来るのが早かったんじゃないか。」
「ゴメン、じいちゃん、でも子どもの命を助けられたから、オレは後悔してないよ。」
じいちゃんの前では強がりを言った。
「まぁ、わしも颯太と同じような死に方をしたから、おまえのことは言えないが。たしかに命がけで他人様を助けられたことは警察官として誇らしい。よくがんばったな。」
厳しい表情だったじいちゃんはやっとやさしい笑みを浮かべてくれた。
「ところであの時、わしに気付いてくれたか?」
「あの時って?」
「ほら、陽多くんとかいう子と一緒に庭に出て蛍を見ただろ?」
「あー小学六年生の時のこと?え?何?あの蛍じいちゃんだったの?」
「そうじゃよ、おまえの姿を間近で見たくて、この学校の授業で習ってあっちの世界に舞い降りたんだよ。」
「へぇー授業で習えば生きている人たちの世界にも行けるんだ!オレもがんばってみようかな。」
「そんな簡単なことではないが。まぁ、人間として生まれ変わる以外なら、数年以内にほとんどの人たちが何かしらの姿を借りて、あっちの世界に行けるようになるよ。」
「人間に生まれ変われるの?」
「これは例えば弁護士の資格を取得すること、つまり司法試験以上に難しいことらしい。並大抵の努力では人間には生まれ変われないらしいが。」
「まぁ別に人間として生まれ変われなくても、他の生き物の姿を借りれるなら、それでオレはいいや。あっちの世界に行けるなら、この学校の授業もがんばろうって思えるよ。」
「ある意味、魔法を覚えるのと一緒だから。賢いだけではダメらしい。センスがないと。それから姿を借りやすい、自分と相性の合うものを見つけるまでがたいへんなんだ。まぁ、がんばりなさい。警察学校に入ったと思って。」
そう言って微笑むとじいちゃんはどこかに消えてしまった。

 念願のじいちゃんに会えたし、良いことを教えてもらったな。オレもあっちの世界にまた行けるかもしれない。授業をがんばろうと思った。

画像5


  しばらくすると今度は秋音のお父さんがオレに会いたいと言ってきた。もちろんオレも会ってみたかったから、快く応じた。
「颯太くん、いつも秋音と仲良くしてくれてありがとう。たまにキミたちのことを見ていたんだよ。」
「そうだったんですか、見られていたんですね。なんだか少し恥ずかしいです。」
「この学校の授業でね、あっちの世界を見られる授業もあるから、しっかり勉強するといいよ。」
「そうなんですか、勉強がんばります!」
生きている人たちの世界に行くよりも見るだけの方が簡単だろうと思った。
「それにしても秋音のいたずらで颯太くんのことも困らせてゴメンね。」
「秋音のいたずら?」
「あっ、てっきり颯太くんは勘づいていると思っていたから話してしまったよ。ほら、春音くんと秋音が小学五年生の夏休み明け入れ替わっていたこと。」
やっぱりそうだったんだ。芥川先生と一緒に推理した通りだったんだ。
「あの二人、本当によく顔が似ているから、見事に騙されました。春音くんの友達が怪しんで、もしかしたら入れ替わっているんじゃないかなんて考えていましたけど、本当だったんですね。」
「秋音、読書感想文から逃れたかったらしいんだ。呆れるよね。」
「いえ、でも、秋音が春音くんと入れ替わってくれたおかげで、芥川先生…陽多くんとも出会えましたし、四人で小学六年生の夏休みの思い出を作ることができたのは、その秋音のいたずらのおかげなんです。だからオレは感謝しています。秋音に。」
「そう言ってくれると父親として救われるよ。秋音は本当に良い友達に恵まれて、ありがたいよ。私が早く死んでしまったから、秋音にはつらい思いもさせたと思うんだ。ギターにこだわっているのだって、きっと私のためで…。」
「秋音は心底音楽が好きなんですよ。お父さんのためっていうより、自分のためだと思います。秋音はきっとプロのミュージシャンになりますよ。」
「ありがとう、颯太くんはやさしいね。キミにお礼を伝えたくて会いに来たんだけど、なんだか励まされたよ。キミならいつか人間に生まれ変わることができるんじゃないかな。」
秋音のお父さんはそう言って微笑むと消えてしまった。

画像6

 オレ、人間に生まれ変わるセンスあるのかな。じいちゃんは司法試験並みに難しくて、賢さだけじゃなくてセンスも必要だって言ってたけど…。

 真面目に授業を受けていたおかげで、あっちの世界を見ることができるようになった。常に見られるわけじゃないけど、時々見ることができるようになった。どうやら誰かに思い出してもらえると見られる仕組みらしい。

画像8

 夏祭りのステージ上で秋音がライブをしていた。冬香と颯音と陽音が見えた。近くにパーカーのフードを被った芥川先生もみつけた。なかなか距離を縮められずにいる様子だった。なんだかまどろっこしいな。じれったいと思って見ていた瞬間、オレはあっちの世界に降り立っていた。姿はない。何の姿を借りたんだろう?まだ授業でも一度も成功したことがなかったのに。オレは形のない風になっていた。なんだ、風か。姿がない分、好都合だ。みんなの距離をオレの力で縮めよう。再会させよう。そう思い付いたオレは陽音の麦わら帽子を芥川先生の方へ飛ばした。その後はオレの作戦通りで、みんな再会を果たした。なんだ、オレ、死んでしまっても、みんなの役に立てるじゃないか。素直にうれしいなと思った。

画像8

 そんなことをしているうちに、今度は春音くんのお母さんがオレに会いたいという。オレも会ってみたかったから、快く応じた。
「颯太くん、あの時、春音が迷惑を掛けてごめんなさいね。」
どうやら秋音と入れ替わっていた時期のことを言っているらしい。
「別に迷惑だったなんて思ってませんよ。オレは秋音だと思い込んでしまたけれど、春音くんと数ヶ月間だけクラスメイトとして過ごせて、楽しかったです。秋音のお父さんにも言ったんですが、春音くんと秋音くんが入れ替わってくれたおかげで、みんな出会えたんです。春音くんには読書感想文の本も選んでもらったことがあるし、いろいろ助けられました。」
「そう言ってもらえると、救われます。颯太くんはやさしい人ね。本当にありがとう。あなたはいつかきっと人間に生まれ変われるわ。」
春音くんのお母さんにも秋音のお父さんと同じようなことを言われて、褒められて悪い気はしなかった。

画像9

 それからまたしばらくして今度は春音くんのおじいちゃんがやって来た。
「颯太くん、ひさしぶりだね。」
「ご無沙汰しています。春音くんのおじいちゃん。小学六年生の夏休み、楽しかったです。今でも忘れられません。本当にあの時はお世話になりました。」
「わしの方こそ、楽しかったよ。いつもひとり暮らしだから、寂しかったんだ。孫が四人もできたみたいで、賑やかでとても幸せだったよ。その前に三人の子どもたちと別れていたから、あの頃は特に寂しかったんだ。」
三人の子どもたちって誰のことだろう?と不思議に思ったけれど、深入りはしなかった。
「ところで、春音の母親に会った時、聞いてしまったんだが、小学五年生の時、秋音くんと春音が入れ替わっていた時期があったって話、知ってるかい?」
「その話ならオレも最近知りました。本当みたいです。入れ替わっていたのは。」
「もし入れ替わっていたのが本当なら、秋音くんに感謝したかったんだ。わしは秋音くんだと思い込んで、孫の春音にずっと言わなきゃいけなかった大切なことを言えたから。」
なんだか事情はよく分からないけれど、春音くんのおじいちゃんは幸せそうだった。
「颯太くんや秋音くんが近所にいてくれたおかげで、孫の春音が近くにいてくれるような気もしていたし、あの頃は本当に楽しかったよ。ありがとう。」
そして春音くんのおじいちゃんも消えてしまった。

画像12

 オレはいつの間にかロングライフスクールで皆勤賞をもらえるほど、毎日真面目に通い続け、勉学に励んでいた。あっちの世界を頻繁に覗けるようになったし、風になってあっちの世界に行くのは手慣れたものだった。別に食べなくても眠らなくても、健康を損ねることもない。歳もとらない。若いままの自分の姿で死後の世界で生きることができていた。時々死んでしまった知人たちとも再会していたし、充実したあの世ライフを過ごせていたと思う。

画像11

 でもあっちの世界を覗けば覗くほど、オレは関わることのできない時間が増えていて、やっぱり寂しいと思った。子どもたちはどんどん成長しているし。できれば死なずにあつらの側に居たかったと思った。風となって寄り添うだけでなく、やっぱり人間の姿で父親として側に居られたらいいのにと願うようになった。でもオレはまだ人間に生まれ変わる方法を授業で習っていない。習ったとしても、人間に生まれ変わることはもう二度とできないかもしれない。

 だからオレは思った。やっぱり人間として生きるって最高だと。生きているってなんて幸せなことなんだろうと死んでみてはっきり分かったよ。
 秋音はなかなかプロのミュージャンになれなくてもがいていたし、芥川先生もひきこもりから抜け出せなくてたいへんそうな時期もあったけれど、でも、やっぱり悩みながらも、問題を抱えていても、生きてさえいれば生きている人たち同士で、幸せな時間を共有することもできる。

 三人が再会して、一年後の夏、四人では行くことのできなかった、約束していた春音くんのおじいさんの家でまた夏休みを過ごすことができたみたいだし、オレは風として近くで見守ることしかできなくて、もどかしかったよ。気付いてほしかったよ。みんなと一緒にしゃべりたかったよ。冬香と心夏さんの手料理も食べたかった。子どもたちと恐竜の秘密基地で遊びたかったし、花火をしたかった。死んでしまうと見守ることくらいしかできないんだ。

 誰も知らないだろうけど、冬香と心夏さんが大人のライトスクールで同じクラスになったこともあるんだよ。当の本人たちも気付いていない。「育児をがんばるママのための教室」っていうクラスに在籍していたことがあって、二人はリアルで知り合う前から出会っていたんだ。オレと芥川先生がそうだったように。生きていると、そうやってたくさんの人たちと知らず知らずのうちに出会えるんだ。一緒に未来を築くことができるんだよ。それって本当にすばらしいことだよ。

 あの世でも死んだ人たち同士で関わることはできるけれど、生きている人たちと違って、それほど楽しいことはないし、未来も期待できない。やっぱりなんだか寂しい世界だよ、ここは。

画像12

 そっちの世界では大人のライトスクールが人気みたいだけど、クラスの種類がどんどん増えているよね。ひきこもりのためのとか、ママためのとか、ビジネスマンのためのとか、それからシニア世代のためのとか…。みんな孤独なんだけど、そうやって孤独な者同士出会える場があるっていいね。どうやらあの世にはライトスクールはないみたいなんだ。インターネットがないから。

 芥川先生みたいにライトスクールで立ち直って、リアルに復帰できる人もいるし、なんだか権利教育と義務教育の境界が曖昧になってきているようにも見えるよ。でもそれって良いことだよね。そもそも義務教育をサポートするための権利教育だったし、ネットの権利教育によってリアルの義務教育に復帰できるような子どもたちが増えたら素敵なことだよね。ジャンルが多岐に渡るライトスクールのおかげで、誰でも生涯学べるようになったし、本当に素晴らしい時代になったなと思うよ。

 あの世にもせめてインターネットがあればなぁ。こっそりライトスクールに登録して、また刑事としてみんなの悩み事を解決できるのに。生きているみんなと話せるのに。

 退屈だからついつい長話してしまったけれど、つまり言いたいことは生きていられる世界って素晴らしいよってこと。おなかが減って、食べることができて、眠たくなって眠ることができて、悲しいこと、つらいこと、うれしいこと、楽しいこといろんな出来事が起きて、体が成長したり、衰えたり、変化が目まぐるしい時間の中で、生きていられるって幸せなことなんだと思う。

 時にはつらい別れも避けられないけれど、楽しい約束だってできる。三人がまた来年の夏休みここで過ごそうと約束できたように。生きていればたくさん共通の思い出を増やせるんだよ。もしもオレも生まれ変われたら、また友達になってほしい。オレのこと見つけてほしい。きっと四人はまた出会える運命だと信じている。時間はかかるかもしれないけれど、いつになるか分からないけれど、きっと四人でまたあの夏の続きを楽しもう。見失ったタイムカプセルの在り処ならオレが知っているから。それまでどうかみんな元気で、幸せでいて…。

画像13

 追伸、今、決めたこと。生まれ変わる方法を勉強しつつ、いつかオレはあの世と生きている人たちの世界をつなぐ学校を作るよ。ライトスクールみたいに、死んでしまった人と生きている人が交流できる学校を作れたらいいな。そしたら死んでしまった人たちも生きている感覚を味わえると思うし、生きがいみたいなものを感じられると思うんだ。(死んでいるので「死にがい」かもしれないけれど。)とにかく死んでしまった人たちは死後の世界で退屈で寂しい思いを抱えながら生きているから、少しでも幸せになりたいんだ。本当に生きていた頃のように。オレ、あの世では刑事じゃなくて、校長先生目指すよ。もしもいつか開校できたら、その時はよろしくね。三人が一番に生徒として登録してくれたらうれしいな…。

画像14

★「図書室のない学校」シリーズ物語一覧★

☆第1章~小学生編~☆

 <1>『「図書室のない学校」~夏休みの宿題交換大作戦~』

 <2>『「図書室のある学校」~春音と秋音の入れ替わり大作戦~』

 <3>『「夏休みの約束」~「ライトスクール」で友達の秘密を探ろう大作戦』

 <4>『「約束の夏休み」~ミッション変更、四人そろって仲良くなろう大作戦~』

☆第2章~大人編~☆

 <5>『「夢の行方」~なりたかった大人になれなかったオレたちの夏の約束~』(秋音・前編)

 <5>『「夢の行方」~なりたかった大人になれなかったオレたちの夏の約束~』(秋音・後編)

 <6>『「夏休みからの卒業」~途切れた夢の続きを取り戻すボクらの新しい夏の始まり』(陽多)

 <7>『「約束の夏」~あの頃思い描いていたボクたちの今、そしてこれから~』(春音)

 <7に登場した童話>ポプラの木

 ☆第3章~子ども編~☆

 <9>『「秘密の夏休み」~タイムカプセルみつけて冒険の旅をさあ始めよう~』

 <10>『「秘密の友達」~二人だけのファッションチェンジスクール~』(陽音)

 <11>『「秘密の本音」~颯音から陽音へ送る手紙~』(颯音)

 <12>『「図書室フェスティバル」~遥かな時を越えて新しい図書室で夢を描くよ~』(晴風)

#こんな学校あったらいいな #物語 #童話 #小説 #あの世 #死後の世界 #生涯学習 #生涯教育 #生まれ変わり #風  

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?