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#時間

アリストテレスーニュートンーアインシュタイン 3

20世紀になると、時空概念に第二の革命が起きます。アルベルト・アインシュタインが、空間と時間は絶対不変というニュートンの考え方をくつがえしました。
アインシュタインは1905年、観測者の速度によって空間や時間は伸び縮みするという特殊相対性理論を発表します。さらに1916年には、物質の間に働く重力が空間や時間の伸び縮みによって伝わることを示す、一班相対性理論を発表しました。空間や時間は、物理現象の単

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日常と非日常

ケとハレ。ケは日常の時間を言います。ハレは非日常を言いますが、わかりやすいのは「祭り」の時間です。祭りの時と言うと、いつもと違い、なにかそわそわわくわくしますよね。あれが象徴だと思います。非日常ですね。
嫌な例ですが、戦争の時も、日常と違った、巨大なまがいごと、悪いことが進行しているという意味で、非日常、ハレの時間になると思います。
一方でケは日常の日々で、大きないいこともないが、大きな悪いことも

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正と負の対称性

質量、時間について、負の質量、および負の時間が見つかっていない。このことを考えると、私たちの世界(宇宙)、或いはその中の物質は、正と負について対称的ではないと言えるのではないか。

大栗博司「超弦理論入門」の骨子

第一章、第二章:量子力学と素粒子論の基礎的な知識
第三章:素粒子やその間に働く力を、超弦理論ではどう考えるか。
    また、弦理論と超弦理論との違いと、どうやってそう理論が発展したか。
第四章:超弦理論では「空間の次元が決まる」理由を明らかにする。
第五章:重力や電磁気力など、自然界のすべての力に共通する原理「ゲージ原理」
    について説明。標準模型も超弦理論も、基本にはゲージ原理がある。

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